【本当に住みやすい街大賞2022】第2位 川口:豊かなライフバランスが叶う、住まいも暮らしも伸び続けるパワータウン

川口駅前の様子

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2021年12月に実施した「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」結果発表ページはこちら>>

川口の評価

 

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川口ってどんな街?

東京都北区に隣接して通勤・通学利便性が高く、再開発で生まれ変わりつつあるJR京浜東北線「川口駅」(埼玉県川口市)。東京駅へはJR京浜東北線を利用して約30分でアクセスできます。住宅価格は、隣接する赤羽駅と同程度の物件で1,000万円以上安い場合もあることから、狙い目の街である点も見逃せません。駅前には快適な都市生活をかなえる商業施設や音楽ホールなどの文化施設も充実。複数の再開発が同時に進行しており、今後の人口増加や地価上昇、街のイメージアップが期待されている街です。

【発展性:4.50点】相次ぐ再開発でさらにバリューアップが見込まれる

川口駅周辺では、「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」や「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」といった複数の再開発プロジェクトが進行中です。
「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」は商業施設跡地の再開発で、JR川口駅東口から東へ約300メートルに位置する約1.1ヘクタールの区域を対象としています。商業施設を兼ね備えたマンションが2023年3月に竣工予定で、総戸数は約475戸の計画です。
また、「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」は、川口駅東口から南に約400メートルに位置する約0.7ヘクタールの区域で行われ、こちらも商業施設を兼ね備えたマンションが2025年に誕生予定。総戸数は約220戸の計画となっています。
2つの再開発プロジェクトにより、合計約700戸のマンションが誕生。さらに街の活性化が期待できるとともに、防災や省エネルギー等に配慮された再開発計画となっているので、街のイメージ向上にもつながるでしょう。

川口キュポ・ラ
駅東口の複合施設「川口キュポ・ラ」。薬局や飲食店、書店などの商業施設のほか、川口市立図書館などの公共施設も入っています

【住環境:4.15点】商業・公共のバランスの良い過ごしやすい街

川口駅周辺の特色の一つは、商業施設、公共施設、公園がバランスよく配置されている点です。「川口キュポ・ラ」や「かわぐちキャスティ」といった大型ショッピングセンターが駅周辺にあることに加え、駅東口から徒歩約8分の場所には約90の専門店や「MOVIX川口」、「イトーヨーカドー」などが入るショッピングモール「アリオ川口」もあり、買い物環境は良好。
「川口キュポ・ラ」内には、子育て支援や育児サークルなどの親子イベントにも多く利用される「かわぐち市民パートナーステーション」や延べ床面積6,940平方メートルの大規模図書館「川口市立中央図書館」といった公共施設も集まっています。
駅西口すぐの場所には約3万平方メートルを誇る「川口西公園」があり、散歩や運動などリフレッシュできる場所も身近にある環境です。

川口西公園
駅西口の目の前にある「川口西公園」。春には桜が咲き、お花見も楽しめます

【交通の利便性:4.20点】電車による都内へのアクセスは良好

JR京浜東北線で東京駅まで約30分と、埼玉県の駅でありながら東京都心へのアクセスに優れています。また、駅からバスで約15分の場所には埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「川口元郷駅」があり、東京メトロ南北線に直通する埼玉高速鉄道線が利用可能です。川口元郷駅から乗り換えなしで四ツ谷駅や目黒駅までアクセスできるのも魅力的。
高速道路としては、駅から車で約15分の場所に首都高速川口線の出入り口である足立入谷ICがあり、都心方面や東京外環自動車道を経由して栃木、群馬方面への車移動も可能です。都心へのアクセスという視点では、都心部に30分以内でたどり着ける電車のほうが利便性は高いでしょう。

【コストパフォーマンス:3.70点】隣接の北区よりも2割程度安くてお得感あり

中古マンションの相場は、駅から徒歩約10分の3LDKで5,500万円前後の物件が多く見られます。隣接する東京都北区の赤羽駅利用の同程度の物件と比較しても1,000万円以上安い場合もあるので、東京都心にアクセスしやすくコストパフォーマンスの高い物件を探したい人にはぴったりでしょう。新築マンションの坪単価としては200万円台から購入できますが、駅周辺になると300万円台に上昇してしまうので、駅から離れた場所も視野に入れて探してみましょう。
川口のタワーマンションは価格上昇中のため、坪単価300万円を大きく超える場合もあるので、早めに購入を検討すると良いかもしれません。

【教育・文化環境:3.70点】学びのきっかけとなる大きな図書館がある

川口市は「子ども・子育て支援事業計画」により待機児童ゼロを目指し、保育所の整備や幼稚園から認定こども園への移行を支援して保育定員の確保に取り組んでいます。その結果、川口市の待機児童数は4年連続減少し、2021年4月1日時点で30人。今後も待機児童の減少が期待できます。
駅の東側には「川口市立中央図書館」、駅の西側には演劇・コンサート・ミュージカル・オペラ・バレエなどの公演が開催される「川口総合文化センター・リリア」があり、身近に芸術や文化に親しめる施設がそろっています。

【選定委員会による総括】23区に隣接する利便性に加え、続く再開発で将来が楽しみな街

川口は、東京都北区に隣接する便利な街でありながら、完成された市街地というわけではなく、複数の再開発が同時に進行している成長中の街です。今後も大規模新築マンションが建設される計画があり、東京都内よりも手頃な価格で新築物件を購入できるチャンスがあります。
JR京浜東北線で約30分で東京都心へ行けるアクセスの良さと、大きな公園など豊かな自然環境が並存している点も大きな魅力。さらに、駅周辺には生活利便施設や教育施設、公共施設なども集積し、あらゆる世代の生活を彩ります。
マイホームを探している人や引っ越しを検討している人にとって一度検討してみる価値のある街と言えそうです。

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(最終更新日:2022.06.22)
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