【平塚】120年続くお肉屋さんが生み出す、唯一無二の焼豚「虎屋本店」

こんにちは! 平塚市のお隣、茅ヶ崎市在住の小野寺です。平塚を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいスポットを紹介します。

今回は平塚駅より徒歩20分、120年以上続く「虎屋本店」です。

魚市場の近くに位置しているため、素材や鮮度にうるさいお客さんも多いなかで代々続いてきたお店です。ここでしか味わえない焼豚を知れば、きっとすぐに行きたくなりますよ。

代々受け継がれてきた焼豚とメンチカツ

まずは冒頭写真を見てください。こちらは特別な釜を使って炭火でじっくり3時間焼かれた「虎屋本店の焼豚(100gあたり320円+税)」です。もうこの写真だけで、説明するまでもなくとてもおいしいことが想像できると思います。

焼豚の断面

虎屋本店の焼豚は、ラーメンに乗るチャーシューのような「煮豚」ではなく、しっかり香ばしさと肉感を得られる「焼豚」です。代々継ぎ足されてきた秘伝のタレを使っているので、ここでしか味わうことができません。

こちらの焼豚は11時半頃からお店で出され、夕方には売り切れている場合もあるので注意してください。冷めていてもおいしいですが、もし温める場合はタレと一緒にジッパー付き保存袋に入れて湯煎をすると良いですよ。

メンチカツ(100円+税)

虎屋本店には焼豚と並ぶ看板商品としてメンチカツがあります。外はサクサク、中は肉と玉ねぎのおいしさがギュッと詰まっています。

こちらは化学調味料を使わず、素材の味を生かした「THE・お肉屋さんのメンチカツ」です。「平塚で100年以上も前から人気の商品」と聞けばそのおいしさが伝わるでしょうか。

メンチカツの断面

長年の信頼関係があるから続けられる

虎屋本店の五代目、深井壮夫さん

平塚で120年以上続く虎屋本店の5代目を務めるのが、深井壮夫さんです。

幼い頃からお店に顔を出していた深井さん。学生時代は飲食店のアルバイトに打ち込んでいました。卒業後、生まれ育った街の虎屋本店で働くことを決めたそうです。

「親子3代・4代と来てくださるお客さまに、これからも良いものを出したいんです」

虎屋本店には昔からお付き合いのある仕入先があるため、とても新鮮なお肉を仕入れられるそうです。仕入先とお客さんと、どちらとも信頼関係があるからこそ、ここまで長く続くのでしょう。

虎屋本店の外観

虎屋本店は「SunSunマルシェ」という平塚の地域密着マルシェにも出店し、そこでは焼豚やカツサンドも出しています。肉屋さんにしかできない価格で、地域還元の気持ちで提供しているそうです。

そしてこの焼豚をどうしても食べたくなってしまった遠方の人に朗報です。なんと電話で注文をすれば、クール便で発送対応をしてくれます! 気になった人は、今すぐ電話してみてくださいね。

虎屋本店
住所:神奈川県平塚市札場町15-40
TEL:0463-21-1788
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜
店紹介ページ:http://scn-net.easymyweb.jp/member/toraya/
Facebook:肉の虎屋@toraya1129
Twitter:@toraya1129

※記事に掲載した内容は取材日時点(2020年1月)の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はホームページなどで最新情報の確認をお願いします

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