空気清浄機は、定期的に掃除したりフィルターを交換したりする必要があります。掃除を怠ると空気清浄機に汚れが溜まり、臭いの原因になるため注意が必要です。今回は、空気清浄機の掃除の頻度や手順などを解説します。掃除する際のポイントも説明するので、空気清浄機を正しく使用するために役立ててください。

空気清浄機の掃除をしないとどうなる?

空気清浄機を掃除しないと汚れが蓄積され、故障や臭いの原因になるおそれがあります。ここでは、空気清浄機を掃除しないとどうなるのか、くわしく説明します。

故障の原因になる

空気清浄機には、有害物質をキャッチするためのフィルターが付いています。フィルターには汚れが溜まるため、定期的に掃除しなければなりません。

フィルターの掃除を怠ると、汚れが蓄積されて目詰まりを起こす可能性があります。そうなると、空気清浄機が空気を吸ったり吐き出したりしにくくなります。そうすると、ファンを回すためのモーターに通常よりも負荷がかかるため、余計な電力を消費するでしょう。本体に熱がこもり、故障するリスクもあります。

カビやホコリが拡散する

空気清浄機の掃除をせずに使用し続ければ、フィルターにカビやホコリがどんどん溜まっていきます。不衛生な状態で空気清浄機を稼働させることになり、空気中にカビやホコリが飛び散ることになります。その結果、アレルギーや咳も出やすくなるでしょう。

空気清浄機は空気をきれいにするために設置するものであり、空気中にカビやホコリを放出する原因になっては本末転倒です。そのような状況を避けるには、汚れが溜まらないよう定期的に掃除する必要があります。

臭いが発生する

空気清浄機のフィルターに汚れが溜まっていると、嫌な臭いの原因にもなります。特に、室内でタバコを吸っていたり、頻繁に揚げ物や炒め物などの料理をしていたりする場合は、空気清浄機にも臭いのもとが溜まりやすくなります。掃除せずに使用し続けると、空気清浄機自体が嫌な臭いの発生源になる可能性も否定できません。

また、加湿機能が付いている空気清浄機は、掃除を怠るとタンクの中にカビや雑菌が繁殖し、臭いの原因になるケースもあります。加湿機能付きの空気清浄機は、フィルターだけでなくタンクも含めて掃除しなければなりません。

空気清浄機の掃除やフィルターの交換頻度は?

空気清浄機のフィルターは、2週間に1回程度の頻度で掃除をするのがおすすめです。加湿機能が付いている場合は、タンクの水を毎日交換してください。また、週1~2回の頻度でタンクの中を洗いましょう。

フィルターの交換頻度は、メーカーや機種によっても異なります。目安としては、集塵フィルターはだいたい10年に1回、防臭フィルターは2年に1回の頻度で交換が必要です。ただし、汚れや臭いが特に気になっているなら、早めに交換したほうがいいでしょう。

空気清浄機の基本的な掃除のしかた

空気清浄機はどのように掃除すればいいのでしょうか。掃除の方法はメーカーや機種によっても異なるため、取扱説明書をよく確認してください。ここでは、空気清浄機の基本的な掃除のしかたを解説します。

空気清浄機の掃除に必要なもの

空気清浄機を掃除するときは、いくつか道具や洗剤などを用意する必要があります。まず、汚れを落とすために、掃除機や雑巾(クロス)、スポンジ、歯ブラシ、綿棒など準備しましょう。汚れが気になる場合は、マスクやゴーグル、ゴム手袋などもあると掃除しやすくなります。

使用する洗剤は、中性洗剤やエタノール、漂白剤、重曹、クエン酸などです。実際に使える洗剤は機種によって違うため、必ず取扱説明書を確認してください。

空気清浄機の掃除をする手順

空気清浄機の掃除をするときは、最初にフィルターを取り外します。掃除機を使用し、フィルターに溜まっているホコリを吸い取りましょう。掃除機で取りきれないホコリは、歯ブラシや綿棒などで掻き出してください。メーカーや機種によってはフィルターを水洗いできる場合もあるため、取扱説明書を確認してください。

続いて、本体を水拭きします。水拭きだけでは汚れが落ちない場合は、中性洗剤を少量使用しましょう。加湿機能が付いている空気清浄機は、タンク内の水を捨てたうえでスポンジを使って洗います。カビが付いている場合は、エタノールや漂白剤を使って除去してください。水洗いしたフィルターやタンクなどを乾燥させ、しっかり乾いたら本体に取り付けます。

空気清浄機を掃除する際の注意点

感電やケガを防ぐため、空気清浄機を掃除するときは必ず事前に電源プラグを抜きましょう。また、メーカーや機種、フィルターの種類によっても、使用できる洗剤は異なります。自己判断で洗剤を選ぶのではなく、取扱説明書をよく確認することが大切です。

空気清浄機を掃除するときにホコリや洗剤の臭いが気になる人は、マスクやゴーグルも着用すると、掃除がしやすくなります。

空気清浄機の汚れをできるだけ防ぐコツ

部屋の空気が汚れていれば、その分だけ空気清浄機にも汚れが溜まりやすくなります。空気清浄機の汚れをなるべく防ぐには、室内の掃除や換気をこまめに行うことが重要です。

また、加湿機能付きの空気清浄機の場合、タンクに水を入れっぱなしにしていると雑菌が繁殖しやすくなります。タンクの水は毎日交換し、清潔な状態を保ちましょう。

さらに、使い捨てのプレフィルターを使用すれば、より簡単にフィルターを交換できます。プレフィルターをパネルの後ろに貼り付けると、汚れた際に剥がして新しいものに変えるだけで手入れが完了します。掃除の手間を軽減できるので、おすすめです。

まとめ

空気清浄機の汚れや臭いを防ぐには、フィルターや本体を定期的に掃除する必要があります。掃除を怠ると、室内がかえって不衛生な状態になる可能性があるため、注意が必要です。

フィルターは汚れが溜まりやすいので、2週間に1回程度の頻度で掃除しましょう。加湿機能付きの空気清浄機については、タンクの水を毎日交換してください。正しくお手入れして、空気清浄機の効果をしっかり感じられるようにしましょう。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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