築30年の家が1000万円も高く売れた!?その秘密は?【PR】

こんにちは、ARUHIマガジン地域レポーターで北区在住の櫻井朝子です。

生まれも育ちも北区、という夫と一緒に暮らして早1年半。まだまだ新参者の私が見つけた、北区王子の街のすてきなスポットを紹介します。今回レポートするのは、JR「王子」駅から徒歩5分のところにある老舗のパン屋「明治堂」です。

130年の歴史が織りなす、味わい深いパン作りの秘密

明治堂の歴史はとても古く、創業は1889年。130年以上経った今でも、同じ場所でパンを作り続けています。

5代目・中山公人さん

明治堂は1階がパンの販売スペースがあり、27年前には2階をイートインができるカフェスペースに改装したそう。1階の店内は中央に大きなパンの棚をぐるりと囲むようにして、壁伝いにもさまざまなパンが並んでいます。取材当日もピーク時間を過ぎた15時頃だというのに、お客さんが途切れることはありません。

総菜パンから菓子パンまで。常時200種類のパンが並ぶ店内

そんな明治堂のパンのこだわりポイントは二つ。

一つは、北海道十勝産の国産小麦をメインに使用しているということ。国産の小麦はグルテンの含有量が少なく、ふくらみが悪いということもあり、パン作りでは敬遠されがちだといいます。その国産小麦を使用しながらも食感の良いパンを作るためには、経験と技術が必要とのこと。まさに老舗だから使いこなせる原料なのです。

もう一つは、常時200種類以上のパンを製造し、販売しているということ。「パンを選ぶ楽しみを味わってほしい」という、明治堂の想いを体現しています。

一番の人気商品はクロワッサンと「極(きわみ)食パン」。クロワッサンはフランス産の発酵バターを100%使用。「極食パン」は、十勝産の小麦とフランス産の発酵バターを100%使用していて、もちもちとした食感が人気の秘密。ほかにも季節ごとに商品を入れ替えるそう。

カレーパンも人気商品のひとつ。売り切れることがないよう、「揚げては補充し」を繰り返します

今期の新作として、チョコレートをふんだんに使用した食パン「ドゥーブル・ショコラ」なども登場。常にお客さんを飽きさせない工夫がなされています。

冬の定番「ドゥーブル・ショコラ」。外はカリっと、中はふわふわとした食感が人気

2階はカフェスペース。憩いの時間を提供

2階のイートインスペースは、朝9時からモーニングセットを食べることができます。トースト・バターロール・クロワッサンのパンに、コーヒーや紅茶などのドリンクがついて、なんと560円。しかもトーストとバターロールはおかわり自由だというから驚きです!

年季の入ったテーブルにお店の歴史を感じます

さらに11:30~15:00はランチ営業も。中でも人気のメニューは「きまぐれサンドイッチセット」。4種類のサンドイッチと、サラダ・ドリンクがついて1,070円。サンドイッチの中身は毎日Instagramなどに公開しています。
ランチセットといえども、毎日手の込んだサンドイッチが食べられるとあって、昼時には連日満席になってしまうほど。近所の人や近隣の会社勤めの人がゆっくりと時間を過ごす、地域の憩いの場になっています。

1階と2階は吹き抜けになっているため、2階の席に座っているとパンの香りがふわっとただよい、階下からは「いらっしゃいませ」、「ありがとうございます」などの声が聞こえてきてとても温かい気持ちになれます。心地よい音楽とともにこの場所で過ごす時間は、きっと格別でしょう。

2階から見た店内

新しいシステムを投入して叶った、より良い店づくり

中山さんは元々IT関連の企業に勤めていて、明治堂で働きはじめたのは1年半ほど前からだといいます。一度ほかの企業を見てきたからこそ、その知見を活かして店舗の改善策も行ってきました。

その一つが、1台しかなかった古いレジをクラウド型のレジに新調し、台数も2台に増設したこと。その効果もあり、多いときにはレジを起点に店内を一周してしまうほどあった行列を緩和できるようになりました。

レジの様子

また、クラウド型のレジにしたことで、日々のパンの売れ行きを数字ですぐに把握できるようになったそう。そのため、廃棄ができるだけ出ないように、1日に作れるパンの量を調整したり、売れ行きの思わしくない商品を入れ替えて新商品に差し替えたりするなど、効率化が進んだといいます。「ゆっくり店内をまわって、お客さまが気持ちよくパンを選べるようになりました」と中山さんは笑います。

一方、数字が見られるようになったことによって、一人のお客さんが長年買い続けてくださっていた商品を取りやめることもあったそう。その際は、丁寧にお客さんに理由を説明し、別のパンを勧めることもあるのだといいます。

レジごとに並ぶ列がわかりやすくなるよう、床に白いテープを貼る中山さん

どうしてそこまでできるのでしょうか。明治堂では、パートのスタッフを含め従業員の皆さんがお客さん一人ひとりの顔を覚えているからこそだと中山さんは言います。まさにアナログとデジタルを融合して、よりお客さんのことを考えた経営ができるようになってきたといえるでしょう。

スタッフ全員が、店づくりの主役

そして何よりも明治堂の魅力は、スタッフの笑顔あふれる接客だと感じます。常連さんがレジに立つと「この前買ったあのパン、どうでした?」と声をかけていました。大型のパンのカットをしたいけれどどうしたらよいか迷っている人には積極的に声をかけ、お目当ての商品がない人には、焼き上がりの時間を丁寧に伝えます。

笑顔あふれる接客

「スタッフがみんな仲良しで、ファミリーのよう。とても仲がいいんです。中には僕が幼いころから働き続けてくださっている方もいて。本当に頭が上がらないんですよね。私たちが目指したいお店作りは、こうしたスタッフのおかげでできているんです」(中山さん)

常連さんの中には、親子三代で通い続けてくださっている人も。中山さんの祖父や曽祖父のころのエピソードは、お客さんから教えていただくことも多いといいます。

「明治堂にできることは、親しみのあるサービスです。それだけは、これからも大切にしていきたいことですね」そう微笑む中山さん。今日も朝5時から出社して、地域の人たちを思い続けてパンを焼いているのでしょう。明治堂というパン屋さんを通して、王子という街の下町気質なところや人情深さ。そんなところが垣間見えたような気がしました。

明治堂(MEIJIDO)
住所:東京都北区王子1丁目14-8
TEL:03-3913-4662
アクセス:JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子」駅徒歩5分
Instagram:@_meijido_1889 

※記事に掲載した内容は取材日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はホームページなどで最新情報の確認をお願いします

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