【平塚】地域に愛され続けるお弁当屋さん「昭和本店」

こんにちは! 平塚市のお隣、茅ヶ崎市在住の小野寺です。平塚を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいスポットを紹介します。

今回はお弁当専門店の「昭和本店」です。

昭和本店は平塚駅から歩いて6分、商店街の中にあります。大正時代にカフェとして創業し、次に食堂になり、現在はお持ち帰り専門のお弁当屋さんとなりました。

それでは、長年地域に愛され続ける昭和本店を紹介していきたいと思います。

種類豊富な手づくりお弁当

まず冒頭の写真にあるお弁当が、鮭の塩焼き弁当(税込650円)です。大きな鮭の横には天ぷら、玉子焼き、かまぼこ、レタスが添えられています。

さらにその隣のスペースには、日替わりの煮物が楽しめます。この日はひじきでしたが、ほかにも切り干し大根や、ゼンマイとこんにゃくの煮物など、10以上のパターンがあるそうです。毎日利用するお客さんも楽しめるよう、工夫を続けています。

ちなみにお弁当の種類は、ハンバーグや鶏のからあげ、とんかつ、マグロの照り焼きなど全9種類もあるので、豊富な種類から選ぶのも楽しみの一つ。ご飯も多いので、大人の男性でも満足できるボリューム感です。

大きなおにぎりが嬉しい「おにぎり弁当(税込500円)」

昭和本店で人気のお弁当には、「おにぎり弁当」もあります。同じくおにぎりも種類が豊富で、なんと10種類以上から選ぶことができます。

私の子どもは塩むすびが大好きなので、メニューにはなかった「塩むすびのおにぎり弁当はつくれますか?」と聞いたら快く用意してくださいました。こうやって会話をしながら買い物ができるってうれしい体験ですよね。

地域で愛され続けるお店

現在、昭和本店を支えているのは三代目のお母さんと、2人の娘さんです。40年前、まだお持ち帰りのお店がほとんどなかった頃にお弁当をはじめたのが、現在の三代目だったそうです。

昭和本店の三代目・白川里子さん(写真右)と、娘の田嶋昭子さん(写真左)

長年地域で信用を積んできた昭和本店は、学校や地域の運動会でも重宝されています。お店に訪れたことがない人も、その包装紙を見ると「子どもの頃よく食べたあのお弁当だ!」となるとか。

「ついさっきも、30年前にお使いでよく来てくれた子が、里帰りで寄ってくれて『わかる?もう40歳になったよ』ってお弁当を買いに来てくれたんですよ(笑)」と、白川さん。親子二代、三代で愛される昭和本店には、そんなエピソードがいくつもあるそうです。

昭和本店の外観。看板にはかつて和菓子も扱っていた名残があります

故郷にいつまでも変わらない景色があるのはうれしいものですが、まさにこの昭和本店はそんな存在と言えます。平塚で昔から愛されるお店に触れたければ、ぜひこの昭和本店で会話を楽しみながらお買い物をしてみてはいかがでしょうか。

昭和本店
住所:神奈川県平塚市明石町22-32
TEL:0463-21-0505
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜

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