こんにちは、お散歩大好きなARUHIマガジン地域レポーター「えみ」です。突然ですが、みなさんは最近自然に触れていますか?
JR中央線で新宿駅から西へ約30分、「武蔵小金井」駅から徒歩15分ほどの場所に、「滄浪泉園(そうろうせんえん)」と呼ばれる緑豊かな庭園があります。ここはもともと、明治・大正時代に三井銀行の役員や外交官・衆議院議員などを務めた波多野承五郎氏が持つ別荘の庭園だった場所です。今回はこの「滄浪泉園」を見どころを紹介します。

泉がこんこんと湧き出る「ハケ」

「滄浪泉園」は都市緑地保全法に基づき「緑地保全地区」に指定され、園内のすみずみまで大切に守り続けられている貴重な緑地。アカマツやスギ、モミジ、そして野鳥が好む実をつける低木などが植えられていて、鳥や虫などの小さな生き物にとっても住み心地のいい環境が整えられています。耳を澄ませると、野鳥の声が聞こえてきそうです。

湧き出る清らかな水は、「東京の名湧水57選」にも選ばれています

園内を歩いていると、水が湧き出ている場所を見つけました。これは、古代多摩川が南へ移っていく途中で削られてできた「段丘崖」の下部から、泉がこんこんと湧き出ている「ハケ」と呼ばれる地形です。小金井市には、こうした「ハケ」がいくつもあるそう。静かに流れ続ける水は、いつまでも見ていられそうでした。

庭園の中心には大きな泉があり、木々を美しく映し出しています

穏やかな表情で庭園を見守る「おだんご地蔵」

穏やかな表情で庭園にたたずんでいます

さらに進んでいくと、やさしい表情を浮かべたお地蔵さまが立っていました。このお地蔵さまは「おだんご地蔵」と呼ばれ、正徳三年にまつられたもの。長い歳月、この庭園を見守り続けてきたのですね。

「水琴窟」の美しい音色に癒されよう

庭園をぐるりと一周し、出口へ向かう途中に目に入ったのが「水琴窟(すいきんくつ)」。地中に伏せた水瓶に水滴が落ちることによって、ポチャン…という美しい音色が聞こえてくる仕掛けです。神秘的な音色を聞いていると、心が安らぎました。

園内にある小さな石から水まで、一つ一つが大切に保護されてきたからこそ成り立っている「滄浪泉園」。ちょっと疲れたときや、気分をリフレッシュしたいときは、豊かな自然に触れに行ってみてはいかがでしょうか。

滄浪泉園
住所:東京都小金井市貫井南町3-2-28
TEL:042-385-2644(滄浪泉園管理事務所)、042-387-9860(小金井市環境部環境政策課緑と公園係)
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:火曜、年末年始(12月28日~1月4日)
※火曜が祝日にあたる場合は翌日、火曜を含め祝日が連続する場合は祝日終了日の翌日(平日)
入園料:15歳以上100円、6歳以上15歳未満および60歳以上50円、心身障害者およびその付添人50円
URL:https://www.city.koganei.lg.jp/kurashi/479/oshirase/D040102020160415.html

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(最終更新日:2019.12.13)
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