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結婚している夫婦が住宅を購入する際に、お互いの要望や意見を家庭内で討論することはあるでしょう。夫婦といえども育った環境は異なるため、まったく同じ価値観を持っているとは限りませんし、とくに高い買い物である住宅購入時には“金銭感覚の違い”を実感した人も多いかもしれません。

そこで今回は、住宅購入時に金銭感覚のズレを感じたかどうか、夫婦の事情について迫ってみました。

 

【質問】住宅購入時に夫婦で“金銭感覚”のズレを感じることはありましたか?

【回答数】

はい(金銭感覚のズレを感じた):52%
いいえ(金銭感覚のズレはなかった):48%

立場が違えば、やっぱり金銭感覚も異なる!

アンケートの結果、「はい」と回答した人が52%とわずかながら半数を超える結果となりました。

【はい(金銭感覚のズレを感じた)】

・住宅ローンを組んで払っていくことに、男性の方がやはり慎重になると思った。(30代/男性/自営業(個人事業主))

・提案されたことをよく考えず、そのままの値段で受け入れてしまう夫に違和感を覚えました。(30代/女性/専業主婦)

・旦那はいいものを選ぼうとするけれど、私は予算を考えて選んでいた(30代/女性/会社員)

・夫は家計を預かっている訳ではないので、もっと自己資金が出せると思っていたみたいです。(40代/女性/パートアルバイト)

・金利を計算してもそれぐらいは大丈夫だろうと考える安易な発想がわからない。(30代/男性/会社員)

・私は間取りや使い勝手をこだわりたかったが、主人は見た目重視で費用がかさんだ。(30代/女性/専業主婦)

・素材に重点をおきたかったけど、主人は見た目やカッコよさ重視で、金額の高いものを平気で選んだりしていた。(40代/女性/専業主婦)

・夫は大きい金額の出費に対して、「何とかなる」と思っていることに気づき、背筋が寒くなりました。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・妻が箱入り娘なので、あれもこれも要らないものを次々と…。金銭感覚の違いに気付き、現在では給料管理は自分がやっています。(30代/男性/会社員)

・女性は老後の生活よりも現在の生活のほうを重視するので浪費が多くなる。(40代/男性/会社員)

育った環境というよりも、働いてお金を稼いでいる男性と、毎日節約生活をして家計を守っている女性としての立場の違いから、意見が異なる様子がうかがえました。やはり、お金を稼ぐ男性目線からは、住宅ローンを返してゆけるかどうかが不安になってしまうようです。

一方、家計のことを全て妻に任せている男性にとっては、実際の貯蓄額を把握しておらず、もっと自己資金が出せるかと思ったなどの意見も挙げられています。女性目線から見ると、少しでも無駄遣いはしたくないという傾向があるようです。女性のお財布は固いのかもしれません。他にも、機能重視と予算重視で意見が分かれたという回答もあります。

金銭感覚が同じ人と結婚するのが得策?

アンケートの結果、「はい」と回答した人の次に「いいえ」と回答した人が多く、その割合は48%となりました。

【いいえ(金銭感覚のズレはなかった)】

・共働きで、これからの生計を考えた時の限度額はおおよそ同じでした。(30代/男性/公務員)

・二人ともケチなほうなので、なるべく安くすまそうと言う共通意識を持っていたため。設備等選ぶ時も、機能性も検討項目には入るが一番は値段でした。(30代/女性/専業主婦)

・お互い価値観があったうえで結婚しから、とくにそういう問題はなかった。(20代/女性/専業主婦)

・買う前に、自分たちの家計状態を伝え、支払いはここまでしか無理なことを伝えておいたら、結構同じだった。(30代/女性/会社員)

・結婚当初から人生設計を語りあっていたので、とくに金銭感覚のずれはありませんでした。(40代/女性/会社員)

・家を探すときにお互い身の丈に合った家を探すことから始められたし、購入時も2人で納得のいく価格の家を買うことができたから。(30代/女性/専業主婦)

・家計は妻である私が管理していましたが、夫の独身時代の貯金を頭金用にまわしてくれました。(40代/女性/会社員)

・育った環境は違うが、どちらもお金には無頓着な方で何とかなるという楽観的な感覚だった。感覚のずれは感じなかった。(40代/女性/自営業(個人事業主))

・住宅購入に関しては、全て主人に任せています。支払いも主人の懐具合で決まったので、私は「○○して下さいね」と言われただけでした。特に金銭感覚にズレを感じませんでした。(40代/女性/専業主婦)

・下調べから見学から、実際に不動産やさんで話を聞くのも一緒にいったのでずれを感じることはなかったです。普段一緒に食事や買い物をして生活していてもそういうズレを感じないからこそ、長く一緒にいられるような気がします。(40代/男性/会社員)

住宅購入という大事な場面で、金銭感覚の違いを感じないという人たちの傾向として、あらかじめお金について徹底的に話し合いが行われているようです。また、最近は女性も積極的に社会に進出している時代でもあるので、共働き時代を経験した人もいて、おおよその人生設計を行うのも女性が得意になっていることもうかがえます。

また、結婚当初から金銭感覚が同じだったという意見も挙げられました。結婚するに当たり、金銭感覚が同じ人であることは、大きな要素といえそうです。結婚前に、金銭感覚について話し合っておくことも重要なのかもしれません。

あらかじめ人生計画を話し合っておくことが重要

アンケートからわかることは、約半数以上の人が住宅購入という大きな買い物で、夫婦間の金銭感覚のずれを感じていることがわかりました。

稼ぐ男性と家計を守る女性では立場も異なるようです。ただ、半数近くの人は、ずれを感じていないという結果になっています。そのポイントとしては、結婚相手に金銭感覚が同じ人を選んでいること、結婚後に人生設計を話し合っていることなどがあります。

結婚したら、一度はじっくりと二人の将来についてのライフプランを話し合っておくことが重要といえるようです。

アンケート実施概要
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20歳~49歳の男女(住宅購入経験者)
■調査期間:2015年11月24日~12月08日
■有効回答数:100サンプル

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