9月22日に開催された「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021 in 広島」。授賞式典には特別ゲストとして、タレントの竹原慎二さんが登壇しました。竹原さんが求める「住みやすい街」の条件や理想の住まいについて、お話を聞きました。

プロフィール
1989年にプロボクサーとしてデビュー。全日本新人王、日本ミドル級チャンピオン、東洋大平洋ミドル級チャンピオン、WBA世界ミドル級チャンピオンのタイトルを獲得し、 生涯成績は25戦24勝1敗18KOという輝かしい戦績をおさめる。引退後はタレントとしてテレビ、ラジオ、映画など幅広く活躍。また「竹原スタイル」など著書も出版。現在は、自身のYouTubeチャンネル「竹原テレビ」を開設し、人気を集める。

地元・府中町は、アクセスもよく買い物もしやすい便利な街

イベントでも「広島といえば◯◯じゃろ!」の問いに「口は悪いが人情が厚い!」と答えた竹原さん。地元の友達との会話は他県の人が聞いたら怖がるかも? とのこと

―現在、故郷である府中町のPR大使も務められている竹原さんですが、1位に選ばれた「天神川駅」は府中町に隣接していてよく使われる駅ですよね。

正直、天神川駅が入っていたのはびっくりしました。もちろん、府中町には大きなイオンモールがあるし、便利でいいところだとは思ってるんですよ。でも地元の仲間内では、つい「府中じゃろ?」と言ってしまうところがあって(笑)。「イオンモールだって、広い土地がある広島じゃけえ作れるんよ」とか言ってしまったりね。広島県人、口が悪いですから(笑)。

でも、府中町って本当にいいところなんです。まず小中学校が給食なんですよね(※)。そして広島市内も近いから、通える高校や大学も多い。主婦(夫)目線で言うと、ゴミの分別がラクらしいです。広島駅も近いし、空港に行こうと思ったら高速道路にもすぐ乗れる。東京に住んでいると、通勤時間で1時間かかるのは割と当たり前ですし、場所によってはもっとかかりますよね。でも「府中町から1時間」だったら、多分広島市内のどこにでも通勤できるんじゃないですか? ものすごく便利ですよ。

※編集部注:府中町ではすべての小中学校(7校)でそれぞれの給食室で調理する「自校調理方式」の給食を提供

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―自然も豊かですしね。

最近取材で行って知ったんですけど、揚倉山(あげくらやま)の運動公園がつい最近リニューアルオープンしたんですよね(※)。すごくきれいなサッカーグラウンドで、また高台にあるからここからの景色が最高なんですよ、広島市内を一望できる。こういう施設があるのはいいですよね。

僕が生まれた頃は田舎町だったんですけど、だんだんと立派になって…。それはそれで誇りなんですけど、昔の田舎町だった頃の府中町も良かったなと思うんですよ。歳を取るほど「自然が多いところ」に住みたいな、と思うようになってきたので、それもあるんでしょうね。

※編集部注:2021年3月、倉山健康運動公園の上段多目的広場がリニューアルオープン

病気を経て変わってきた「住みたい場所」の条件

YouTubeチャンネルも話題の竹原さん。「病気をしてから、仕事に対する考え方も変わりました。何でもやってみようと。YouTubeを始めたのもそれが理由ですね」

―やはり、「住みやすい街」の条件も年齢とともに変わってきましたか?

それこそ昔は「コンビニが近いところ」とか「ジムとか仕事に行きやすい場所」というのが条件だったんですよね。でも、それも年齢とともに変わってきて、今では多少不便でもいいから自然が多い、落ち着いた場所がいいなと思ってます。それはやっぱり、7年前に膀胱がんになったことが大きいですね。考え方もガラッと変わりました。病気になったときは、公園には本当にしょっちゅう行ってましたしね。最近は頻度が減りましたけど、犬の散歩で行きます。都会だとどうしてもコンクリートばかり歩かせることになりますから、やっぱり公園や自然が近くにある環境がいいですよ。

病気をして実感したのは、「人生は一度しかない」ということ。そう思ったら「嫌だな」と思った仕事でも楽しめるし、面倒なおつかいを女房から頼まれても楽しくやったほうがいいかな、とか思いますしね(笑)。

―住む環境に関しても、病気をされてからは考え方が変わりましたか?

自分の健康や、環境のことを考えるようになりましたね。自宅の壁は漆喰壁にしてるんですが、夏は涼しく、冬は温かくていいですよ。あと、くつろげる場所というのも重要ですよね。リビングだったり、子ども部屋だったり…。お風呂もこだわりましたよ、結構広めに造って。ただ、サウナをつけようとしたら女房に却下されたのが心残りです(笑)。

後悔のないように住む場所もしっかり調べて選んでほしい

広島県での思い出深い場所は、広島市内を一望できる二葉山平和塔。現役時代、そこからの景色を眺めては、世界チャンピオンへの思いを強くしていたとか

―天神川以外で、竹原さんが印象に残った街はありましたか?

五日市駅があんなに上位に来るとは意外でした。昔から有名な場所ですし、もちろん名前は知ってましたけど、そんなに住みやすいんですね。元別荘地というのも初めて知ったし、いいなと思いました。実は最近、「別荘」が気になってるんですよね。選ぶとしたら東京から車で1〜2時間の場所がいいな、と思ってるんですけど。

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―いずれ故郷・広島に戻ることは考えますか?

やっぱり、考えますよね。もうそろそろ50歳、あと10年後には60歳。経済状況がどうなっているかとか、身体のこととか…。でも、こんな生活ができていること自体が、昔からは考えられないですよ。だって僕、東京出るまではスコップ持って、朝から晩まで(工事のアルバイトで)地面を掘ってたんですから。日当6000円で。そう考えると信じられないし、この先の人生のこともいろいろ考えますよね。

でも、さっきも言いましたけど、人生は一度。後悔しないことが一番です。だからこそ住む場所を選ぶときはしっかり調べて選んでほしい。でも、どんな街でもいいところはありますから。「住めば都」だと思いますよ(笑)。

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021 in 広島」
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※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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