【3割は5つの口座使い分け】複数の銀行口座を使い分けている人といない人の具体的理由とは?

給与などの振り込みや公共料金の引き落としなど、銀行の口座を開設する理由は様々です。「気づいたらいくつもの口座を所有していた」という人も多いと思いますが、どのように使い分けている人が多いのでしょうか。

3割以上の人が、銀行口座を5個以上所有

マイボイスコム株式会社が「銀行の使い分け」に関するインターネット調査を実施。所有している銀行口座数を調べたところ、銀行口座を5個以上所有している人は3割強を占める結果に。ボリュームゾーンは「3個」でした。

出典:マイボイスコム株式会社「銀行の使い分けに関する調査」

利便性や必要性、金利に応じ、複数の銀行口座を使い分け

複数の口座を所有する人に、用途に応じて銀行口座を使い分けているか聞いたところ、85%の人が「使い分けている」と回答。ただし、所有口座数が2個の人に関しては「使い分けていない」人が2割強と、他の回答者より割合が高くなっています。

出典:マイボイスコム株式会社「銀行の使い分けに関する調査」

複数口座所有者に、銀行口座を2個以上所有している理由を複数回答で聞いたところ、「お金をおろすときなどに、ATMや店舗が近くにある銀行を使える」「口座指定など、口座開設の必要があった」がそれぞれ3割を超え、「金利・手数料など、利便性に応じて使い分ける」「引き落とし用、オートチャージ用など目的別に使い分ける」「入金・出金を整理し、効率よく資産管理をする」が各20%台という結果でした。

銀行口座を使い分けている人といない人、それぞれの理由は?

銀行口座を使い分けている人といない人、それぞれに理由を聞きました。使い分けている人からは、

・普段使い用(買い物など)とスマホ料金支払い用(引き落とし用)。(女性33歳 3個)
・給与振り込み用、宝くじ購入用、貯蓄用などに分けている。(男性44歳 5個)

など毎月の支払いや貯蓄、趣味に関するお金も区別したいという回答や

・使い勝手がよくクレジットカードと連携が取れている口座をメインにし、多少使い勝手が悪くても金利が高く、振り込み手数料のかからない口座をネット取引や資産運用用に使っている。(男性54歳 4個)

と、メインの口座は利便性を重視しつつ、サブの口座は損得を見極めて賢くお金を増やしているという回答もありました。

一方、使い分けていない人からは


・そんなに必要は無いのは分かっているが、手続きが面倒なのでそのままにしている。(男性72歳 7個)
・以前働いていた会社の給与振り込みの為の指定銀行だったり、子どものころ親が作ってくれた口座であったりで、数個口座があるが使い分けてはいない。(女性45歳 3個)
・口座指定やキャンペーンなどで口座を作ったので、用途に応じて使い分けはしていない。(女性51歳 6個)

など、意図的に複数の口座があるというより、成り行きで口座を開設した結果、増えてしまったという人が多く

・管理が大変なので、なるべく口座をもたないようにしている。(女性47歳 3個)

と、口座数を増やさないようにしている人もいました。

まとめ

銀行口座が必要となる度に開設しているうちに「使わない口座が手元にいくつもある」という事態に陥りがち。長期間利用しないまま放置していると管理手数料が発生するケースもあります。個々の口座の用途を見直し、不要と判断した場合は解約手続きをするなど、銀行口座の管理状況を定期的にチェックしたいものですね。

【調査概要】
「銀行の使い分けに関する調査」
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター10,054名
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
実施期間: 2021年04月01日~04月05日
実施機関:マイボイスコム株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:マイボイスコム株式会社

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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