初めてでも安心!住宅購入ガイド

「マイホームが欲しいと思ったはいいけれども、まずは何をしたらいいの?」
このページではそんな疑問に答えます。
物件を探して購入~入居するまでの基本的な流れと、
注意すべきポイントをチェックしましょう。

「マイホームが欲しいと思ったはいいけれども、まずは何をしたらいいの?」 このページではそんな疑問に答えます。 物件を探して購入~入居するまでの基本的な流れと、 注意すべきポイントをチェックしましょう。

STEP6
ホームインスペクションや管理状況調査を検討する

「ホームインスペクション」とは、設計や施工に詳しい専門家が住宅を調査し、欠陥がないか、補修すべき場所があるか、といったことを見極める住宅診断のこと。多少の費用が掛かりますが、客観的な立場で診断してもらうことで後悔のない住宅購入ができるでしょう。

「ホームインスペクション」とは、設計や施工に詳しい専門家が住宅を調査し、欠陥がないか、補修すべき場所があるか、といったことを見極める住宅診断のこと。多少の費用が掛かりますが、客観的な立場で診断してもらうことで後悔のない住宅購入ができるでしょう。

ホームインスペクションのタイミング

中古物件で気になる物件が見つかったら、すぐにでも住宅の状態を知りたいところ。しかし、法的な権利や義務が発生する前なので、売主が許可をしてくれなかったり、他の方に買われてしまったりする恐れがあります。購入申込をして契約をするまでの期間は、原則として他の方に買われる心配がありませんので、ここでホームインスペクションを検討しましょう。大きな問題が見つかった際に無条件で契約を白紙にできますし、修繕費用などを検討するにも最適のタイミングです。
また、新築物件の場合は「引渡し前」のタイミングも有効。竣工検査に立ち会って貰うのがスムーズでしょう。入居後にも調査をすることはできますが、責任の所在があいまいになり、不具合があっても売主に対応してもらえない場合があります。

ホームインスペクションを利用するメリット

住宅に問題がないか、利害関係のない専門家がチェックすることで欠陥住宅を購入するリスクを回避できます。安心して暮らし続けるためにはいつ、どのようなメンテナンスが必要なのか見通しを立てることもできます。問題点があった場合、売主側へ説明する際も根拠を持って伝えることができ、適切な対応を求めることができるでしょう。

ホームインスペクションの診断方法

一般的に、目視で屋根や外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断。ヒビ割れや欠損、水漏れなどがないか確認します。必要に応じ、ファイバースコープやサーモグラフィーといった検査機材を使用することもあります。STEP4でご紹介したように、ご自身でチェックできる項目もたくさんありますが、素人では判断が付きにくい箇所も多く、施工精度を計るオートレーザーなど機材を使った測定も行ってもらえることが多いので、不安がある方はプロに判断を委ねることをオススメします。

中古マンションの管理状況を調査する

中古マンションを購入する場合、共用部分・専有部分それぞれの劣化状況やマンションの性能・管理がきちんとされているかを総合的に判断する必要があります。管理状況を確認するために、「定期総会議案書」と「議事録」を見せて欲しいと売主さんにお願いしましょう。大規模修繕の履歴や修繕積立金がどれだけプールできているか分かりますし、ヒビなどの懸念事項があれば大抵、住民から議題が上がったことが記されています。3期分ほど取り寄せれば、ソフト・ハード面ともにマンションの課題が分かるでしょう。一棟全体の滞納状況を確認し、全体戸数が少ないのに大きなマイナスが出ている場合は要注意。修繕積立金を長期にわたって滞納している住人がいると考えられます。
ただし、3・6・9・12月末の決算に近いタイミングや、同じ物件を欲しい人が多数いる場合は対応してもらえないケースもありますので注意が必要です。

記事監修者プロフィール 株式会社さくら事務所
不動産コンサルタントの田中歩さん
各種コンサルティング業務を切り口に、不動産売買・活用・ファイナンスなどの業務に長年従事してきた不動産のプロフェッショナル。 「不動産コンサルティングマスター」「1級ファイナンシャルプランニング技師」「宅地建物取引士」などの資格を持ち、 日本ホームインスペクターズ協会の理事も務める。 2014年11月からさくら事務所の執行役員として、不動産コンサルティング事業の企画運営に参画している。