マンションデベ大手が集結した「メジャー7」が展開する各ブランド名の特長~後編~

「メジャー7」と呼ばれる大手不動産会社7社が展開するマンションのブランド名について調査したシリーズ。後編となる今回は、4社が展開するブランドについてARUHIマガジン編集部が調べてみました。

【前編】大京、東急不動産、東京建物の3社が展開するブランドはこちら>>

野村不動産「プラウド」「オハナ」

以前は「ヒルズ」「ステイツ」というブランドを展開していた野村不動産ですが、2002年に住宅の統一商品として「プラウド」を発表しました。首都圏を中心に展開し、高級イメージを打ち出した「プラウドタワー」「プラウドシティ」が人気ブランドとして定着しています。さらに2011年には、「プラウド」で培った住まいづくりのノウハウを活かした、新ブランド「オハナ」も始動。こちらは手頃な価格の郊外型マンションとなっています。

三井不動産レジデンシャルの「パークホームズ」

三井不動産レジデンシャルのスタンダードシリーズである「パークホームズ」は、供給棟数が最も多い基幹商品です。「パーク」の名を冠する7つのブランドラインを持っており、大規模マンションである「パークシティ」、環境創造型のタワーマンション「パークタワー」、高級ラインの「パークマンション」、都市型の「パークコート」、小世帯向けの「パークリュクス」、リゾート型の「パークシーズンズ」など、物件名でテーマやコンセプトが分かるように差別化されています。

三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」

三菱地所は、2011年に住宅事業部門を独立し、子会社として「三菱地所レジデンス」を設立しました。これを機に、1960年代から展開していた「パークハウス」シリーズを、新ブランドである「ザ・パークハウス」へと一本化しています。

住友不動産「シティハウス」

住友不動産は、都市型集合住宅である「シティハウス」を基本に、高層型の「シティタワー」、高級住宅地の「シティテラス」といったシリーズを展開しています。ほか、最高級ライン「グランドヒルズ」シリーズや、新ブランドである「パークスクエア」シリーズなど、複数のブランド名を併用しています。

日本を代表する大手不動産会社のブランドについて、2回に亘り紹介しました。今までブランド名を意識していなかった人も、それぞれのマンションのコンセプトを理解するひとつの目安としてみてはいかがでしょうか。

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(※写真はイメージです)

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(最終更新日:2019.10.05)
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