全国の女性1700人に「女性の消費行動・ライフスタイル意識調査」を実施

2016年4月に「女性活躍推進法」が施行され、7月には女性初の東京都知事・小池百合子氏が就任するなど、女性の活躍推進が活発になっている。そこで、総合マーケティング支援を行うネオマーケティングは、全国の20~69歳の女性1,700名を対象に「女性の消費行動・ライフスタイル意識調査」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

今回の調査では、積極的に「自己投資」と「ご褒美消費」を行っている女性の姿が顕在化している。スキルアップや自分磨きのための「自己投資」についての調査では、女性全体の4人に1人が「自己投資を行っている」と回答。また、約6割の女性が直近3年間で自己投資額が「増えた」と回答しており、中でも「子離れ女性(子育てが落ち着いた女性)」(有職)が最も高いスコアになった。頑張った自分自身にご褒美を与える消費行動「ご褒美消費」についての調査では、7割近くの女性が「ご褒美消費を行っている」と回答。その中で、有職の独身女性と子離れ女性については、3年間で「ご褒美消費」にかける金額が「増えた」いう回答が半数を超える高いスコアとなった。

合わせて、消費行動の一つである「衝動買い」についての調査も実施された。「値段が高くても気に入れば衝動的に買ってしまうことはありますか」という質問に対して、「よくある」「時々ある」と回答した人を合わせると47.5%となり、全体の半数近くが「衝動買い」をしていることが分かった。特に独身女性(有職)と子離れ女性(有職)のスコアが高く、自分のセンスや欲求に素直にショッピングを楽しむ様子が明らかになった。

自分磨きやスキルアップをするにあたっての情報収集についても調査され、約4割の女性が「インターネットニュース」から情報を得ていることが分かった。2位は「口コミ」18.9%となっており、女性はオフライン(リアルの場)でも情報収集にアクティブであることが伺える。また、普段から興味を持っている情報は、「自分の趣味や興味に関する情報」63.8%がダントツの1位。2位の「今流行っているモノの情報」24.4%に大差をつける結果となった。

■調査概要
□調査方法:ネオマーケティングが運営する「アイリサーチ」を利用したWEBアンケート
□調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳~69歳の女性
□有効回答数:1,700名(20代~60代の独身有職各100名、20~60代の既婚で子どものいない有職各100名、20~50代の既婚で15歳以下の子どものいる有職/無職各50名、40~60代の既婚で16歳以上の子どものいる有職/無職各50名)
□調査実施日:2016年8月10日(水)~2016年8月19日(金)

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(最終更新日:2019.10.05)

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