3人に1人が何もしていない? 意外に手薄な一人暮らしの女性の防犯対策事情

エイチームのグループ会社である引越し侍は、同社が運営する引越し比較・予約サイト「引越し侍」で、「女性の一人暮らしの防犯対策に関する調査」を実施した。

「家を選ぶ際、防犯面で重視しているところは?」という質問では、1位が「2階以上」となり、約6割の人が重視していることが分かった。2位は「TVモニター付きインターホン」、3位は「オートロック」となった。また、「実際に住んでみて、重視したほうがいいと思ったところ」の調査では、1位が「家までの道のりにある街灯の数」、2位が「大通り沿い、人通りの多い道沿い」となった。その他、助けを求められる店舗や公共施設があることなど、帰宅路や自宅周辺の安全性を重視すべきという声が数多くあがった。

「部屋の防犯対策をしていますか?」という質問では、「している」63%、「何もしていない」37%となり、3人に1人は部屋の防犯対策をしていないことが分かった。防犯対策をしていると答えた人に、内容を確認したところ、約4割の人が「ミラーカーテンや遮光カーテンをつける」と回答。次いで、およそ2割の人が「窓に補助錠をつける」、「玄関の鍵を交換する」と答えた。

一方で、生活の中での防犯意識は高く、95%の人が「日常生活での防犯を意識している」と回答。女性は、生活を送る中でいろいろと工夫していることが分かった。「普段、意識して行っている防犯対策は?」という質問では、およそ8割の人が「不在時はもちろん、在宅時でも玄関・窓の鍵を閉めている」と答えた。2位は「インターホンが鳴っても、不用意にドアを開けない」、3位は「郵便受け・ポストに郵便物をためない」となり、戸締まりや訪問者に対する防犯意識が高いことが分かった。

詳しい調査結果はこちらから確認できる
https://hikkoshizamurai.jp/useful/column/woman-house-security/

■調査概要
□調査エリア:全国
□調査方法:女性向け体調管理アプリ・サイト「ラルーン」会員へのアンケート調査
□調査期間:2016年2月22日~3月13日
□サンプル数:554件

(最終更新日:2019.10.05)
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