空気清浄機を使用するにあたり、寿命や耐用年数が気になっている人もいるでしょう。空気清浄機をつけっぱなしにすればその分だけ寿命が短くなるのではないか、と心配になっている人もいるかも知れません。

今回は、空気清浄機の寿命や耐用年数について具体的に解説します。空気清浄機の買い換えのタイミングについても紹介するため、ぜひ役立ててください。

空気清浄機の寿命・耐用年数は何年?

空気清浄機の法定耐用年数は、6年です。ただし、法定耐用年数は、あくまでも会計上の減価償却のために定められた使用期間です。そのため、実際に使用できる期間とは異なります。


空気清浄機の本当の寿命は、使用する環境のほか、手入れや掃除のしかたによっても、変わる可能性があるものです。適切な方法で手入れや掃除をすれば、10年以上使用できる場合もあります。

空気清浄機のフィルターの寿命は何年?

空気清浄機には、さまざまな種類のフィルターがついています。フィルターの寿命は、メーカー、機種、使用環境によってもさまざまです。ここでは、空気清浄機のフィルターの寿命について解説します。

プレフィルター

プレフィルターは、空気清浄機本体の一番外側に付いているフィルターです。本体を構成する部品の一つであり、破れたり破損したりしなければずっと使い続けられます。そのため、長く空気清浄機を使用していても、定期的に交換する必要はありません。

ただし、プレフィルターには汚れが溜まるため、定期的な掃除が必要です。プレフィルターに使い捨てのフィルターを付け、手入れを簡単にする方法もあります。その場合は、月に1回の頻度で使い捨てのフィルターを交換しましょう。

集塵フィルター

集塵フィルターは、ホコリをキャッチするために付いているフィルターです。集塵フィルターの寿命は長くて10年程度で、同じ空気清浄機をそれ以上長く使う場合は交換する必要があります。

たとえば、シャープやパナソニックなどの空気清浄機の集塵フィルターは、約10年に1回が交換の目安として示されています。ただし、集塵フィルターの手入れは、1ヶ月に1回程度行わなければなりません。

また、ダイソンの空気清浄機の集塵フィルターは、手入れが不要です。ただし、1年に1回の交換が推奨されています。

脱臭フィルター

脱臭フィルターとは、臭いを取るためのフィルターです。集塵フィルターと同様、寿命は長くて10年程度とされています。シャープやパナソニックの空気清浄機に付けられている脱臭フィルターも、約10年に1回を目安に交換が必要です。

ただし、10年が経過していなくても、空気清浄機の使用環境によっては脱臭フィルターを早めに交換したほうがいい場合もあります。空気清浄機を使用しているにもかかわらず以前よりも臭いが気になると感じるようになったら、早めに脱臭フィルターを交換しましょう。

加湿フィルター

空気清浄機のなかには、加湿機能が付いている機種もあります。その場合は、加湿フィルターの交換も必要です。加湿フィルターの寿命も、長くて10年程度とされています。

ただし、加湿フィルターの寿命は、使用する水の水質によっても変化します。そのため、加湿フィルターの状態を確かめたうえで交換を検討しなければなりません。たとえば、水垢や臭いが気になるようになったら、加湿フィルターを交換しましょう。変色や傷みが見られる場合も早めの交換がおすすめです。

空気清浄機をつけっぱなしにすると寿命に影響する?

空気清浄機を24時間つけっぱなしにしていても、本体の寿命が短くなる可能性は低いです。

ただし、空気清浄機を使用している環境によっては、フィルターの掃除や交換をよりこまめに行わなければならないケースもあります。フィルターの掃除や交換は、空気清浄機の効果を持続させるためにも重要です。空気清浄機の使用頻度や汚れの状態に応じ、適切にフィルターの掃除や交換をしましょう。

空気清浄機の効果を持続させるには?

空気清浄機の効果を持続させるには、どうすればいいのでしょうか。ここでは、空気清浄機の効果を持続させるためにすべきことを具体的に説明します。

空気清浄機のお手入れをする

空気清浄機の機能をしっかり発揮させるには、定期的なお手入れが必要です。ここでは、パナソニックの空気清浄機を例にあげ、掃除が必要な箇所や頻度を紹介します。

空気清浄機の本体やフロントパネルは、約1ヶ月に1回の頻度で掃除する必要があります。布を濡らしてよく絞り、優しく拭いてください。プレフィルターは、約2週間に1回の頻度で掃除するのが望ましいです。付着しているホコリを掃除機で吸い取りましょう。

また、集塵フィルターや脱臭フィルターについても、汚れが気になるときには掃除機でホコリを吸い取るべきです。さらに、高感度ハウスダストセンサーは、約3ヶ月に1回程度掃除します。乾いた綿棒でレンズを拭きましょう。

加湿機能がついている機種なら、毎日タンクの内部を水洗いする必要があります。加湿フィルターセットや加湿トレーは、約1ヶ月に1回程度の頻度で水洗いしてください。イオン除菌ユニットは、約1ヶ月に1回程度つけ置き洗いをします。

設置する部屋の環境を整える

空気清浄機の寿命は、設置する部屋の環境にも左右されます。こまめに部屋を掃除したり換気したりし、なるべく空気中にホコリが溜まらないようにしましょう。

また、空気清浄機に過度な負担をかけないようにすることも大切です。たとえば、空気清浄機の近くで頻繁にタバコを吸ったり揚げ物をしたりすると、空気清浄機の寿命が縮まる原因になります。空気清浄機の設置場所にも配慮し、必要以上に汚れが溜まらないようにする必要があります。

空気清浄機を買い換えるタイミングは?

空気清浄機の買い換えは、空気清浄機の状態に応じて行いましょう。たとえば、本体から異音がしたり、表示ランプが誤作動したりしているなら、買い替えの検討が必要です。電源を入れても作動しないときも、寿命を迎えている可能性があります。また、フィルターの掃除をしても臭いがしたり吸い込みが悪かったりする場合も、本体に問題が生じていると考えられます。

加湿機能付きの空気清浄機の場合、加湿運転しているにもかかわらず部屋の湿度が上がらないなら、買い替えを検討したほうがいい時期かもしれません。

まとめ

空気清浄機の法定耐用年数は6年ですが、実際の寿命は10年程度が目安となっています。空気清浄機の寿命はお手入れのしかたによっても変化するため、きちんと掃除やフィルターの交換を行いましょう。

お手入れをしても異音や臭いが気になったり誤作動したりする場合は、寿命を迎えている可能性があります。その場合は空気清浄機の買い替えを検討し、室内の空気をきれいに保てるようにしましょう。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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