新社会人が考える、初任給の使い道。 5人に1人以上が「資産運用」を予定

社会人になって初めて手にする「初任給」。楽しみにしている新社会人も多いでしょう。産労総合研究所「2022年度 決定初任給調査」によると、2022年度の初任給は、通勤手当や時間外手当などを覗き、大学卒の場合で平均21万円少々とのこと。新社会人は、初任給をどのような用途に使っているのでしょうか。

初任給の最も多い使い道は「貯金」

初任給の使い道
出典:グローバルファイナンシャルスクール「初任給の使い方に関するアンケート

グローバルファイナンシャルスクールが「初任給の使い方に関するアンケート」を実施。新社会人となる男女に、予定している初任給の使い道を聞いたところ「貯金」が最多で61.8%、次いで「親へのプレゼント」が51.4%で過半数を占める結果に。「特に決まっていない」は11.1%で、新社会人の9割近くが就職前から初任給の使い道を決めていることがわかりました。
「資産運用」と回答した人は22.5%で、新社会人の5人に1人以上が初任給での資産運用を計画している結果に。資産を増やす意欲のある新社会人も多いことが明らかになりました。

既に取り組んでいる資産形成
出典:グローバルファイナンシャルスクール「初任給の使い方に関するアンケート

資産形成を既に取り組んでいる新社会人は、59.5%。そのうち72.9%の人が「普通預金」を、23.5%の人が「つみたてNISA」に取り組んでいます。

調査結果を見ると、初めての給料を貯金に充てる人が多い一方、資産運用に積極的な人も多いことが分かります。早い段階から今あるお金を増やす習慣をつけて、先々の暮らしに備えておきたいものですね。

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