住宅購入者100人に聞いた! 住宅ローンは何歳で“完済”する予定ですか?

何千万円という高額な融資を受けることになる住宅ローン。夢のマイホームを手に入れるために、住宅ローンを利用する方も多いでしょう。ただし、住宅ローンの返済は20年、30年など長期にわたるもの。この先何十年も返済していけるのかと不安になる方も多いはず。
そこで今回は、住宅ローンを借り入れしたときの年齢と返済期間、完済時の年齢について、住宅購入経験のある100人にアンケートを実施しました。

定年前に完済したいと考えている人が大半!!

アンケートの結果、定年退職の60歳で完済、もしくはそれより前に完済したいと考えている人が多いようです。

・借り入れ年齢30歳、返済期間35年、完済年齢65歳、実際に返済したい年齢55歳
理由:定年前に返済して老後の資金をためたいから。(40代/女性/契約派遣社員)
・借り入れ年齢 35歳、返済期間 35年、完済年齢 70歳、実際に返済したい年齢 65歳
理由:老後の返済は厳しいため。(30代/男性/会社員)
・借り入れ年齢35歳、返済期間30年、完済年齢65歳、実際に返済したい年齢60歳
理由:早期リタイアをしたいから。 (40代/男性/会社員)
・借り入れ年齢28歳、返済期間63歳、完済年齢63歳、実際に返済したい年齢55歳
理由:子どもの教育費が終了したら繰上返済をして、その後は退職まで老後の貯金を増やしたいから。(40代/女性/会社員)
・借り入れ年齢:41歳、返済期間30年、完済年齢71歳 、実際に完済したい年齢50代
理由:50代で完済したいくらいですが、なんとか60歳までには縮めたい。(40代/女性/会社員)
・借り入れ年齢40歳、返済期間25年、完済年齢65歳、実際に返済したい年齢60歳
理由:そのくらいがいいと思っているから。(30代/男性/会社員)
・借り入れ年齢:28歳、返済期間:25年、完済年齢:53歳 実際に返済したい年齢:45歳、理由:早く返済してスッキリしたいから(40代/男性/会社員)
・借り入れ年齢32歳、返済期間30年、完済年齢62歳、実際に返済したい年齢52歳
理由:老後までローンを支払いたくないし、人生一度なので交際費などにつかって人生を満喫したいから(30代/男性/自営業(個人事業主))
・借り入れ年齢46歳、返済期間35年、完済年齢81歳、実際に返済したい年齢65歳
理由:会社の退職金を住宅ローンに当てようと考えている。(40代/男性/会社員)

30代で借り入れて、返済期間を35年に設定したという人が多いようです。40代で借り入れした場合は返済期間を30年にしたという声もありました。借り入れの段階では、定年退職後も返済するように返済期間を設定する人が多いようですが、実際には定年退職前に完済したいと考えている人が多くみられました。定年退職前に完済すれば、残りの人生の楽しみが増すと考えられるのでしょう。

計画的に返済して余生を楽しむ

このように、完済年齢と実際に完済したい年齢にギャップがありました。定年退職後は住宅ローンの返済に追われたくないと考えている人が多く、繰上返済や退職金で早めの完済を目指すという回答もありました。中には、子どもの教育費の時期を考え、45歳までに完済して、子どもの教育費が増す時期に備えたいという意見もありました。
住宅ローンの返済は家計に占める割合も大きいはず。そのため先を見据えた返済計画、ライフプランニングが大事になってくるのではないでしょうか。

アンケート実施概要
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20歳~49歳の男女(住宅購入経験者)
■調査期間:2016年4月8日~2016年4月22日
■有効回答数:100サンプル

最新金利での住宅ローンシミュレーション【無料】はこちら>>

▼【相談無料】住宅ローン専門金融機関/国内最大手ARUHIは全国140以上の店舗を展開中

(最終更新日:2019.10.08)
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア