老後生活と不動産投資の調査を実施。8割が老後の生活費は月20万円以上必要と回答

東京でマンション経営を検討している人向けの総合情報サイト「マンション経営.東京」の運営や、不動産投資コンサルティング事業を行う和不動産は、老後のお金と不動産投資についてのアンケート調査を実施した。

老後の生活費についての調査では、「老後の生活費は月額20万円以上必要」と考える人が8割以上、老後の生活に対するお金の不安を感じる人も約8割となることが分かった。また、老後のための私的年金準備についての調査では、8割以上の人が預貯金や年金、生命保険、有価証券などを老後の私的年金準備としてあげたが、5人に1人は「私的準備は考えていない」と回答。不動産投資を老後の資金準備として考えているのは3.5%と多くはないが、4人に1人が不動産投資に興味を持っていることが分かった。

不動産投資の魅力については、「銀行に預けるよりもリターンが期待できる」「自己資金が少額である」「節税になる」「老後の年収として年金の代わりになる」といった声が多く、不安な点としては「空室」「家賃下落」「資産価値・売却価格の下落」「老朽化」などがあげられた。また、「不動産投資を始めるならどちらですか?」という質問では、「収益は少ないが失敗しないことを第一にした不動産投資」が81%、「リスクは高いが収益性を第一にした不動産投資」が19%と、リスクの低い堅実な不動産投資を選ぶ人が圧倒的に多かった。さらに不動産投資用物件の購入を検討するポイントは「価格」「エリア・立地」「利回り」「入居状況」を重視、ワンルームやコンパクトタイプが人気となった。

今回の調査によると、老後のお金の不安や資金準備に対する意識が明らかになるとともに、私的年金準備の選択肢として「失敗しない不動産投資」に興味を持つ人が多いことが分かった。

「マンション経営.東京」サイト【http://mansionkeiei.tokyo

■アンケート調査概要
□調査テーマ:「老後生活と不動産投資に関する意識調査」
□調査対象: 10~80代の男女 1,588人
□調査方法: インターネット調査
□調査期間: 2016年5月10日

(最終更新日:2019.10.05)
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。

この記事が気に入ったらシェア