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東京都内における「住宅ローンの平均借入額」を4つの物件種類別(新築マンション、新築戸建て、中古マンション、中古戸建て)に調査したシリーズ。今回は、“中古戸建て”購入者の平均借入額をエリア別に見ていきます。他の3種類の住宅形態とどのような違いがあるのでしょうか。

中古戸建て購入時の平均借入額トップのエリアは?

東京都(23区26市1郡)内で平均借入額がトップのエリアは目黒区。続いて渋谷区が高い数字となっています。特に1位の目黒区6,398万円は、新築戸建て1位の世田谷区5,090万円と新築マンション1位の港区5,137万円よりも1,000万円以上も高い結果となりました。

また、中古戸建て2位の渋谷区5,525万円も新築マンション・新築戸建てよりも高い金額に。これは、目黒区や渋谷区が有する八雲や青葉台、広尾、松濤といった邸宅街には、高価な注文住宅が多く建てられており、それらは中古物件になっても高い価値を維持しているためでしょう。3位の文京区4,842万円も本駒込や小日向などの閑静な邸宅地が多く、同じ理由が考えられます。

新築と中古の場合で大きく違う墨田区

戸建ての新築と中古の場合で一番大きな違いが見られたのが、中古戸建て4位の墨田区です。中古の場合は4,300万円ですが、新築の場合は2,226万円と、約2,000万円の差がありました。

墨田区はスカイツリーやソラマチができたことにより注目を集めているエリアです。そういった人気エリアにある戸建ては価値が上がっていると考えられます。墨田区は元々下町であるため、駅周辺にも戸建ての住宅が多くあり、新築の戸建ては人気エリアや駅から少し離れた場所に建てられる場合が多いため、価格が安いのではないでしょうか。

上位は都心に近く、良質な住宅地の多いエリア

5位以下にランクインしている5位の豊島区4,180万円、6位の武蔵野市4,023万円、7位の品川区4,000万円、8位の中野区3,900万円、9位の大田区3,823万円は、高級住宅街を有する人気エリアです。豊島区の目白、武蔵野市の吉祥寺、大田区の田園調布などは古くからステイタスのある地域で、大きくて個性的な住宅が多くあります。都心へ近いためアクセスも良く、地価も高いため、全体の購入金額が高くなっていると考えられます。

また、10位の江東区も最近人気が高くなっているベイエリアで、中古戸建てでは3,778万円、新築戸建てでは3,411万円と、新築より中古が高いという現象が起きています。

中古戸建ての場合は、エリアだけでなく、購入する建物の状態によっても予算が大きく左右されます。自分たちの条件を満たす良い物件に出会ったらすぐに購入できるよう、普段から万全の準備が必要です。

調査概要(ARUHI調べ)

・対象:東京都在住の、20~49歳の男女(自宅の居住用として住宅を購入された方を対象)
・調査期間:2010年6月~2015年11月
・回答サンプル数:1,643サンプル
・調査データ:当社(アルヒ株式会社)で住宅ローンの申し込み(借り入れ)を行った方の成約データより

<ランキング調査>東京都で一番“住宅ローンの平均借入額”が高いエリア
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