神戸市への移住の目的は? 「試住体験プロジェクト」参加者にアンケート調査を実施

神戸市への移住促進を目的として実施された事業『神戸市暮らし体験事業「LIVE LOVE KOBE」リブ・ラブ神戸』。神戸市から委託されて同事業を実施したフェリシモは、移住推進を目的とした試住の有効性を検討するため、「試住体験プロジェクト」に参加した20代から40代の男女を対象に、「移住に関する意識調査」ならびに「試住体験におけるアンケート」を行った。

「移住を検討していますか?」という質問では、全体の8割が「移住を検討中」と回答、うち5割が「神戸市への移住を検討中」という結果に。移住を決める際に、試住を重視している人が多いことが分かった。さらに移住を検討する理由については、41%が「生活の質の向上」、38%が「ライフステージの変化(転職・転勤・結婚・家族構成の変化)」となった。この結果から、「試住体験」を通して、その土地が自分に合うかどうか見極めたいという傾向が伺える。

移住の決め手についての調査では、「移住にあたって知りたい情報は?」という質問に対して、「移住のための物件情報」「転職情報」「生活情報」が上位3位を占めた。

このほか、今回のアンケートでは、神戸市に対して「都会と自然のバランスが取れている」や「遊ぶところと、住むところの距離が近い」「人と人との距離感が、疎遠でありすぎず、近すぎない快適さがある」などの感想が寄せられた。一方で、「すぐに神戸に引っ越したいが、仕事の問題がクリアになれば」という声も複数あった。また、今回体験プロジェクトに当選しなかった人の中で、海外からの移住先候補として神戸を検討しているという人からの声も複数あった。

9月1日からは、第2回「LIVE LOVE KOBE」の「試住体験者」を募集する。
兵庫県外在住の20~49歳が対象。

■調査概要
□調査目的:神戸市への移住に関する意識調査
□調査対象:「神戸市暮らし体験事業 LIVE LOVE KOBE」の申し込みに当選し、実際に「試住体験」をした20 歳〜49歳の参加者27組42名
□調査方法:試住体験終了後にアンケート(記述式)にて調査を実施
□調査期間:2015年12月15日~2016年2月29日
□有効回答数:27組42名中25組40名

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(最終更新日:2019.10.08)
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