新生活を始める二人暮らしに必要なものとは? そろえるときの注意点も解説

結婚や同棲、友人とのルームシェアなど、誰かと新生活をスタートさせるのはとてもワクワクするものですよね。2人暮らしを始めるときには、1人暮らしのときとは違って、何かと必要なものがでてきます。

新生活を始めるときには、暮らし始めてから困ることがないように事前に準備をしておきましょう。ここでは、2人暮らしの新生活において必要なものや、それらをそろえるときの注意点についてご紹介します。

2人暮らしの生活に必要なもの

二人で暮らすとき、1人暮らしや実家で使っていたものがそのまま使えたとしても、それでは不便に感じてしまうこともあります。そこで、2人暮らしの生活を具体的にイメージしながら、どんなものが必要になるのかを考えてみましょう。

家具

2人暮らしでそろえたい家具一覧

・ベッド
・テーブル
・イス
・ソファ
・テレビボード
・本棚
・タンス

新生活にはオシャレなソファを置きたいという人も多いかもしれませんが、ソファは必ずしも必要ではありません。部屋の大きさや予算に合わせて取り入れましょう。

友達や家族が遊びにくるなど来客が多い場合は、2人用ではなく4人用のテーブルやイスを用意すると安心です。また、部屋が狭いときにはベッドではなく布団を選ぶのも一つの手でしょう。昼間は布団をしまっておけるため部屋を広く使えます。備え付けのクローゼットが小さい場合は、タンスがあったほうがよいでしょう。

家電

2人暮らしでそろえたい家電一覧

・テレビ
・エアコン
・洗濯機
・冷蔵庫
・照明器具

家電は高額なものも多いため、すぐに買い替えることがないように数年後のライフスタイルをイメージして選びましょう。特に、将来子どもを育てる予定があるなら冷蔵庫は大きめのものを選ぶことがおすすめです。

生活必需品でもあるエアコンはすべての部屋につけるとコストがかさみます。費用を抑えたい場合は、エアコン備え付けの物件を選ぶといいでしょう。洗濯機は、2人分の洗濯をするなら45L以上の大きさが適しています。洗濯機も冷蔵庫と同じように、近い将来に家族が増える可能性があるなら大きめのものを選ぶと買い替えずに済みます。

小物家電

2人暮らしでそろえたい小物家電一覧

・炊飯器
・電子レンジ
・トースター
・ガスコンロ
・ホットプレート
・コーヒーメーカー
・フードプロセッサー
・電気ケトル、ポット
・掃除機
・ドライヤー
・アイロン

小物家電は二人の暮らしぶりによって必要なものが異なります。コーヒーメーカーやフードプロセッサーなどは生活に合わせて取り入れましょう。

ガスコンロが備え付けられていない物件もあります。この場合、部屋で使用できるガスの種類に合ったガスコンロが必要です。炊飯器の大きさは3合炊きでも十分ですが、まとめてお米を炊きたいなら5合炊きをおすすめします。余ったご飯は冷凍しておくと、家事の時短や電気代の節約につながります。

アイロンやドライヤーなどは意外と忘れやすい家電です。相手が持ってくるはずだと思い込まず、どちらが持ってくるのか確認しましょう。

キッチン用品

2人暮らしでそろえたいキッチン用品一覧

・フライパン、鍋
・包丁
・まな板
・食器
・お箸、スプーン、フォーク
・食器用洗剤、スポンジ
・ラップ、アルミホイル

キッチン用品を選ぶときのポイントは、自炊をするかどうかです。自炊をするなら、ひととおりの調理器具をそろえたほうが安心でしょう。包丁やまな板以外にも、お玉やフライ返し、菜箸、計量カップ、キッチンバサミなど、必要に応じてそろえましょう。

食器類に関しては、一度にそろえてしまうと食器棚に入りきらなくなることがあります。初めは必要最低限のものをそろえて、生活していくなかで二人の好きな食器を選んでいく方法もおすすめです。

トイレ・洗面所関連

2人暮らしでそろえたいトイレ・洗面所関連のグッズ一覧

・タオル
・タオル掛け
・足拭きマット
・ランドリーラック
・洗濯洗剤、柔軟剤
・洗濯カゴ
・ハンガー
・洗濯バサミ
・歯ブラシ、歯磨き粉
・トイレットペーパー

コインランドリーではなく自宅の洗濯機を使うなら、洗濯グッズも必要です。ハンガーや洗濯バサミなどもそろえておきましょう。洗濯グッズを収納するランドリーラックはDIYもできます。

