Iさんは千葉県習志野市「京成津田沼」駅近くの実家で生まれ育ちましたが、東日本大震災で大規模半壊の憂き目に合いました。建て替えを決め、家づくりは順調に進んでいたものの、引渡し直前に問題が発生しました。Iさんの身に何が起こったのか、お話を伺いました。

■プロフィール
名前・性別 Iさん 男性
年代(購入時) 40代前半
職業・業種 医薬品製造販売
雇用形態・年収 正社員・1,100万円
家族構成 夫婦+子ども2人+お母様
勤務地・通勤時間 千葉県千葉市・自動車20分
社会人歴・転職回数 20年・0回
勤務先の社歴(ローン実行時) 20年
■購入物件情報
物件所在地 千葉県習志野市
アクセス 京成線「京成津田沼」駅 10分
物件種別・間取り 新築注文戸建て・4LDK
購入価格
頭金
2,680万円
なし
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
月7万6,457円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 千葉県習志野市
購入前の家賃・間取り なし 5LDK

東日本大震災の影響で自宅が大規模半壊に

結婚当初から、習志野市の実家で暮らしてきました。昭和初期のかなり古い日本家屋だったため、東日本大震災の際により大きな被害を受けました。瓦が落ち、ヒビが入ってしまったため、罹災証明書の認定は「大規模半壊」。解体費用などの補助金が給付されることになりましたが、大規模修繕をするにしても、1,000万円以上かかるのは確実な状況です。修繕か建て替えか、罹災した状態から考えると悩む余地が無く、建替えを決意しました。

鉄筋コンクリート造を前提としたハウスメーカー選び

今後再び震災に見舞われる可能性を考えると、前居と同じ木造住宅を建てるのは気が進まず、コンクリート住宅ありきで計画を進めました。住宅展示場へ足を運び、3~4社ほど検討。その中で、鉄筋コンクリート造の堅牢な建物に定評があり、見た目の重厚感に惹かれたハウスメーカーにお願いすることになりました。
40代で住宅ローンを組むことになりますので、建て替えの予算はシミュレーションサイトが表示する借入可能額の半分程度に抑えました。3,000万円未満なら、月々の返済額が7~8万円程度になりますので、無理なく返済できると判断したんです。

一般的なタイプと比べて1.5倍の広さがあるユニットバスを採用。「たまに子どもたちと一緒に入ることもありますが、ゆったりとリラックスできます。家族のコミュニケーションもとりやすいですね」
一般的なタイプと比べて1.5倍の広さがあるユニットバスを採用。「たまに子どもたちと一緒に入ることもありますが、ゆったりとリラックスできます。家族のコミュニケーションもとりやすいですね」

ハウスメーカーの薦めで住宅ローンの借り入れ先を決定

住宅ローンは、ハウスメーカーの営業担当者にお薦めされた、アルヒ株式会社で借り入れを行いました。【フラット35】なら全期間固定金利なので安心ですし、金利も安いと感じましたね。ハウスメーカー経由のやりとりで、アルヒさんと直接やりとりをすることがなかったのですが、「問題なく借りられる」と聞いていましたので、何の疑いも持っていませんでした。妻が正社員で働いており、同僚がもっと高額な物件を購入している様子も見ていましたので、返済に関する心配は全くないと思っていました。

玄関のステップには明るい色の大判タイルを張り、伸びやかな空間に。「子どもたちが泥だらけの靴で帰ってくる度に汚れてしまうのが誤算でした(笑)」。
玄関のステップには明るい色の大判タイルを張り、伸びやかな空間に。「子どもたちが泥だらけの靴で帰ってくる度に汚れてしまうのが誤算でした(笑)」。

引渡し直前にまさかのトラブルが発生

住宅が完成し、引き渡し直前という段階でのこと。「住宅ローンに実行条件がついているため、このままでは借り入れができない」ということが判明したんです。そこで初めて、アルヒさんに直接連絡を入れました。そこで、「借地分の土地を分筆しなければ住宅ローンを実行できない」ということが分かったんです。借地分の土地があることは、事前にハウスメーカーさんにお伝えていましたので、「なぜ何も連絡がなかったの?」という気持ちでしたね。
引渡し日を過ぎても、ローンが実行されなければハウスメーカーに代金を払うことができません。一方、ハウスメーカー側は、工事残金の支払い義務を主張してきてらちが明かない状態でした。そこで、中央建設工事紛争審査会に斡旋の申請を提出。ハウスメーカーと私たちの間に入ってもらい、それぞれが言い分を主張しました。結果、分筆に掛かる費用や、引渡しが遅れて仮住まい延長分の家賃の一部、200万円を工事代金から差し引いてもらう形で決着。7ヶ月遅れでやっと入居することができました。

和室の神棚は、前居と同じサイズで造作した。家族全員が座れる掘り炬燵も設けている。「風呂上りなど、ここで家族団らんのひと時を過ごしています」。
和室の神棚は、前居と同じサイズで造作した。家族全員が座れる掘り炬燵も設けている。「風呂上りなど、ここで家族団らんのひと時を過ごしています」。

気密性が高く、快適な我が家が完成

新居は、「明るい雰囲気の外壁」「大家族が集まれる空間」「大きな浴槽」「旧居の神棚が入るような和室」といった希望を出し、プランニングをしてもらいました。引渡し前には揉めてしまいましたが(苦笑)、家づくり自体は何の問題もなく、順調に進行しました。
実際に暮らしてみても、住み心地は上々です。前居は隙間風が入りとても寒かったので、「隙間風がないとこんなに快適なのか!」と驚きました。虫の侵入も、ネズミの心配もなくなって快適そのものです。
また、今までは地震が起きるたびに「ドキッ」としていたのですが、今では「家にいれば安心」と思えるようになりました。居心地がいいので家にいる時間が長くなりましたし、ゲストも呼びやすくなりました。いろいろありましたが、思い切って建て替えを決断して良かったです。

建て替えにともない、太陽光パネルを約3.7kw搭載。「引っ越したのは1月でしたが、電気代を気にせずエアコンをつけられるようになったことが嬉しかったです」。
建て替えにともない、太陽光パネルを約3.7kw搭載。「引っ越したのは1月でしたが、電気代を気にせずエアコンをつけられるようになったことが嬉しかったです」。

 

関連記事

カンタンな質問でおススメ物件診断

おすすめ記事
"