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勤務先の職員寮の取り壊しが決まったタイミングで、注文住宅を建てることに決めたKさん。半年掛けて見つけたという土地に対する想いから施工会社の選択、住宅ローンに対する考え方、風通しにこだわった家づくりまでお話を伺いました。

■プロフィール
名前・性別 Kさん 男性
年代(購入時) 30代後半
職業・業種 医療・医師
雇用形態・年収 正社員・1,500万円
家族構成 夫婦+子ども3人
勤務地・通勤時間 静岡県静岡市・自動車15分
社会人歴・転職回数 18年・9回
勤務先の社歴(ローン実行時) 3年
■購入物件情報
物件所在地 静岡県静岡市葵区
アクセス 静岡鉄道「音羽町」駅(JR「静岡」駅) 10分(「静岡」駅までバス15分
物件種別・間取り 新築注文住宅・4LDK
購入価格
頭金
土地3,000万円弱+建物3,000万円強
1,000万円強
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
現在月22万円(ボーナス払いなし)
20年
引越し前の所在地 静岡県静岡市葵区
購入前の家賃・間取り 4万円 3DK

「陸の孤島」だった職員寮での生活

静岡県静岡市葵区にある職員寮で暮らしていました。築30年以上で老朽化が進み、建て付けも悪い建物でしたので、隙間風が堪えましたね。虫に悩まされることも多かったです。夏は暑く冬は寒く快適とは言えませんでしたし、職員寮のまわりには何もないため、ちょっとした買い物も自動車に乗らなければできない状態。まさしく「陸の孤島」でしたね(苦笑)。3年ほど暮らしましたが、住み心地の悪さに耐えかねていたこと、職員寮の取り壊しが決まったこと、3人目の子どもが生まれて手狭になったことから、引っ越しを考えるようになりました。

2階の子ども部屋には2つの丸窓を設置。「外から見た時に、外観のアクセントになっています」。
2階の子ども部屋には2つの丸窓を設置。「外から見た時に、外観のアクセントになっています」。

半年ほど掛けた土地探し

私はマンションで生まれ育ち、戸建てに憧れがありました。建売住宅の間取りは3LDKが多く、子どもが3人いる我が家にとっては手狭に感じましたので、はじめから注文住宅ありきで計画しました。
まずは土地探しを開始。静岡市内でも利便性の高い土地を見つけるのに半年程度かかります。出張が多いため「静岡駅までアクセスしやすい立地」、夜間呼び出しが多いため「職場まで自動車30分以内」「幹線道路から離れた静かな立地」「日当たり良好」「50坪」「評判のいい学区」といった条件で探しました。インターネット検索のほか、不動産会社にも相談しましたし、気になるエリアを歩いて良さそうな土地を見つけたら直接連絡を入れたこともありました。30ヶ所は見学したと思います。

キッチンカウンターからリビングダイニングを見渡せる配置。キッチンとリビングの間には可動棚を造作し、読みかけの本などを置けるようにした。
キッチンカウンターからリビングダイニングを見渡せる配置。キッチンとリビングの間には可動棚を造作し、読みかけの本などを置けるようにした。

広大な土地のうち半分を購入

家づくりの予算は、保険の加入時以来長年お世話になっているファイナンシャルプランナーさんに、無理なく返済できる額を算出していただきました。土地は3,000万円程度で探していたのですが、予算オーバーで断念したこともありましたね。条件と価格面の双方で満足できる場所がなかなか見つからず、一旦は諦めかけました。
そんな時に見つけたのが、購入した土地です。条件を全て兼ね備えていましたが、100坪近い土地で当時はお屋敷が建っていました。そのうち50坪程度を売っていただけることになりましたので、契約を決めました。

無垢材の床は建築士のお薦めに従い、ラオス松を選択。「かなり硬い樹種で狂いが少なく、木目がくっきりと出やすいと聞いて選びました。蜜蝋ワックスを塗装して、コンディションを保っています」。
無垢材の床は建築士のお薦めに従い、ラオス松を選択。「かなり硬い樹種で狂いが少なく、木目がくっきりと出やすいと聞いて選びました。蜜蝋ワックスを塗装して、コンディションを保っています」。

