ご長男の誕生を前に、千葉県松戸市でマイホームを建てたいと考えたKさん。購入を決めたのは、区画整理事業に基づき、事業費捻出のために売り出された「保留地」で、建築条件付きの土地でした。通常の家づくりとどのような違いがあるのか、お話を伺いました。

■プロフィール
名前・性別 Kさん 男性
年代(購入時) 40代前半
職業・業種 営業企画・情報通信業
雇用形態・年収 正社員・850万円
家族構成 夫婦+子ども1人
勤務地・通勤時間 東京都新宿区・1時間10分
社会人歴・転職回数 25年・4回
勤務先の社歴(ローン実行時) 8年
■購入物件情報
物件所在地 千葉県松戸市東松戸
アクセス 北総鉄道北総線「東松戸」駅 6分
物件種別・間取り 新築注文戸建・4LDK
購入価格
頭金
土地2,100万円+建物1,600万円
900万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
月12万円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 千葉県松戸市東松戸
購入前の家賃・間取り 11万円 2LDK

目黒区から実家に近い松戸市へ引っ越し

結婚して少し経った頃、夫婦それぞれの実家に近い松戸市へ引越し。北総線「東松戸」駅から徒歩5分のマンションで2年ほど暮らしました。15年ほど目黒区で暮らしてからの転居でしたので「遠くに来たな」という印象でしたね(笑)。通勤時間が掛かるようになりましたが、みどり豊かでのどかな環境が気に入りました。住み心地としては良かったですね。妻も、実家が近いという安心感が大きかったようです。

寝室は落ち着いて眠れるように、「大きな窓にしない方がいい」とアドバイスを受けたKさん。「デザイナーさんが提案してくれた丸窓を採用しました。ダークブラウンの壁紙を張り、シックな空間にしてもらいました」。
寝室は落ち着いて眠れるように、「大きな窓にしない方がいい」とアドバイスを受けたKさん。「デザイナーさんが提案してくれた丸窓を採用しました。ダークブラウンの壁紙を張り、シックな空間にしてもらいました」。

マンション近くの建築条件付き土地を見学

長男の妊娠が分かった頃、「そろそろマイホームを考えないと」という思いが出てきました。場所は引き続き「東松戸」駅周辺に限定。勤務先までは少し距離がありますが、北総線とJR武蔵野線を利用でき、それぞれの実家に乗り換えなしで行ける環境を気に入っていましたので、周辺で探すことにしました。
その頃、東松戸が再開発中で、建築条件付の保留地が7区画ほど出ていることを知りました。うち1区画にモデルルームが作られていたため、軽い気持ちで見学へ。吹き抜けや飾り窓など、随所に遊び心を感じました。玄関横におしゃれなシューズインクロゼットがあるところも素敵だと感じ、全体的に印象が良かったのですが、当時は相場の見当が付かず、4,000万円台後半という価格が高く感じました。

モデルルームで見た吹き抜けに惹かれ、マイホームにも採用したというKさん。「開放感がありますし、家族の気配も感じられます。取り入れてよかったです」。
モデルルームで見た吹き抜けに惹かれ、マイホームにも採用したというKさん。「開放感がありますし、家族の気配も感じられます。取り入れてよかったです」。

より手頃な土地を発見し、購入を決意

そんな時に、保留地の別区画が2,500万円台から2,100万円まで値下げされていることが分かりました。こちらも建築条件付きでしたが、ハウスメーカーを調べてみたところ、リーズナブルな価格で施工してくれそうな様子。早速見積もりをお願いしたところ、建物に掛かる費用は1,300万円程度とのことでした。土地と建物を合わせても3,000万円台半ばで建てられそうなので、購入を決めました。
この保留地には10ほどの区画がありましたが、南西向きで50坪程度の土地を選択。実は、既に他の方が購入を決めていたのですが、住宅ローン審査が通らなかったそうで、私たちにチャンスが巡ってきました。

