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分譲マンションで暮らして10年、タワーマンションへ住み替えることになったNさん。前居を売るべきか、貸すべきか。Nさんの決断を追います。

■プロフィール
名前・性別 Nさん 男性
年代(購入時) 50代前半
職業・業種 事業開発・自動車整備団体
雇用形態・年収 正社員・600~800万(年収600万+家賃収入200万)
家族構成 本人
勤務地・通勤時間 東京都港区・40分
社会人歴・転職回数 28年・3回
勤務先の社歴(ローン実行時) 18年
■購入物件情報
物件所在地 東京都江東区
アクセス 東京メトロ有楽町線「豊洲」駅(ゆりかもめ「新豊洲」駅) 10分
物件種別・間取り 新築マンション・2LDK
購入価格
頭金
3,990万円
なし
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割
住宅ローン 返済額
返済期間
月9万8,000円(ボーナス払いあり・約20万円)
35年
引越し前の所在地 東京都港区
購入前の家賃・間取り なし 2LDK

Nさん前編はこちら>>

<後編>

売るか、貸すかの選択

前居を売却する場合の価格査定を5~6社で行ったところ、各社ともに3,000万円程度という結果でした。一方、貸した場合のシミュレーションをすると、倍の6,000万円ほどになったんです。空室になって家賃収入がなくなるリスクはありますが、圧倒的にお得だと感じました。そこで、当初は売却予定でしたが、所有したまま賃貸に出すことに決めました。

借り手探しは、現居の仲介業者と自分で調べた2社に声を掛けたところ、仲介業者さんが熱心に動いて下さいました。空室のままだと二重ローンになってしまうのでドキドキでしたが、4回目の内覧で借り手が決まり、ホッとしました。

自分の引っ越しと借り手探しの同時進行でしたが、幸い引っ越し1ヶ月前までに決着することができました。荷造りの段ボールが散乱する前に、きれいな部屋を内覧してもらうことができたことも良かったと思います。

リビングはブラックとホワイト、シルバーで統一した空間。「前居と同様、シックな雰囲気の、飽きがこないデザインにしています」。壁に飾ったジグソーパズルは、マンハッタンの夜景だそう。「ずっと飾っているものですが、今では同様の眺望を、家でいつでも楽しめるようになりました」。
リビングはブラックとホワイト、シルバーで統一した空間。「前居と同様、シックな雰囲気の、飽きがこないデザインにしています」。壁に飾ったジグソーパズルは、マンハッタンの夜景だそう。「ずっと飾っているものですが、今では同様の眺望を、家でいつでも楽しめるようになりました」

家賃収入で住宅ローンを返済

住宅ローンは仲介会社の担当さんのお薦めで、【フラット35】を取り扱っているアルヒ株式会社にお願いしました。当初は変動金利で借りようと思い、銀行などの金融機関数社に相談をしたところ、全額貸すのは難しいとのこと。頭金がゼロだったことも影響したかもしれません。前居も頭金ゼロで購入したのですが、今回は少し前に納骨堂のお墓を購入したタイミングだったため、本当に貯金が底をついていましたね。諸費用として100万円ほど必要だったので、その費用は1年かけて貯めました。

前居を購入した際は、毎月6万6,000円の住宅ローン返済に加え、管理費や修繕積立金で2万円ほどの支出でした。現在は月々の返済額が9万8,000円に増え、駐車場代・管理費・修繕積立金といった諸費用が5万5,000円ほど掛かります。支出がだいぶ増えて楽ではありませんが、前居を貸している家賃収入で賄っています。

計算上では、仕事を引退した後も無理なく支払える予定なのですが、空室になるリスクがあります。できれば繰り上げ返済をして、残債を減らしたいですね。でも、どうしても支払いがキツくなった際は、前居を売ればいいと思っています。

