今夏、帰省する人は2020年より増加傾向。対策しつつ日帰りで

コロナ禍の夏も、2度目を迎えました。「今年こそは、2020年に叶わなかった帰省をしたい」「遊びに行きたい」などと考える人が多いと思いますが、未だ感染拡大がおさまらないなか、夏休みをどのように過ごす人が多いのでしょうか。

コロナ禍2度目の夏も、過半数が帰省は行わず

株式会社くらしにくふうが、「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」アンケートを実施。

2021年の夏に帰省する予定があるかという質問をしたところ、「帰省しない予定」という回答が54.9%と、過半数を占めました。2020年の調査では「帰省しなかった」という回答が80.4%を占めていたことを考えると、帰省する予定(または検討中)の人は増えてはいますが、コロナ禍2度目の夏休みも、引き続き帰省を控える傾向がうかがえます。

また、2021年の夏に「帰省する予定」と回答した人からは「両親がワクチン接種済みのため」「同じ都内に実家があるため」など、感染リスクを抑えられていることや、近距離であることが理由として挙げられました。

出典:株式会社くふうカンパニー「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」

帰省は「日帰り」が最多。BBQなどの食事をする人が中心

帰省する予定と回答した人に、帰省先にどのくらい滞在する予定か聞くと「日帰り」という回答が44.4%で最多となり、続いて「3泊以上」29.6%、「2泊」14.8%でした。日帰りを選んだ人は、住んでいる家と実家の距離が近い人が多く、2泊あるいは3泊以上を選んだ人は、帰省する理由として「祖父母の介護」や「実家のリフォームの手伝い」などを挙げています。

出典:株式会社くふうカンパニー「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」

帰省先で予定していることについては、「バーベキュー」が23.1%、「家族や知人と食事」が11.5%と「食」関連が上位に並びました。

出典:株式会社くふうカンパニー「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」

帰省をしない人の半数近くが、家族に電話して近況を確認

帰省をしない代わりに、会えない家族と何をするか聞いたところ、「電話(オンライン含む)」という回答が46.5%と最多で、音声通話やビデオ通話といった「会話によるコミュニケーション」を重視する傾向がうかがえました。

出典:株式会社くふうカンパニー「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」

約半数の人が「帰省以外のお出かけをする予定はなし」

帰省以外でお出かけを予定しているか聞いたところ、「水族館や動物園など」が11.8%、「プール」が9.8%といった回答が一定数ある一方、7月時点で「予定なし」と回答した人が5割に迫る結果に。コロナ禍で外出を控える、あるいは計画を立てられずに過ごしている人が引き続き多い現状がうかがえました。

出典:株式会社くふうカンパニー「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出を極力自粛する生活が続いています。今回の調査結果では、2021年も思うように帰省ができず、おでかけも難しい状況が浮き彫りになりました。引き続き、おうち時間が中心の生活になりそうですが、家の中でキャンプをしたり、今まで外食で楽しんでいたような食事を自作してみたり、お取り寄せやテイクアウトで楽しんだりといった工夫で楽しみを見出し、コロナ禍の夏を乗り切りましょう。

【調査概要】
「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」
調査対象: ヨムーノメイト 102名
調査方法:インターネットによる調査
実施期間:2021年7月15日~2021年7月21日
実施機関:株式会社くふうカンパニー

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社くふうカンパニー

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