リビングの傍らには縁なし畳を敷設した和室を設けた。横スリットの3連窓や藍色のアクセントクロスを採用し、空間のアクセントにしている。
リビングの傍らには縁なし畳を敷設した和室を設けた。横スリットの3連窓や藍色のアクセントクロスを採用し、空間のアクセントにしている。

変動金利か、金利上昇の不安がない固定金利か

区画整理事業が完了するまで土地の登記ができない「保留地」を購入しましたので、住宅ローンの借り入れは難航することを予想していました。ハウスメーカーに相談したところ、地方銀行の変動金利なら組めるだろうとのこと。無事審査が通り、金利の相談にも応じると言っていただきましたが、金利上昇のリスクが気になり、将来的な安心感が大きい【フラット35】を利用できる金融機関も検討したいと思いました。

営業担当者の薦めで採用したという丸窓や、グレーとスモークブルーのツートンカラーが印象的な外観。「窓のサイズや形、配置は何度も話し合って決めました」。
営業担当者の薦めで採用したという丸窓や、グレーとスモークブルーのツートンカラーが印象的な外観。「窓のサイズや形、配置は何度も話し合って決めました」。

保留地でも融資の対象になることが多い【フラット35】

インターネットで【フラット35】を利用できる金融機関を検索すると、「保留地は対象外」という記載が多い中、アルヒ株式会社さんなら借りられそうな様子。相談をしてみたところ、問題なく借り入れできると分かり、お願いしました。蓋を開けてみれば、保留地で苦労することは全くなかったですね。
借り入れから6年が経った今年、【フラット35】Sの優遇金利よりも金利が下がっていましたので借り換えを実行。300~400万円ほど残債を減らすことができて良かったです。

自然光をたくさん取り込むため、たくさんの窓を配置。「小屋裏収納には小さな小窓を2つ並べ、リビング正面の窓は全開放サッシにしていることがこだわりです」。
自然光をたくさん取り込むため、たくさんの窓を配置。「小屋裏収納には小さな小窓を2つ並べ、リビング正面の窓は全開放サッシにしていることがこだわりです」。

家族がいつでも繋がっている間取り

新居の間取りは4LDK。1階に水廻りとLDK、2階は吹き抜けの両側に居室がある配置で、小屋裏収納も設けました。吹き抜けを挟む居室には小窓を設置することで、家族がどこにいても、上下階でお互いの気配を感じることができるよう配慮しました。
また、リビング階段を採用しましたので、家族が自然と顔を合わせ、コミュニケーションが深まります。たくさんの希望を聞いていただき、ハウスメーカーからもたくさんのアイディアをいただき、自分たちらしい住まいが完成しました。

当初はアイランドキッチンを希望していたというKさん。アイランドキッチンを採用するには、強度の点から吹き抜けと両立できず、断念したという。「リビングダイニングを見渡せるオープンキッチンにしましたので、アイランド型でこそありませんが、とても使いやすいです」。
当初はアイランドキッチンを希望していたというKさん。アイランドキッチンを採用するには、強度の点から吹き抜けと両立できず、断念したという。「リビングダイニングを見渡せるオープンキッチンにしましたので、アイランド型でこそありませんが、とても使いやすいです」。

子育てやウッドデッキでの食事を楽しむ日々

私たちはあまりゲストを頻繁に呼ぶタイプではないのですが(笑)、引っ越し前と比べて家へ招いて遊んだり、お酒を飲んだりする機会が増えました。
正直、小さな後悔はいくつもあります。吹き抜けにシーリングファンを設置した方が良かったとか、階段下の収納スペースをもっと大きくすれば良かったとか……。思うところはありますが、概ね満足しています。家事も子育てもしやすくなりましたし、ウッドデッキで寛ぐ時間も楽しく、毎日が楽しいです。

全開放窓の外にはウッドデッキを敷設。「天気のいい日は開け放って過ごしたり、バーベキューをしたり楽しんでいます」。
全開放窓の外にはウッドデッキを敷設。「天気のいい日は開け放って過ごしたり、バーベキューをしたり楽しんでいます」。

 

●関連記事

●カンタンな質問でおススメ物件診断

おすすめ記事