結婚して2年目の新婚夫婦ですが、家計管理が独身の頃と変わっていません。今後は夫婦で家計管理をしていきたいと思っていますが、どのような方法があるのか教えてください。(30代前半/女性/事務職)

★ファイナンシャル・プランナー 風呂内亜矢さんからのアドバイス

独身時代には収入を自分一人の考えで采配していましたが、結婚を機にやり方を見直す人は多いです。実際、家賃、光熱費、家庭での食事などは夫婦で一緒に使う費用になるため、ある程度ルールを決めておいた方が毎回迷わずにすみます。

夫婦のお財布運営は大きくわけて3つのやり方があります。

1つ目はお小遣制で妻が家計を握り、夫に決めた金額のお小遣を渡すスタイルです。片働きで専業主婦(主夫)の家庭などで運営しやすいと言われています。最近の共働き家庭などでは全てのお金を共通の口座(あるいはお互い見える口座)に入金し、妻も夫もお小遣額を決めて使う家庭もあります。

2つ目は別財布型です。収入の半分ずつ、などお互いに納得がいく金額を決め、家賃など一緒に使う生活費を引き落とす口座に入金する方法です。入金しないお金はそれぞれに管理をするため自由になる金額が大きく感じられ、共働き夫婦に人気の方法です。

3つ目は費目別分担型です。家賃と光熱費は夫、食費とレジャー費は妻など、費目に応じてそれぞれが払う方法です。金額の不平等感がなくなるよう費目を割り振る必要がありますが、それぞれが担当した費目に対して工夫をする(上手に食費を抑える方法を考える等)効果もあります。

いずれの方法を選んだとしても、お互いの貯蓄状況やお金の出入りなどはざっくりとわかるようにしておくことが大切です。貯蓄が充分にあるのに保険をかけすぎてしまったり、私だけ節制しているのではないかしらと不満に思ってしまったりしないようにするためです。
どの方法を選ぶかということ自身は、実は大きな問題ではありません。家計管理の方法が変わるという大きな環境変化に二人で話し合いができるきっかけを作ることがポイントです。新婚夫婦の場合、タイミングを逃すとお金の話をしづらいというお悩みも多いです。早いタイミングで切り出せば、以降夫婦でお金の話をしやすくなります。

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この記事の筆者
風呂内亜矢 ファイナンシャル・プランナー

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、宅地建物取引士 IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強と貯金を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』『デキる女は「抜け目」ない(あさ出版)』がある。

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