物件によってはタオル掛けがないところもあります。この場合は、あとから付けられるタオル掛けを取り付けると便利でしょう。ただし、賃貸の場合は原状回復が必要であるため、タオル掛けをつけていいか管理会社に確認してからにします。

トイレットペーパーは入居初日から必要にも関わらず、忘れやすいものの一つです。引っ越し当日は忙しくなるため、旧居から持ち込むようにしましょう。

浴室関連

2人暮らしでそろえたい浴室関連のグッズ一覧

・シャワーカーテン
・浴槽のフタ
・バスチェア、洗面器
・シャンプー、ボディソープ
・バスタオル
・お風呂用洗剤

お風呂は入居当日から使うことになるので浴室関連のものは早めに準備しましょう。持ち込む場合は、どのダンボールに入れたかわかるようにメモをしておくと、すぐに取り出せます。

浴室には、シャワーカーテンや浴槽のフタは設備としてついているか確認しておきましょう。物件によっては浴室にないこともあり、新たに買い足す必要があります。

カーテン

カーテンも入居した日から必要になるため、事前に用意しておきましょう。カーテンがないと外の光が眩しいだけではなく、外から室内が丸見えになってしまい防犯的にも危険です。

カーテンを選ぶときには、カーテンレールの形状にも注意しましょう。カーテンの形状によって選ぶべきカーテンのサイズは異なるため、物件のカーテンレールに適したカーテンを選ぶ必要があります。内見のときにチェックしてみてください。

2人暮らしで必要なものをそろえるときの注意点

上記のとおり、2人暮らしを始めるときにはたくさんのものが必要になります。しかし、「あれもこれも必要だから」といって、すべてそろえてしまうと後で困ってしまうこともあります。2人暮らしに必要なものをそろえるときには、次のことに気をつけてください。

予算を決めて超えないようにする

これから二人の新生活が始まると思うと期待に胸が弾むでしょう。「どんな家具が合うかな?」「家電もオシャレなものがいいな」と、新生活に向けて準備をしている時間も楽しいものです。

しかし、ついつい買いすぎてしまうことのないように、予算を決めることも大切です。新生活を始めると何かとお金がかかるため、今後のためにお金をすべて使わないようにしましょう。2人暮らしのための資金を節約するためには、メルカリを代表とする、フリマサービスやリサイクルショップを利用することもおすすめです。

すべて新しく購入する必要はない

2人暮らしを始めるときには、賃貸契約の初期費用や引っ越し費用など、家具・家電以外にもたくさんの費用がかかります。そのため、2人暮らしをするときに使えそうなものがあればそれぞれ持ち込みましょう。

新生活だからといってすべてを買い替える必要はありません。お互いが持っているものをリスト化して共有すると、用意し忘れたりムダな買い物が増えたりすることがないでしょう。

お互いのイメージをすり合わせる

1人暮らしなら自分の好きなものだけを選べますが、2人暮らしでは相手のことも考える必要があります。人によって好みが違うため、勝手に家具や家電を購入すると喧嘩になってしまうこともあります。
2人暮らしでは、お互いの意見をすり合わせることが大事です。片方だけの意見を押し通さず、話し合って決めるようにしましょう。

家の間取りをよく確認してからそろえる

家の間取りを確認し、間取りに合う家具や家電を選びましょう。そのためには、コンセントの位置や数のチェック行います。コンセントの位置によっては、配置する場所を選べないかもしれません。

家具や家電配置のためには、壁や窓の長さも測りましょう。場合によっては、今まで使用していたものが使用できない可能性もあります。

あったら便利なもの

2人暮らしにおいて忘れがちですがあったら便利なものをご紹介します。

・スリッパ(来客用など)
・傘立て
・ラグ

1人暮らしだと必要最低限のものだけ用意して生活する人もいるでしょうが、2人暮らしの場合は2人で便利に住めるようなグッズが必要となります。住む人が増えるぶん、1人暮らしのときより生活用品も来客も増えるからです。予算に余裕があれば、2人のものをしまえる収納アイテムも取り入れてみるといいでしょう。

まとめ

2人暮らしを始めると必要なものがたくさんありますが、ここまでで紹介したものをそろえれば、生活していけるでしょう。お金には限りがあるので、生活をしながら少しずつ必要なものを買いそろえていくのがおすすめです。家具や家電など一緒に使うものは2人で話し合い、意見をすり合わせて決め、楽しい新生活を始めましょう。

(最終更新日:2021.11.22)
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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