3年間の団地暮らしを経て、よりよい子育て環境ができる住まいへの住み替えを考えたAさん。賃貸住宅も含めて検討した結果、選んだ住まいの形とは? 詳しいお話を伺いました。

■プロフィール
名前・性別 Aさん 男性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 営業職・IT
雇用形態・年収 正社員・600~700万
家族構成 夫婦+子ども1人
勤務地・通勤時間 東京都千代田区・1時間
社会人歴・転職回数 9年・0回
勤務先の社歴(ローン実行時) 8年
■購入物件情報
物件所在地 埼玉県さいたま市緑区
アクセス 埼玉高速鉄道「浦和美園」駅 7分
物件種別・間取り 中古マンション・3LDK
購入価格
頭金
2,450万円
100万円
住宅ローン 当初固定金利型(固定金利期間2年)
住宅ローン 返済額
返済期間
月8万円弱(ボーナス払いなし)
30年
引越し前の所在地 東京都板橋区
購入前の家賃・間取り 10.5万円 2DK

Aさんの【後編】を見る>>

<前編>

より良い子育て環境を求めて

結婚を機に、都内のUR団地で3年ほど暮らしました。最寄り駅から徒歩3分と近く、働いて寝るために帰るような生活をしていた私にとっては不都合のない立地だったのですが、夜中に大きな生活音を立てる住人がいたり、未成年らしき学生が煙草を吸いながらたむろしていたりと、治安面には若干の不安がありました。
将来子どもが生まれた時のことを考えると、近所に大きな公園がなく、高齢者が多い街で同世代の方をあまり見かけないことも心配でした。このエリアで子育てをするイメージが湧かず、引っ越しを考えるようになったんです。妻は結婚当初から、持ち家志向が強かったですね。

賃貸から購入に切り替えての家探し

「70平米以上」「通勤1時間圏内」「治安が良い」「現在と同じくらいの家賃」という条件で、はじめは賃貸住宅を探しました。しかし、条件に合う物件は月々14~15万円程度の家賃で予算オーバーでした。早々に諦めて、妻の希望でもあったマイホームの購入に切り替え。ちょうどその頃、新卒時代から付き合いがある会社の後輩が不動産会社を紹介してくれたので、相談してみることにしました。
前居で、冬場の暖房費の安さや、耐震性の高さ、ゴミ捨ての楽さなど、マンションの利便性を感じていたので、戸建ては当初から検討しませんでしたね。インターネット検索で気になる物件を探して詳細を調べて貰ったり、その物件や同じような条件の物件を見つけてもらったりしながら家探しを進めました。

Aさんがマンションを購入した決め手の一つが、大規模マンションの建設に合わせて生活基盤が整備されていること。「駅までの道がフラットで歩きやすいことも、新しい街ならではですね」。
Aさんがマンションを購入した決め手の一つが、大規模マンションの建設に合わせて生活基盤が整備されていること。「駅までの道がフラットで歩きやすいことも、新しい街ならではですね」。

 

シミュレーションを元に購入予算を設定

不動産屋さんと物件探しを始めてすぐの頃、ファイナンシャルプランナーの後輩に手伝ってもらい、事前に1~2度シミュレーションを実施。早い段階でプロに相談をすることで、不安なくマイホームを購入することができました。余裕を持って購入できる金額を知ることが大切ですね。
2,500万円程度の予算に加え、「70平米以上の3LDK」「駅から徒歩10分以内」「子育てがしやすいエリア」という条件に合致した、埼京線・つくばエクスプレス・千代田線沿線のマンションを7~8軒ほど見学。どの物件も長所・短所があり、当初の購入条件には入れていなかったのですが、「日常の買い物をする場所が少なくて不便だな」「通勤までの道のりが薄暗くて怖いな」といった視点から購入を見送った物件もありました。

マンションの共用部にはフットサルコートまである。「現在は利用していませんが、将来子どもがここで活動できるかもしれないと期待しています」。
マンションの共用部にはフットサルコートまである。「現在は利用していませんが、将来子どもがここで活動できるかもしれないと期待しています」。

 

子育て世代が多く暮らす大規模マンションを購入

購入を決めた物件は、埼玉高速鉄道「浦和美園」駅近くの大規模マンションでした。条件を全てクリアしている上、子育て世代が非常に多く暮らしている印象で、今後のお付き合いがしやすいだろうと思いましたね。
なお、見学時には駐車場に停まっている自動車をチェックしました。大型のミニバンや高級なセダンも多いことから、住民の世帯年収や家族構成が何となく想像できました。郊外限定かもしれませんが、中古マンションの購入前ポイントとして、チェックすることをお薦めしたいです(笑)。

マンション内には歩行者専用のメインストリートがあり、安心して歩かせることができる。「都内のマンションではこうした贅沢な空間は見られませんでした。子どもの遊び場になっています」。
マンション内には歩行者専用のメインストリートがあり、安心して歩かせることができる。「都内のマンションではこうした贅沢な空間は見られませんでした。子どもの遊び場になっています」。

 

事前に耐震性能をチェック

マンションの建つエリアは、地盤が盤石ではないと聞いていました。そのため、耐震性能は自分の目でできる限りチェックしました。同時期に売却されていた他の住戸や共用部を見学し、東日本大震災時の爪痕を確認。共用部の一部でレンガが剥がれている箇所や、地盤沈下の跡とみられる箇所があったのですが、購入を決めた住戸にはそういった跡がありませんでした。また、今年度大規模修繕を行う予定ですので、「心配ない」と判断しました。
これは購入後に気付いたことですが、管理会社よりも管理組合がいかに自治体と連携し、適正な管理を行っているかが大切です。購入したマンションは、管理組合が理性的に修繕計画を立てているようなので安心しています。

マンションの最寄り駅前には、図書館が併設されたコミュニティセンターも誕生。「つい最近オープンしました。体育館などが入っています」。
マンションの最寄り駅前には、図書館が併設されたコミュニティセンターも誕生。「つい最近オープンしました。体育館などが入っています」。

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