【東京都江戸川区・新築マンション】アパートから分譲賃貸を経て、駅近物件を購入したWさん~前編~

■プロフィール
名前・性別 Wさん 男性
年代(購入時) 30代後半
職業・業種 SE・IT
雇用形態・年収 正社員・600~800万
家族構成 夫婦+子ども1人
勤務地・通勤時間 東京都港区・60分
社会人歴・転職回数 20年・3回
勤務先の社歴(ローン実行時) 2年
■購入物件情報
物件所在地 東京都江戸川区
アクセス 都営新宿線/篠崎駅 2分
物件種別・間取り 新築マンション・3LDK
購入価格
頭金
4,500万円
100万円
住宅ローン 当初固定金利型
住宅ローン 返済額
返済期間
月19万円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 東京都墨田区(リロケーション物件を除く)
購入前の家賃・間取り 10万円 2DK

お子様の誕生を機に、住まいについて見つめ直したWさん。アパートから分譲賃貸への引っ越し、お子様の成長を経験することで、自分たちが住まいに何を求めているのかが明確になったようです。詳しいお話を伺いました。

<前編>

日当たりが悪く利便性もイマイチだった前居

結婚後、都営新宿線と半蔵門線が乗り入れる「住吉」駅から徒歩10分程度、5階建てのアパートの2階で8年ほど暮らしました。仕事で忙しく、寝るために家へ帰るような生活であったにも関わらず、日当たりの悪さに悩まされる日々でした。その割に、夏は家の外よりも暑く、エレベーターに乗ると滝のような汗が…(苦笑)。家の中だけでなく、周辺にマンションが建ち並んでいたため、毎朝通勤で駅まで歩く道のりもずっと日陰でしたね。

徒歩15分にあるJR錦糸町駅前に様々なショッピング施設などが揃っていますので、遊ぶには便利でした。しかし、スーパーなど日常の買い物スポットまで距離があり、休日はどちらが買い物に行くか、夫婦で喧嘩になることも。途中で自動車を使うようになったので買い物などの利便性は増しましたが、今度は駐車場代が毎月3万円も掛かることがネックに。将来の子育てを考えると、無理なく暮らせるエリアで暮らしたいと思いました。

分譲賃貸での暮らしとこれから

子どもの誕生が分かった時点で、引越しを考えました。錦糸町駅周辺の賃貸物件などはチェックしたものの、高くて手が出ませんでしたね。

そこで、都営新宿線「瑞江」駅近くにある、転勤者の留守宅の分譲マンションを借りて暮らし始めました。結果的に1年間しか住みませんでしたが、日当り、防音、住みやすさを考えた間取りなど、どこをとっても賃貸物件よりもレベルの高さを感じましたね。私は「ずっとここで暮らしてもいい」と思うくらい居心地が良かったのですが、妻が「息子が保育園に入って友達ができる前に、住み続ける場所を見つけたい」という想いが強かったため、購入に向けて動き出しました。

天気のいい日は房総までドライブすることもあるというWさん。「目の前が高速なので気軽にお出かけできます。ライフスタイルが変わりましたね」ベランダから見える朝日も美しく、お気に入りの風景だそう。
天気のいい日は房総までドライブすることもあるというWさん。「目の前が高速なので気軽にお出かけできます。ライフスタイルが変わりましたね」ベランダから見える朝日も美しく、お気に入りの風景だそう。

気になる物件は時間帯を変えて再度見学

当初、私は戸建派で、妻はマンション派。そのため、戸建てもマンションも見学しました。初期に3~4軒の戸建てを見学したのですが、その中で、日当りがよく暮らしやすそうに見えた1軒を予約したんです。篠崎駅から徒歩15分の立地でしたが、夜に行ってみると雰囲気が異なり、また、狭小3階建てでの暮らしに多少疑問をもっていたことから、当日中にキャンセルしました。

オープンキッチンから、リビングを一望できる。「子どもが小さかったので、目の届く場所で遊ばせることができて助かりました」
オープンキッチンから、リビングを一望できる。「子どもが小さかったので、目の届く場所で遊ばせることができて助かりました」

都内で暮らすか、郊外へ出るか

妻は、同じ空間に家族全員が集いやすく、老後も暮らしやすい間取りの家を求めていました。冷静に考えるとマンションの購入が現実的に感じてきまして、ここからはマンションを中心に検討するようになりました。

「子どもがたくさん友達を作れるところ」「家族が集いやすい間取り」「3LDKくらい」という条件を設定。都内と、夫婦の出身地である千葉県で探しました。一度は新興住宅地である千葉県印西市の物件を見学したこともありましたね印西は郊外のため戸建て住宅が中心でマンションの建つエリアには同年代の子どもが少なそうだったこと、「仕事を続けたい」という妻の気持ちを尊重したかったので、予算を見直し都内の物件を探すことにしました。

家の前には公園があり、子育て世代にぴったりの立地。「小さな頃は滑り台がお気に入りでしたが、今は小学生になったので、テニスやサッカーの練習に勤しんでいます」
家の前には公園があり、子育て世代にぴったりの立地。「小さな頃は滑り台がお気に入りでしたが、今は小学生になったので、テニスやサッカーの練習に勤しんでいます」

江戸川区内の小規模マンションを購入

都内でいくつかの物件を見学しましたが、キッチンとリビングが離れていたり、ベランダがなくて乾燥機を使わないと洗濯物が干せなかったりと気になる部分が見つかり、どこも決め手に欠けていました。

そんな中で購入を決めたのは、都営新宿線/篠崎駅近くの物件。全35戸の小規模マンションで「ご近所さんと仲良くなりやすいのでは?」「顔を覚えやすそう!」と思いました。

篠崎は、当時暮らしていた瑞江と同じ江戸川区。子育て支援が手厚いことは身をもって感じていました。住んでみてから、住民の半数程度が同世代のファミリーだと分かったのですが、子育てがしやすい環境が、子どもの多さに直結している気がします。

また、目の前一帯は公園の予定地のため低層地域なので、周囲に高い建物が建つ心配がないことも良かったですね。妻は、希望していたカウンターキッチンを見て喜んでいました。

【後編を見る】マンションの最上階を購入。住環境を一変>>

(最終更新日:2019.10.05)
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