2016年4月1日から開始された「電力小売自由化」。開始以降、多くの事業者が参入し、市場競争が活発化している。そこで凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、同サービスを利用する全国の既婚女性を対象に電子自由化および電気料金に関する意識調査を実施した。

電力自由化の認知度に関する調査では、主婦の97%が「知っている」または「聞いたことがある」と回答した。2016年1月に実施した前回の調査から12ポイントも上昇しており、確実に認知が広まっていることが分かった。しかし、「電力会社を変更しましたか」という質問では、「変更した」という回答は6%のみだった。変更していない理由は「プラン・サービスの比較が面倒」28%が最多で、「必要性を感じない」25%が続く。さらに今後の変更についても、「しばらく検討するつもりがない」82%と見直しには消極的、もしくは無関心であることが推測される。

一方で電力会社を変更した人に、電力会社を選ぶ決め手を聞いたところ、1位「電気料金が安い」48%、2位「セット割引がある」33%と回答。家計の節約に直結するかが決め手となったようだ。また、変更した電力会社は「通信会社」39%、「ガス会社」26%など、生活に密着したインフラ企業が多く、安心感を求めていると考えられる。また、電力会社を変更した主婦のうち約3割が「電気代が安くなったと実感した」と回答。しかし、「わからない」49%、「変わらない」21%という回答が大半を占め、まだ節約はできていないと感じている人が多い結果になった。安くなったと実感している主婦に月額の電気料金の変化を聞いたところ、「500~1,000円未満」32%、「1,000~1,500円未満」17%と回答。年間約12,000円前後の節約になっていることが分かった。

2017年4月開始の「ガス自由化」については、31%の主婦が「内容を知っている」「聞いたことがある」と回答。ガス会社を「料金が安くなるのであれば乗り換えたい」という意向があるのは、認知している主婦の35%で、全体の11%のみにとどまった。生活に必要不可欠なインフラは、堅実性が最も重視されており、その上でお得であれば変更を検討する傾向があることが分かった。

■調査概要
□調査エリア:全国
□調査対象者:「シュフーポイント」会員(10代から60代までの女性)
□サンプル数:46,109
□調査期間:2016年7月27日〜31日まで
□調査方法:インターネットリサーチ
*凸版印刷株式会社 『Shufoo!』 調べ

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