女子のリアル貯金額を調査! 20~40代の未婚女性の「貯金額」と「貯金法」は?

月々の収入をどのように使うのかは人それぞれですが、オシャレや趣味のためだけでなく、住宅資金や老後資金など、将来に備えて貯金することも大切ではないでしょうか。また、結婚を考える女性はそのための資金を貯めることも必要かもしれません。実際、未婚女性はどれくらいの蓄えを持っているのか、気になりますよね。そこで、20~40代の未婚女性を対象にアンケートを取ってみました。

【質問】
20~40歳の未婚女性100人に聞いた! あなたの貯金額を教えてください。

【回答数】
100万円以下:61
101万円~200万円:10
201万円~300万円:10
301万円~400万円:4
401万円以上:15
201万円以上:10

貯金額「100万円以下」が最も多い! コツコツ貯めることがポイント

アンケートの結果「100万以下」と答えた人が最も多いことがわかりました。貯金法の回答をご紹介します。

【おつり貯金】

・毎日の買い物で出たおつりの小銭をペットボトルに入れる方法です。(40代/女性/専業主婦)

・10円玉貯金と、買い物したおつりを貯金箱に入れるようにした。(20代/女性/会社員)

・小銭貯金(硬貨関係なく)をしている。また、買い物メモを作って考えて買い物するようにしている。(20代/女性/契約派遣社員)

・百円均一で購入した500円玉貯金箱に、お釣りで500円が出るたびにちまちま入れて貯めています。(30代/女性/パートアルバイト)

【お年玉を貯金】

・小さい頃からのお年玉は必ず毎年最低でも5,000円は貯金していました。その他はバイト代を貯めたものです。(20代/女性/学生)

・お年玉は昔から貯金している。あとはアルバイトでためたお金。大学が忙しいのでアルバイトできる時間が限られているが、旅行にも行きたいのでなかなか貯まらない。(20代/女性/学生)

・小さい頃に貰ったお年玉やお小遣いをこつこつと貯めていました。仕事の給金は月1万以上余るように使って貯めました。(20代/女性/パートアルバイト)

【生活費の残りを貯金】

・毎月の生活費が余った分だけコツコツ貯めています。 (30代/女性/会社員)

・給料の中から少しずつ生活費以外の部分を、毎月残していきました。こつこつと貯めました。(30代/女性/パートアルバイト)

【積立貯金】

・お給料の中から、月々少しながら定期預金への積み立てをしていました。(30代/女性/パートアルバイト)

・ボーナスもない会社で勤務しているので毎月の給与から、月々貯金をしています。(30代/女性/会社員)

・現在ある貯金は毎月コツコツと働いて、少しずつ貯めてきました。(40代/女性/パートアルバイト)

【先取り貯金】

・1ヶ月の予算をあらかじめ決めておき、貯金分を先取りしておく。週の終わりにお財布に入っている小銭を貯金箱に貯めていく方法で貯めました。(40代/女性/会社員)

・予め給料から天引きされる財形と毎月5,000円の自動積立を活用して。あとは不定期で貯金箱貯金も。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・給料日に少しずつ差し引いて貯金しました。貯金専用の通帳を作るようになって貯まるようになりました。(30代/女性/会社員)

【副業】

・仕事終わりにライターの副業をして原稿料全てを貯金に回した。(20代/女性/会社員)

・ポイントサイトやアンケートサイト等、インターネット上でかんたんに稼げるサイトを利用して貯めました。(30代/女性/パートアルバイト)

・アルバイトの掛け持ち、ネットビジネス、在宅ワーク、アンケートモニターなどの副業。(20代/女性/学生)

【臨時収入を貯金】

・現在貯金30万円くらいです。引っ越しの時に親にまとまったお金をいただいて、その貯金です。(30代/女性/自由業・フリーランス)

・帰省した際に親からもらう臨時収入を貯金しているのみです。(20代/女性/無職)

・まとまった臨時収入がある際は100%貯蓄にまわしている。 (30代/女性/自由業・フリーランス)

こちらの回答者には、学生を含め比較的若い世代が多いようです。「おつり」で出た小銭を貯める方や、子どもの頃からの「お年玉」のほか、アルバイト収入を貯金する傾向もうかがえました。アンケートモニターの収入を貯めていくと大きくなりますよね。

ボーナスが期待できない人からは、月々の収入のみでやりくりする必要性が見て取れます。また、収入から貯金分を先取りしたり、副業で稼ぐ方法もあるようですね。このように、日頃からの積み重ねが貯金につながる様子がわかる結果となりました。なお、臨時収入(親からの援助など)に手を付けないこともお金を貯めるポイントではないでしょうか。

貯金額「401万円以上」には、ボーナス・FX・保険金・相続という声も

アンケートの結果、「100万以下」に次いで「401万円以上」の順となりました。高額貯金が出来ている方の貯金法はどのようなものなのでしょうか。

【401万円以上】

・結婚を諦めた時期からボーナスをほとんど使わずに貯金していた。(30代/女性/パートアルバイト)

