独身時代とは一変。ママになって、住む街に求める条件も変わりました―菊地亜美さんインタビュー

6月30日に開催された「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021 in 北海道」。授賞式典には特別ゲストとして、タレントの菊地亜美さんが登壇しました。菊地さんが求める「住みやすい街」の条件や理想の住まいについて、お話を聞きました。

菊地亜美さん
タレント
1990年生まれ、北海道出身。
アイドリング!!!16号として活躍し、2014年に同グループを卒業。2018年に一般男性と結婚し、2020年8月に第一子となる女児を出産。バラエティー番組等で幅広く活躍中。

 

大きな病院、ドラッグストア、スーパー、公園が住む街の4大条件

北海道出身の菊地さん。「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021 in 北海道」を通じて、いずれまた北海道に住みたいと強く感じたそう

―結婚・出産を経て、菊地さんの「住みやすい街」の条件も変化されたのでは?

本当に、昨年8月に出産してから、住む街に求める条件は大きく変わりました。独身時代は若くて体力もあったし、朝まで営業している居酒屋が近くにほしかった。朝5時まで飲んで、1時間だけ寝て仕事に出かけるのも、当時は平気でしたね。でも今は、まったくお酒を飲みたいと思わないんです。

子どもができてからは、まず近くに大きな病院と、ドラッグストアがあることが住む街の優先条件になりました。それから24時間営業のスーパーがあること。あとは公園も! 公園なんて以前はほとんど行かなかったのに、今では娘を連れて頻繁に出かけます。これって、たぶん5年前の自分だったら頭に浮かびもしなかった条件だと思います。

―ほかに何か、住まいの近くにあったらいいなと思うものはありますか?

北海道でよく買い物をしていた「ツルハドラッグ」(ドラッグストア)と「セイコーマート」(コンビニ)が、東京ではなかなか見つけられなくて。ときどき、無性に「セイコーマート」のオリジナルアイスが食べたくなります(笑)

あと、新しいきれいなお店じゃなくて、その街でずっと長く愛されているような老舗のお店を自分の行きつけにできたらいいですね。

北海道に住むならJR千歳線沿線が魅力的!

―上京されてから気づいた、北海道の魅力はありますか?

北海道のほうが、空気がおいしいとか自然が豊かなのはもちろんですが、東京は北海道に比べてとにかく家賃が高いと思いました。驚きでした(笑)

それから、北海道出身というと、よく周りから「札幌のおいしいお店を教えて」と言われるんです。でも札幌に住んでいたのは3歳までで、あとは地方都市の北見に引っ越して、中学の修学旅行で来ただけで。16歳で上京したので、札幌のお店はあまり知らないんですよ。

―今回「本当に住みやすい街大賞」のイベントに参加された感想はいかがでしたか?

改めて北海道の街の住みやすさに気付けたと語る菊地さん

仕事では札幌にもよく来ているんですが、住むならどこがいいかは考えてみたことがなくて。ベスト10にランクインした駅はどこも魅力的でした。開発が現在進行中の街も多かったので、これから何年後かにはさらに環境が良くなりそうで楽しみです。

―ランクインした中で、気になった街はありますか?

新さっぽろ北広島千歳と、特にJR千歳線沿線は住みやすい街が多いことが分かって、すごく参考になりました。新千歳空港にも近くて、どこへ行くにも便利ですよね。改めて北海道っていい街がたくさんあるんだなと思ったし、都会でもそれほど混雑していないところがいいですね。なんだか今日一日で、「ゆくゆくは北海道に住みたい」という気持ちがさらに強くなりました。

学生時代を過ごした北見は温かい「ホーム」

北見時代の思い出のスポットはちょっと意外⁉

―北海道で思い出に残っているスポットはありますか?

北見に住んでいたときに、回転寿司屋さんでアルバイトをしていたんです。その店では、巻き物を作るのに失敗してお客さまに出せなくなったら(ロスを出さないために)、それがスタッフの”まかない”になったんですよね。それがあまりにもおいしかったので、ときどきわざと失敗していたら、そのお店をクビになっちゃったんです。

でも、以前にテレビ番組で、私が高校時代によく通っていた北見のお店を何軒か巡るという企画があって、サンドウィッチマンさんと一緒に、その回転寿司屋さんにも伺ったんですよ。そしたら、温かく迎えてくださいました。やっぱり北見の街やお店は、自分にとって忘れられない「ホーム」なんですよね。

―「ゆくゆくはこんな風に暮らしたい」という理想をお聞かせください。

私はもう15年くらい東京に住んでいて、うちは3人兄妹なんですけど、全員東京に出てしまっているんです。先日、両親が「老後は東京に出て行こうかな」って言うので、「北海道にいて!」と慌てて止めました。私は帰るところがほしいから、今の家はそのままにして、って(笑)。

本当に、自分の娘が子どもを産んだ後は、北海道に住みたいなと思っています。東京では広い家に住むのが難しいので、北海道に戻ったら「めっちゃ大きな家」に住むのが夢です。土地も部屋も広い環境で、のびのび生活したいですね。

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021 in 北海道」授賞式典の様子はこちら
アルヒ株式会社主催「本当に住みやすい街大賞2021 in 北海道」授賞式典レポート/菊地亜美さん、錦鯉さんが登壇

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