千葉県内で愛犬家が多いのは何市? ドッグフレンドリーな街で暮らしたい!

太平洋と東京湾に面し、海に囲まれている千葉県。これから犬を飼いたい人や愛犬と住む場所を探している人にとって、県内で愛犬とおでかけしやすい場所や、犬にも飼い主にも暮らしやすい街なのかという情報は気になるのではないでしょうか。千葉県内で、犬が多く飼われているのは何市なのか調べました。

千葉県内で、犬の登録頭数が多い市はどこ?

千葉県内で犬の登録頭数が多い市ベスト10
千葉県の保健所一覧・令和2年度事業年報をもとに筆者作成。千葉市は千葉市保健福祉局医療衛生部生活衛生課提供のデータより)

千葉県の各保健所がまとめた事業年報などの情報によると、千葉県内で犬の登録頭数が多い市は、1位が千葉市、2位が船橋市、3位が柏市という結果に。以下、4位が松戸市、5位が市原市でした。おおむね、人口の多い市が上位にランクインしている印象ですが、5位の市原市は人口に対して犬の登録頭数が多く、特に犬好きが多い市と言えるかもしれません。

犬が多い市にある「ドッグフレンドリー」な施設

愛犬と散歩ができる公園やドッグランのある街
愛犬と散歩ができる公園やドッグランのある街なら、楽しい毎日を送れそう(画像素材:PIXTA)

千葉県内で犬の登録頭数が多いベスト5にランクインした市は、きっと犬と暮らしやすいはず。そこで、上位5市の散歩に適した公園やドッグランを紹介します(以下で紹介するドッグランの多くが、事前登録制です)。

1.千葉市

県立青葉の森公園
「県立青葉の森公園」では春になると、さまざまな品種の桜を観賞できます(画像素材:PIXTA)

千葉市にはたくさんの公園があります。なかでも「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」で第5位にランクインしたJR京葉線海浜幕張駅から徒歩約10分の「幕張海浜公園」は見浜園有料エリアを除き、ペットの同伴が可能。愛犬と海沿いを散歩できる人気スポットです。近隣の「三井アウトレットパーク幕張」や「イオンモール幕張新都心」にはペットと過ごせるエリアがあり、散歩と合わせてショッピングも満喫できるでしょう。

「日本の都市公園100選」に選定されている総合公園「昭和の森」は、100ヘクタールを超える広大な敷地で、1日では回りきれないほどの広さ。散歩コースとしてだけでなく、ペット可のキャンプ場「昭和の森フォレストビレッジ」などもあり、休日にじっくりと楽しみたいスポットです。

「青葉の森公園」は、県立中央博物館や芸術文化ホール、彫刻の広場などがあるカルチャーゾーンをはじめとする4つのゾーンに分かれた広大な公園で、ネイチャーゾーンの一角にドッグランがあります。事前にガイダンスを受講することで利用が可能です。また、公園では基本的なマナーやしつけを学べる愛犬との暮らし方教室も実施しています。

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2.船橋市

ふなばしアンデルセン公園
ワンパク王国、メルヘンの丘、子ども美術館、自然体験、花の城の5つのゾーンから構成されている「ふなばしアンデルセン公園」(画像素材:PIXTA)

船橋市にある公園の中で、愛犬との散歩コースにぴったりなのが「行田公園」です。東区域と西区域それぞれに広大な芝生広場があり、公園の周囲には遊歩道が整備されています。サイクリングコースが別にあるため自転車が通らず、快適に散歩ができます。行田公園から徒歩圏内の「長津川親水公園」も日々の散歩に重宝しそうです。
潮干狩りができることで人気の「ふなばし三番瀬海浜公園」は、関東の富士見百景に認定されているスポット。犬と散歩をしながら海を間近に感じ、美しい富士山も望めます。

JR・東武アーバンパークラインの船橋駅北口からバスで40分程度の「ふなばしアンデルセン公園」に隣接するドッグランは、公園と入園ゲートが分かれているため入園料はかかりませんが、1頭ごとに利用料金がかかります。約4,830平方メートルのスペースは、12キロ未満エリアと1キロ以上のエリア、体重無制限エリアに分かれており、各エリアは1週間交代の入れ替え制。芝生を存分に駆け回ることができます。

ふなばしアンデルセン公園がある船橋駅の口コミや住みやすさを「TownU(タウニュー)」でチェック(無料・登録不要)

3.柏市

柏の葉公園
「柏の葉公園」は柏市で最大規模を誇る大きな公園です(画像素材:PIXTA)

柏市には、自然林が広がる「増尾城址総合公園」や牧場跡地に造られた「中原ふれあい防災公園」など、犬とともに過ごせる公園が点在しています。「北柏ふるさと公園」と「柏ふるさと公園」、その間にある「手賀沼自然ふれあい緑道」は愛犬との散歩にぴったりです。

柏の葉キャンパス駅から徒歩圏内にある「柏の葉公園」の日本庭園東側広場にはドッグランがあり、事前にガイダンスを受講・登録することで利用が可能です。また、公園では「犬のしつけ方教室・ワンポイントレッスン」も実施しています。

ちなみに、柏の葉公園から徒歩圏内のショッピングモール「柏の葉 T-SITE」は、リードを付ければ入店できる店、カートで入店できる店、通り抜けできるスペースなどが決められているため、犬連れでも気持ちよく過ごせます。ドッグコミュニティーサロンを設けているほか、散歩スペースや愛犬用の水分補給スポットがあり、犬用カートの貸し出しも行っているなど、至れり尽くせりです。同じく柏の葉公園から徒歩圏内の「ららぽーと柏の葉」も、ペットウェルカムエリアが設けられており、犬連れでショッピングを楽しめます。

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4.松戸市

松戸中央公園
「松戸中央公園」は四季折々の表情を楽しめる公園です(画像素材:PIXTA)

松戸市には、広葉樹林や湿地が広がる自然豊かな「根木内歴史公園」やJR松戸駅から徒歩圏内という好立地で日常の散歩コースに最適な「松戸中央公園」、陸上競技場や野球場などスポーツ施設を備えた「松戸運動公園」などの公園で犬の散歩が可能です。ペットの入園は不可となっている公園もあるため、事前によく確認をしましょう。

市営のドッグランは現在閉鎖中ですが、国内最大級の「新京成ドッグラン松戸」があり、1万3,000平方メートルの広大な敷地をノーリードで駆け回れます。

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5.市原市

養老渓谷の粟又の滝
「養老渓谷」の粟又の滝では夏になると、犬が水遊びをする姿も見かけます(画像素材:PIXTA)

市原市と言えば、隣の大多喜町にかけて県内でも有数の紅葉の名所「養老渓谷」があり、四季折々の美しい表情が見事です。遊歩道を散歩しつつ、水遊びも楽しめます。近隣にはペット可の宿泊施設がいくつもあるため、週末のおでかけにも良さそうです。
笠森鶴舞自然公園内にある「鶴舞公園」は桜の名所として知られ、のんびりと散歩を楽しめます。

また、「市原サービスエリア」の上り線と下り線のそれぞれに、事前登録不要・無料で利用できるドッグランが併設されています。高速道路での移動中はもちろん、一般道からも利用することが可能です。上り線には骨の形をした犬用のパンを売るベーカリーもあり、愛犬とともにグルメも楽しめそうです。

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まとめ

千葉県には、海辺を散歩できる公園や雄大な自然を感じながら犬と散歩ができるスポットが数多くあります。今回紹介したデータを参考に、愛犬と一緒に住みたい街を探してみてはいかがでしょうか。

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(最終更新日:2022.02.07)
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