冬のボーナスでもらえる金額、予想はいくら? みんなが予定している使い道は?

12月に入ると、多くの企業で冬のボーナスが支給されます。昨年より支給額がアップすることを期待している人も、減額を覚悟している人もいるでしょう。今年はいくらくらいのボーナスが支給されると予測する人が多いのでしょうか。

2022年冬のボーナス支給額は10~30万円未満の予測

2022年冬のボーナスの支給予定額
出典:株式会社ヒューネル「冬のボーナスについてのアンケート調査

厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、2021年のボーナスは平均して、夏が38万268円、冬が38万787円でしたが、今年の冬のボーナスはどのように推移するのでしょうか。

株式会社ヒューネルが「冬のボーナスについてのアンケート調査」を実施。冬のボーナスの支給予定額を聞いたところ「10万円~30万円未満」が最多で、500名中188名と3分の1を超える結果に。次いで「30万円~50万円未満」が106名で2割強を占めています。ちなみに、100万円以上という羨ましい回答もありました。

2022年・冬のボーナスは、半数以上が「使わず預貯金」!?

2022年冬のボーナスの使い道
出典:株式会社ヒューネル「冬のボーナスについてのアンケート調査

2022年冬のボーナスは何に使う予定なのか複数回答で聞いたところ「使わない・貯金・預金」の回答が276名と最多で、全体の半数を超えました。次いで「生活費・固定費にあてる」が161名と、こちらも3分の1近くの人が使い道に選んでおり、コロナ禍による企業の業績悪化や、あらゆる物やサービスの値上げが続いている影響だと考えられます。
また、4位には「投資」がランクインしています。野村総合研究所が3年おきに実施している「生活者1万人アンケート」によると、投資する人の割合は2015年の16%程度から、2021年には21.1%まで増加。特に若年層を中心に増えている傾向がうかがえます。

収入は増えず、値上げラッシュが続くなか、預貯金をするだけではお金がなかなか増えません。家計を安定させ、将来に備えた資産を形成するために、投資を考えている人は、今後も増えていきそうです。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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