不動産投資のきっかけは「マイナス金利」新規参入者の5人に1人が回答!

04firstlogic収益物件数No.1の国内最大の不動産投資サイト「楽侍」を運営するファーストロジックは、同サイトを利用したことがある不動産投資家を対象に『2016年度 不動産投資に関する意識調査』を実施した。

楽侍には現在7万人以上が会員登録をしており、昨年は新規の会員登録者数が増加。2016年6月は1ヶ月で1,670名が新規会員登録をしている。今回は、最近不動産投資を始めた人にどのような傾向があるのかを調べるために調査を実施。収益物件を探し始めて1年未満の「投資歴1年未満」と、1年以上の「投資歴1年以上」の2つのグループに分けて分析している。

「不動産投資を始めるきっかけになった出来事はありますか?」という質問には、投資歴1年未満グループの約5人に1人となる18.5%が、日銀のマイナス金利が不動産投資を始めるきっかけになったと回答。そのほか、アベノミクスによる景気回復や、東京五輪開催の決定と景気へのプラス要素を考えて始めた人が一定数おり、東日本大震災やリーマン・ショックなどのマイナス要因をきっかけに不動産投資を始めた人はごくわずかであることが分かった。

「不動産投資を始めた1番の目的は何ですか?」という質問では、投資歴に関係なく最も多くの人が選択したのは「資産拡大のため」だった。投資歴1年未満の回答では、「年金代わりの収入を確保したい」人が多いのに対し、投資歴1年以上は「自由な時間を確保したい」人が多いことが分かった。

「現在、購入を検討している物件種別を教えてください」という質問では、以前から個人投資家が購入する物件として主流だった1棟アパート、1棟マンション、区分マンションが人気だった。また、投資歴1年以上の人は1棟ビルや区分店舗、駐車場など難易度の高い物件に興味を持っていることが分かった。

■調査概要
□期間 :2016年7月22日~2016年7月26日
□対象 :上記期間中、同サイトを利用していた不動産投資家
□回答 :1,102名
□調査方法:インターネットでアンケートを実施

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(最終更新日:2019.10.05)

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