1人暮らしには、1ヶ月にどの程度の生活費がかかるのでしょうか。生活費を抑えるためには、参考となる生活費の目安を知り、節約の工夫をすることが大切です。

この記事では、総務省統計局のデータをもとに、生活費の平均を紹介します。家賃や食費などの項目ごとに節約方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1人暮らしの生活費はいくらかかる?

総務省統計局が公表しているデータによれば、1人暮らしにかかる生活費は月平均で約15万円です。ただし、地域や収入によって、実際にかかっている生活費には差があります。

ここでは、1人暮らしにかかる生活費の内訳を紹介します。地域別や収入別の生活費もまとめましたので、自分の状況と照らし合わせてみてください。

1人暮らしの生活費の内訳

総務省統計局の家計調査によると、1人暮らしの生活費の内訳は以下のとおりです。

1人暮らしの生活費の内訳
出典:家計調査|総務省統計局(2020年)

ただし、これは全国の平均であり、年齢や住んでいる地域、住宅のタイプ、年収などによって実際の生活費は異なります。

1人暮らしの地域別の生活費

1人暮らしの地域別の生活費をまとめると、以下のとおりです。

1人暮らしの地域別の生活費
出典:家計調査|総務省統計局(2020年)

基本的に、中都市や小都市、町村よりも大都市のほうが生活費は高い傾向があります。特に関東地方は、ほかの地域に比べて生活費が高くなっています。

1人暮らしの収入別の生活費

1人暮らしの収入別の生活費をまとめると、以下のとおりです。

1人暮らしの収入別の生活費
出典:家計調査|総務省統計局(2020年)

収入が高い人ほど、生活費も高いことがわかります。

気になる家賃は? 地域別の家賃相場を紹介

住宅を借りて1人暮らしをするなら、家賃も含めて生活費を考えなければなりません。地域によって家賃相場は大きく異なるため、自分が住む地域の相場を把握しておく必要があります。

主要都市のワンルームの家賃相場をまとめると、以下のとおりです。

主要都市のワンルームの家賃相場
出典:全国の家賃相場・賃料相場情報|SUUMO(※2021年11月時点)

1人暮らしの生活費を節約するには?

1人暮らしにかかる生活費を抑えるには、どうすればいいのでしょうか。生活費は食費や家賃など、さまざまな出費で構成されているため、それぞれについて工夫を取り入れることが大切です。ここでは、生活費の内訳ごとに節約方法を解説します。

家賃

家賃は生活費のなかで最も大きな割合を占め、収入が少ないほど家賃の負担は大きくなります。すでに説明したとおり地域によって家賃相場には大きな差があるため、注意が必要です。通勤や通学が可能な範囲で、なるべく家賃が安いエリアを選んで物件を探すようにしましょう。

たとえば、東京23区内でもエリアによって家賃には違いがあります。ワンルームの家賃相場が最も高いのは中央区で、足立区、葛飾区、江戸川区などは比較的家賃が安い傾向があります。エリアによっては家賃相場に2万円以上の差が生じているケースもあるため、よく確認しましょう。

都内へ通勤や通学をするなら、埼玉県や千葉県で物件を探すのも一つの方法です。エリアによっては、家賃相場が都内の半分程度の場合もあります。

出典:東京都の家賃相場・賃料相場情報を探す|SUUMO(※2021年11月時点)

食費

1人暮らしの食費は月平均で約3万8,000円です。地域別に見ると、大都市に住んでいる人は食費が高い傾向にあります。

食費を抑えるためには、自炊の回数をなるべく多くするのがポイントです。あらかじめ日々の献立を考え、買い出しの際にムダな食材を買わないように意識しましょう。冷蔵庫の中身や買い置きしている食材をこまめに確認し、それらをうまく組みあわせて食事を作ることも大切です。

特に、外食ばかりしている人が自炊を始めれば、大幅な節約につながる可能性があります。ときどきなら外食しても問題ありませんが、節約のためには自炊を増やすように努力しましょう。

水道光熱費

1人暮らしにかかる水道光熱費は、月平均で約1万2,000円です。特に、北海道や東北地方は水道光熱費が高い傾向があります。

水道光熱費を節約するには、契約する会社や料金プランの見直しが効果的です。電気やガスは自由化されており、自分のライフスタイルにあわせて好きな会社を選べます。契約先や契約内容によっては大幅な節約につながる可能性があるため、一度よく検討してみましょう。

なお、単に契約を見直すだけでなく、普段から節電や節水を心がけることも重要です。電気のつけっぱなしや水道の流しっぱなしをせず、必要な分だけ使うようにしましょう。

通信費

通信費とは、スマートフォンやインターネットなどの利用にかかる費用のことです。1人暮らしの通信費は、月平均で約7,000円となっています。通信費を抑えるためには、料金プランを見直すと効果的です。スマートフォンについては、格安SIMへの変更を検討すると大幅に費用を下げられます。さまざまな格安SIMがあるため、条件を比較して自分に合うものを選びましょう。

また、通信会社によっては、スマートフォンとインターネットの両方を契約するとセット割引やキャンペーンが適用される場合もあります。割引率を確認してセットで契約するのも一つの方法です。

まとめ

1人暮らしでは、生活費として1ヶ月あたり約15万円がかかります。賃貸住宅に住んでいる場合は、できるだけ家賃を抑えると生活費を節約できます。また、食費、水道光熱費、通信費なども見直し、なるべく費用をかけないようにすることも大切です。

生活費の目安は、住んでいる地域や収入によっても異なります。自分自身の状況に合わせて、無理のない範囲で節約に取り組みましょう。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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