夏の暑さがとても厳しい昨今、熱中症を防ぐためには暑さ対策が欠かせません。特に熱がこもりがちな室内では、エアコンを適切に使用して快適な室温を保つことが必要です。ただエアコンを使うとなると電気代が気になりますし、冷やしすぎても体によくありません。そうなると、エアコンの「適正温度」というのがいったい何度ぐらいなのかが気になるところですね。そこでアンケートをとって、皆さんがベストと思うエアコンの設定温度を調べてみました。

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【質問】

エアコン(冷房)の設定温度は何℃くらいがちょうど良いと感じますか?

【回答数】

18℃未満:0
18℃~20℃:3
21℃~23℃:11
24℃~26℃:33
27℃~29℃:53
30℃超:0

クールビズが広く浸透・28℃前後と答えた人が最多に

アンケートで最も多かった回答は「27℃~29℃」。53%と半数以上の人が答えています。

・クールビスでの設定温度が28℃のため、それが人として一番快適に過ごせる環境であるとの理論があるに違いない(40代/男性/自由業・フリーランス)

・その部屋の中でじっと過ごしていれば27℃でも十分快適です。私は、エアコンと扇風機の併用使いをしています。(30代/女性/専業主婦)

・あまり、寒くしても電気代が、かかるし27℃くらいがちょうどいいです。 昼間晴れているときは、カーテンを閉めるようにしています。(50代/男性/自由業・フリーランス)

・温度が低すぎると体が冷え、体調を悪化させてしまう。また電気代が高くなってしまいます。普段の環境温度が低いのに慣れてしまうと、外に出たときに体が対応できなくなるので、我慢できる温度で普段から慣れておくほうが良いと思います。(40代/男性/自由業/フリーランス)

・普段は28℃、寝るときには28.5℃にしています。一番暑くもなく寒くもない温度だと思うからです。暑さ対策は、水分をしっかりとる、外に出かけるときには帽子をかぶる、など気をつけています。(30代/女性/無職)

冷房は28℃程度にし、その分服装を涼しいものにして暑さをしのごうという「クールビズ」。今回27~29℃と答えた人が多かった背景には、このクールビズが一役買っているかもしれませんね。28℃ぐらいでは少々暑いと感じる人もいるかもしれませんが、扇風機を併用したりカーテンで日光をさえぎって冷房の効きをよくするなど、皆さんいろいろと工夫しているようです。

暑さに弱い人には28℃ではつらい! もうちょっと低めに…

2番目に多かった意見は1番目よりやや低い「24℃~26℃」で、33%でした。

・28℃が一般的に奨励されている温度ですが、実際はかなり暑く感じます。ちょっと下げた25℃くらいが心地よいです。暑さ対策として100均で売られている保冷剤を活用しています。首等にあてただけでも心地よいものです。(40代/男性/契約派遣社員)

・暑いのが苦手なので。また、部屋に窓が多く、外気や日差しの影響を受けて室温が上がりやすくなるため。外を出るときはなるべく薄着で行くようにして暑さ対策しています。(20代/女性/学生)

・あまり下げすぎるのも寒いし高すぎるのもつける意味がないので26℃くらい(30代/女性/パートアルバイト)

・28℃が推奨される設定温度だとわかっているが、暑く感じるので、家の中でエアコンをつけるのは夜だけということにして、少し涼しめの25℃に設定している。夜以外は、首の周りに冷えたタオルを巻いて、扇風機を部屋中に回して熱い空気を循環させて、体感温度を涼しくしている。(40代/女性/その他専門職)

・昼間は暑いので25℃に設定しています。夜はわりと涼しいので26℃に設定しています。暑さ対策はアイスを食べる(30代/女性/専業主婦)

暑さの感じ方は人によって差があるようです。28℃くらいではたいして涼しいと感じられず、かといって下げすぎても寒くなってしまうのでちょうどいいのが25~26℃ぐらい、という意見。また南向きで日当たりが良いなど温度が上がりやすい条件がそろっている部屋では、28℃設定では十分に涼しくならないということも。冷房の温度設定にはこうした個別の条件にも配慮する必要があるようですね。

湿度が高いと余計暑く感じる! そのためついつい設定温度を低く…

続いて3番目に多かったのは「21℃~23℃」で11%。クールビズと比較してかなり低めですが…?

・20℃以下は寒く感じます。でも、25℃前後は暑くなりますね。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・自分は23℃くらいが暑くもなく寒くもなくちょうどいい感じです。真夏のピーク以外は、扇風機と、エアコンの除湿機能を使うと、心地よいです。体がしんどくなるのは、気温よりも湿度だと思っていて、換気や除湿を心がけています。(30代/女性/自由業・フリーランス)

・このぐらいの温度だと、外出していて室内に入ったときは涼しく感じますが、そのまま室内にいるとちょうどいいぐらいになるので。(50代/男性/専業主夫)

・23℃ぐらいがいいですが、冷房よりも除湿でがんばっています。除湿の前は、扇風機で、それが耐えられなくなるとエアコン登場です。(40代/女性/専業主婦)

日本の暑さが厳しいのは、温度もさることながらその湿度の高さに大きな原因があります。同じ温度でも空気がからっとしていれば案外快適、という経験がある人も多いのではないでしょうか。湿度が高いと同じ温度でもより蒸し暑く感じるので、その分温度を下げたくなるというのは無理もないことかもしれません。特に暑い外から帰ってきたときは一気に冷やしたい!という気持ちになるのかもしれませんね。

寝る前はキンキンに冷やしてから切って寝る、これが一番!?

4番目に多かった意見は「18℃~20℃」で3%でした。

・エアコン(冷房)の設定温度は18℃~20℃が良いのではないかと思います。(50代/男性/会社員)

・少し低めの温度のほうが涼しさを感じされるから、 寝る前にできるだけ室内を冷やし、エアコンを停めて寝る。(30代/男性/会社員)

・寒すぎないような温度がこれくらいなのと、暑さ対策は冷たいスープを飲むことです。(20代/女性/パートアルバイト)

エアコンをつけっぱなしで寝ると体が冷えて夏風邪を引く恐れもある、というので寝るときにはエアコンを消すという人も多いのではないでしょうか。その場合には消す前に部屋の温度をしっかり下げておけば、それほど寝苦しくなく朝までぐっすり眠れる、ということはあるかもしれません。ただ日中ずっと冷やしすぎたままだったり、あるいは冷たい飲み物でおなかを冷やすのは、かえって夏バテの元になることもあるので、気をつけたいところですね。

扇風機などを使って温度は高めに、上手に節約!

今回のアンケートでは一番高い「27~29℃」を選んだ人が最も多く、この結果からは無理のない範囲でできるだけ高い温度を心がけている人が多いことがわかります。あまり無理をして熱中症にでもなってしまえば元も子もありませんが、設定温度を1℃上げれば10%電気代が節約できるともいわれている夏の冷房。扇風機などもうまく併用して、賢く快適に過ごしたいものですね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年7月7日~2016年7月21日
■有効回答数:100サンプル

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