【福島県郡山市・注文住宅】実家を新築に建て替えて、快適性も安全性も高めたKさん

■プロフィール
名前・性別 Kさん 男性
年代(購入時) 20代後半
職業・業種 会社員・医療機器販売
雇用形態・年収 正社員・300万円
家族構成 本人+両親+祖母
勤務地・通勤時間 福島県郡山市・自動車30分
社会人歴・転職回数 16年・2回
勤務先の社歴(ローン実行時) 3年
■購入物件情報
物件所在地 福島県郡山市
アクセス JR郡山駅 自動車10分
物件種別・間取り 新築注文戸建て・4LDK
購入価格
頭金
1,700万円
500万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】)
住宅ローン 返済額
返済期間
月4万3,000万円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 福島県郡山市
購入前の家賃・間取り なし 4LDK

福島県郡山市で生まれ育ったKさんは、築40年近く、老朽化が進んだ自宅を建て替えることになりました。ハウスメーカー選びや住宅ローン計画、仮住まいを経て完成した新居の住み心地や、暮らし始めてからのあれこれを伺いました。

築40年近く、老朽化が進んだ自宅を建て替え

私は、福島県郡山市にある実家で生まれ育ちました。新築当初の実家では、1階で両親が美容院を経営していました。しかし、30年前に辞めて丸々住居に。玄関を直したり、断熱材を入れたり、何度かリフォームを繰り返しながら暮らしてきましたが、築40年近くなり、あちこちにガタがきていましたね。隙間風も気になっていましたので、「そろそろ建て替えたい」と思いました。

前居では自動車を1台しか停められず、駐車場を借りていたというKさん。「現在は3台分の駐車スペースがありますのでとてもラク。ゲストが来ても停めてもらいやすくなりました」外観はなるべく汚れが目立たないように、ブラウンのサイディング張りに。落ち着いた雰囲気を醸し出している。
前居では自動車を1台しか停められず、駐車場を借りていたというKさん。「現在は3台分の駐車スペースがありますのでとてもラク。ゲストが来ても停めてもらいやすくなりました」外観はなるべく汚れが目立たないように、ブラウンのサイディング張りに。落ち着いた雰囲気を醸し出している。

知人も家を建てた、馴染みあるハウスメーカーに依頼

住宅メーカーは、郡山市内の住宅展示場へ足を運んで検討。4社ほど見学をして見積もりを出してもらいました。1社目で「4LDK」「自動車3台分の駐車スペース」「2階にミニキッチン」という要望を出し、プランを作成。そのプランを他社にも持参し、同じ条件で見積もりを取りました。その中で金額が安く、知り合いが住んでいることから安心感もあったハウスメーカーに依頼を決めました。

リビングは、隣接する和室が一続きで広々と使える。「ソファを新調し、寛いで過ごせるようにしました」
リビングは、隣接する和室が一続きで広々と使える。「ソファを新調し、寛いで過ごせるようにしました」

借り換え時に返済期間を短縮。50代で完済予定!

住宅ローンに関しては、事前にインターネットで金利を調査。金利上昇の心配がない固定金利タイプにしたいと思っていましたので、その中で1番金利が低かったアルヒ株式会社を選びました。頭金の一部として、300万円ほど両親に出してもらったこともあり、スムーズに借りることができました。

27歳で住宅購入を決めましたので、当初はローンを払い続けることができるのか不安がありましたが、今のところ順調に返済しています。購入から8年が経った頃、金利が大幅に下がりましたので、借り換えを実行。購入時よりも年収が上がっていますので、このタイミングで返済期間を20年に短縮しました。早期に完済したいですね。

白と木目を基調とした、明るい雰囲気の玄関ホール。「スリットガラスが入った親子扉を選び、家の中に自然光を取り込めるようにしてもらいました」
白と木目を基調とした、明るい雰囲気の玄関ホール。「スリットガラスが入った親子扉を選び、家の中に自然光を取り込めるようにしてもらいました」

荷物に囲まれて暮らした仮住まい期間

家づくりは、自分と同年代の若い営業担当の方が親身に対応してくれました。毎週のように住宅メーカーへ足を運び、打ち合わせを重ねていましたね。

大変だったのは、ゴールデンウィークからお盆明けまで、3~4ヶ月ほど仮住まいをしなければならなかったこと。家からの距離と家賃の安さを優先して仮住まい先を選びましたので、最低限の広さしかなく、窮屈でしたね。不用品は頑張って処分しましたが、それでも部屋中が荷物でいっぱい。「一刻も早く完成して欲しい」と思う毎日でした(苦笑)。

リビングに設置したマッサージチェアは、新居に越してから購入したもの。「肩こりが酷いので、月に2~3回は使用しています」
リビングに設置したマッサージチェアは、新居に越してから購入したもの。「肩こりが酷いので、月に2~3回は使用しています」

便利で快適、ランニングコストも優れた住まい

新居を計画する際にこだわったポイントは、2階に祖母のためのキッチンを設けたところ。IHコンロはあまり使っていなかったようですが、顔を洗ったり、歯磨きをしたりするのに利用していました。5年前に祖母が亡くなって以降は、私たち夫婦が重宝しています。家族の人数が一番多かった時でも十分な部屋数がありますので、不自由はありません。学生時代の友人や親戚など、ゲストも招きやすくなりましたね。

3年ほど前には、建て替え時から気になっていた太陽光パネルを3.5kw設置。固定価格買取制度により、今後10年間は安定した売電収入が見込めます。その費用や補助金で設置費用を回収できそうだと踏んで、導入を決意したんです。今まで月2万円ほど掛かっていた電気代が、現在は5,000円程度で賄えるようになりました。

2階にはミニキッチンを設置。「IHコンロがあるのでお湯を沸かすこともできますし、洗面所代わりにも使えます。冷蔵庫も備えているので、キッチンまで飲み物を取りに行く手間も省けて便利です」
2階にはミニキッチンを設置。「IHコンロがあるのでお湯を沸かすこともできますし、洗面所代わりにも使えます。冷蔵庫も備えているので、キッチンまで飲み物を取りに行く手間も省けて便利です」

家族構成が変わっても快適に暮らせる家

新居を建てた当時は独身で、結婚後は家を出るのか、同居するのか全く見えていませんでした。最悪、住宅ローンを返済しながらアパートを借りる選択肢もあり得たので、月々の返済額を5万円程度に抑えた経緯があります。

7年前に結婚をしましたが、妻の理解が得られましたので、このまま同居することになりました。家族構成は日々変化していますが、快適に暮らしています。また、建て替え後には東日本大震災も経験。幸い、建物が壊れることはなく、食器が割れ、壁紙が破れる程度の被害で済みました。古い建物のまま震災を迎えていたら全壊していたかもしれません。建て替えておいて良かったです。

キッチンはIHを採用。掃除がしやすく、火力の調整がしやすい。「熱源が火ではないので、火事になる心配が少ないと思って採用しました」
キッチンはIHを採用。掃除がしやすく、火力の調整がしやすい。「熱源が火ではないので、火事になる心配が少ないと思って採用しました」
(最終更新日:2019.10.05)
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