壁際に飾った絵は、一人暮らしを始めた頃から飾っているもの。「先日、友人がこの絵を見て、寝室の雰囲気に似ていると言うんです。ビル群を臨む眺望のマンションで暮らしていることと言い、飾っている絵と実生活がシンクロしているようで、不思議な縁を感じます」とNさん。
壁際に飾った絵は、一人暮らしを始めた頃から飾っているもの。「先日、友人がこの絵を見て、寝室の雰囲気に似ていると言うんです。ビル群を臨む眺望のマンションで暮らしていることと言い、飾っている絵と実生活がシンクロしているようで、不思議な縁を感じます」とNさん。

バタバタの引っ越し

苦労したのは、引っ越しのスケジュール調整と業者選び。1,000を超える世帯が一斉に入居するため、希望通りの引っ越し日時を選ぶのは難しかったです。キャンセル待ちで日程を変更するなど、調整が必要でした。

また、幹事会社がお薦めする引っ越し業者があり、他社で相見積もりを取っても、あまり安い値段を出してくれないことが誤算でしたね。3月の引っ越しシーズンだったこともあり、思っていたよりも費用がかかってしまいました。

さらに、引っ越した翌々日、前居の借り主が入居することになっていました。新居の片付けよりも前に、前居のリフォームを優先する必要がありました。ルーム・バルコニーのクリーニングや浴室のミラー交換、蛇口の交換など、15万円程度の費用を掛けてきれいにした他、ゴムのパッキンや壁紙の亀裂補修などは自分で行い、極力費用を浮かしました。この時の忙しさを考えると、「売った方が楽だったな」と思うこともあります(笑)

寝室の手前には、42型のテレビスタンドを設置。寝ながらテレビを観たり、ゲームをしたり楽しんでいる。「リビングのテレビは23型。窓を邪魔しないように選んだら小さくなってしまったので、寝室に大きなサイズを設置しています」
寝室の手前には、42型のテレビスタンドを設置。寝ながらテレビを観たり、ゲームをしたり楽しんでいる。「リビングのテレビは23型。窓を邪魔しないように選んだら小さくなってしまったので、寝室に大きなサイズを設置しています」

安心の住環境を手に入れて

新居の1階には防災センターがあり、震度4以上の地震があるとアラームが鳴るなど災害対策がなされています。前居では、震度3以上の地震で水槽の水が溢れていたのですが、現在はもっと高層階に住んでいるにも関わらず、揺れを半分ほどしか感じません。しっかりとした免震・制震構造で建てられているようで、安心して暮らせますね。

屋上に上がれるので、スカイデッキからの眺めを楽しめることも嬉しいです。あと半年ほど経てば、すぐ近くに同じ会社が施工するマンションも完成します。最上階にはバーラウンジがあるそうで、自由に利用できることになっています。今から楽しみですね。

前居の洗面所は白が基調だったために汚れが目立ちやすかったそう。新居では、汚れが目立たない色を事前に選んで採用している。
前居の洗面所は白が基調だったために汚れが目立ちやすかったそう。新居では、汚れが目立たない色を事前に選んで採用している。

家の中や近所で過ごす時間が充実

豊洲は、品川のような古い埋め立て地と比べて新しい街なので整備された印象。全体的にゆったりとしています。「同じ埋め立て地でもこんなに雰囲気が変わるのだな」と、少し意外でした。

マンション内にコンビニなどが入っているので、外にでなくても生活が完結します。自然と、家にいる時間が長くなりましたね。ねこを飼っているので、休日は一緒に遊んだり、ゲームをしたりして過ごしています。また、敷地からすぐの場所に舗装された遊歩道があり、運河沿いを散歩することができます。暖かい時期は毎週のようにローラーブレードを楽しんでいます。

時には、ねこと一緒に遊歩道を散策することも。近くにペットホテルを兼ねた病院もありますし、人にもねこにも快適な住環境で満足しています。

ひょんな出会いから一緒に暮らし始めることになった愛猫。お水を飲む場所はなぜか洗面台の上がお気に入りなんだそう。
ひょんな出会いから一緒に暮らし始めることになった愛猫。お水を飲む場所はなぜか洗面台の上がお気に入りなんだそう。
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