・生活品を節約して無駄な出費を抑えました。積み立てなどのものは行っていません。(40代/女性/会社員)

・毎月給料の中から5万円を貯金してこうなりました。給料から先取り貯金をするとためやすいです。(30代/女性/公務員)

・小さいころは親にお年玉を管理され知らない間に貯金できていました。大学生以降は真面目にコツコツ貯めてきたからだと思います。(20代/女性/会社員)

・いくつか預金口座はありますが、一番活用しているのが、会社の給料天引きの貯金です。 利率も一般の銀行よりもかなり良く、給料天引きなので強制的に貯金されます。(30代/女性/会社員)

・金利の良い銀行の口座に、預けてコツコツ貯めました。1,000万円もないので、銀行が潰れても大丈夫です。(20代/女性/会社員)

・FXで効率的に増やしたのでこの貯金額になっていったのだと思う。(20代/女性/会社員)

・就職後に給料を地道に貯めたものです。また、親の保険金も含まれます。(30代/女性/会社員)

・今までの貯金、家族からの相続で貯めました。これからは、今後家族のために貯めたいです。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・毎月ぜったいにこれだけは貯めるといった感じでお金をちゃんとその金額だけ貯蓄していた。(40代/女性/自由業・フリーランス)

「401万円以上」貯めた人には、会社の天引き貯金を利用した人やボーナスを全額貯金した人がいるようです。金利が良い金融機関に預けることも大切かもしれません。

「決まった金額でやりくり」「簡単に引き出さない」など日々の努力が大切!

次いで「101万円~200万円」「201万円~300万円」「301万円~400万円」の順となりました。それぞれの貯金法を見ていきましょう。

【101万円~200万円】

・お給料から毎月決まった額しかおろさず、それ以外は貯めるという方法をとりました。(20代/女性/会社員)

・特に方法があるわけではなく、毎月の残りの積み重ねで貯まりました。(20代/女性/学生)

・なるべく自炊をするようにして毎月余った分はタンス貯金をしていた。(30代/女性/パートアルバイト)

・自分で貯金用の口座を1つ作りその口座に毎月決めた金額を貯めています。(20代/女性/専業主婦)

・通帳に月始めに入金して、基本的には使用せずに、貯金していく方法です。(30代/女性/契約派遣社員)

【201万円~300万円】

・初任給から少しづつコツコツ貯めてきました。最近やっと200万円を越えました…。かなり遠い道のりでした。(30代/女性/会社員)

・必要以上に銀行からお金をおろさない。必要な物以外は購入しない。財布にお金を入れない。地道にコツコツと通帳に預金する。(30代/女性/パートアルバイト)

・生活水準が収入に見合った程度を超えないように気を付け、出費を抑えました。毎月お給料をもらう度に貯金をして、10年以上かけて貯めました。(30代/女性/会社員)

・ボーナスを貯金に回すことが多いです。あとは500円玉貯金です。(30代/女性/会社員)

・株やFXなどに手を出しながら短期間で貯めました。いまは300万円程度ですね。(30代/女性/会社員)

【301万円~400万円】

・定期預金にしたり、簡単に引き落とせないようにして積み立てして貯めました。(40代/女性/契約派遣社員)

・年100万円を貯めるのを目指して貯めた。また、家計簿をつけて、支出を管理した。(30代/女性/学生)

・大学時代のアルバイトと社会人になってからの仕事で毎月6万円以上貯金して少しずつ貯まった。(20代/女性/正社員)

・毎月のお給料のうち、手を付けないで口座に残しておく額を決めて(多い時は月10万円)、年100万円を貯めるのを目指して貯めた。また、家計簿をつけて、支出を管理した。(30代/女性/正社員)

・毎月、極力お金を使わないように注意をしていました。あとはFXです。(30代/女性/契約派遣社員)

毎月決まった金額でやりくりする人(101万円~200万円の回答者)や、目標額を決めて達成した人(201万円~300万円の回答者)もいることがわかりました。簡単に引き出せない形で貯金する(301万円~400万円の回答者)など、お金を貯めるためには日々の努力が必要ではないでしょうか。そうすることで、年齢に関係なく、まとまったお金を貯められると言えるようですね。

日々の金銭管理が貯金に結びつく! 住宅購入資金準備の参考に!

アンケートの結果、「100万円以下」と答えた人が最も多く、全体の約6割を占めることがわかりました。20~30代の若い世代が目立つことも大きな特徴のようです。

また、金額の大小問わず、給料からの天引き貯金や、決まった金額で生活費をやりくりするなど、お金の管理をきちんとすることが貯金に結びつく様子がうかがえました。一人で生きるために意識して貯金する女性の体験談にも注目できます。

みなさんの中には住宅の購入資金の貯め方に悩む人もいるかもしれませんが、そんなときは、こちらに寄せられた貯蓄法をヒントにしてはいかがでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】20~40代 【結婚】未婚
■調査期間:2016年10月14日~28日
■有効回答数:100サンプル

(最終更新日:2019.10.05)
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