書籍が縁で出会った建築設計事務所に依頼

家づくりの依頼先は、静岡県内の工務店や建築事務所を紹介する書籍から「風通しを重視した設計が得意」「自然素材の扱いに慣れている」といった条件に合致する4~5社を選び、見積もりをとりました。分厚い本にたくさんの会社が掲載されていましたが、最近は気密性の高さを売りにする住宅メーカーが多いので、希望を満たす会社は数えるほどしかありませんでしたね。
依頼を決めたのは、一級建築士の資格を持つ大工さんがいる建築設計事務所。要望をダイレクトに聞いてもらえそうだと感じてお願いしました。自然素材で人気がある会社も検討したのですが、見積額が高く、予算的に厳しかったので見送りました。

1階リビングの壁には珪藻土を塗装している。床の無垢材と相まって、自然素材に囲まれた空間だ。また、床の色と合わせて塗装したケヤキの一本柱を取り入れている。「一級建築士でもある建築設計事務所の社長さんが、『どこかいい家があったら使いたいと思っていた』と言って持ってきてくださった、特別な木です」。
1階リビングの壁には珪藻土を塗装している。床の無垢材と相まって、自然素材に囲まれた空間だ。また、床の色と合わせて塗装したケヤキの一本柱を取り入れている。「一級建築士でもある建築設計事務所の社長さんが、『どこかいい家があったら使いたいと思っていた』と言って持ってきてくださった、特別な木です」。

住宅ローン専門の金融機関を認識

当初、「住宅ローン=銀行で借りるもの」という固定概念があり、地方銀行や信用金庫に相談。同時に「金利の相場観を知りたい」と思い、インターネットで検索した時にアルヒ株式会社を知ったんです。住宅ローン専門の金融機関があること自体を、この時に初めて認識しました。比較サイトで評判が良く、金利も低かったので一気に興味をもちました。
ちょうどその頃、建築事務所で「現在は金利が低いから、住宅ローンの借り入れは固定金利がお薦め。中でも【フラット35】Sがお得」と教えていただきました。各金融機関で見積もりをとりましたが、建築事務所が契約しているコンサルティング会社の社長さんから「アルヒさんなら安心」とお薦めいただいたこともあり、アルヒさんにお願いしました。金利をできるだけ抑えるために、返済期間は20年に設定しました。
借り入れから4年半が経ち、だいぶ金利が下がりましたので、最近は借り換えを検討中です。100万円単位でお得なようでしたら実行したいですね。

吹き抜けに面しているのは、2階の子ども部屋とロフト。露出させた梁が空間のアクセントになっている。
吹き抜けに面しているのは、2階の子ども部屋とロフト。露出させた梁が空間のアクセントになっている。

ロフトのある2階建て、居心地のよい住まい

家づくりで何よりも重視したのが、風通しの良い構造。現地を見ていただき、風の通り道を考えてたくさんの窓を設けてもらいました。中でもリビングは開放的で居心地がいいです。日中はほとんどをここで過ごしますね。長女と私たちは、一緒にリビングにいることが多いです。2階には子ども部屋と私たちの寝室しかないので、寝るときにしか行きませんが、長男と次男のお気に入りは子ども部屋の上にあるロフト。いつも篭ってブロック遊びなどをしています。

子ども部屋の上部に作ったロフトに、富士山を眺めるための窓を設置。「空気が澄んでいる日には、山々の稜線がくっきりと見えるんです」。
子ども部屋の上部に作ったロフトに、富士山を眺めるための窓を設置。「空気が澄んでいる日には、山々の稜線がくっきりと見えるんです」。

庭のある暮らしを満喫

新居が完成して以来、家にいる時間が長くなりました。前の家では人が密集しすぎて、家にいる時間が長いと苦しくなってしまって。現在は、家でのんびりとしているだけで心地よい風がそよぎ、とても気持ちがいいんです。植栽や家庭菜園があるので、庭仕事に打ち込む時間も増えました。
今後は、植栽をもう少し増やしていきたいですね。自転車置き場のあたりに植え込みを作ったり、プランターを並べたりと、庭づくりを楽しみたいと思っています。

外観のこだわりは、大きめのバルコニーを設置したこと。「バーベキューができればと思っていましたが、そこまでの広さはないかもしれません」。植え込みの奥には、お子様たちが気軽に遊べるようにウッドデッキや家庭菜園を設けている。「トマトやナスなど、毎年いろいろな野菜を、子どもたちと作っています」。
外観のこだわりは、大きめのバルコニーを設置したこと。「バーベキューができればと思っていましたが、そこまでの広さはないかもしれません」。植え込みの奥には、お子様たちが気軽に遊べるようにウッドデッキや家庭菜園を設けている。「トマトやナスなど、毎年いろいろな野菜を、子どもたちと作っています」。
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