マイホーム探しで必ずといっていいほど目にする不動産広告。そこに掲載される「坪数」はどれくらいの広さを意味するのか、あらかじめ知っておくと便利です。

また、床面積の計算方法は非常にシンプルな公式なので、覚えておくことをおすすめします。

こちらでは坪数・平方メートル・畳数の換算早見表や坪単価・床面積の計算方法を紹介しています。

不動産の下調べや、戸建ての購入計画にぜひお役立てください。

 

「坪数」「平方メートル(m2)」「畳数」の換算表

坪と平米の広さのイメージ

住居の広さを表す単位には、「坪」「平方メートル」「畳」の3つがあります。1平方メートルは1メートル四方の面積です。1坪は1辺1.82メートルの面積で、2畳分の広さがあります。

以下は「坪数」「平方メートル」「畳数」の換算早見表です。

 

坪数

平方メートル

畳数

1坪

3.31平方メートル

約2畳

2坪

6.62平方メートル

約4畳

3坪

9.93平方メートル

約6畳

4坪

13.24平方メートル

約8畳

5坪

16.55平方メートル

約10畳

6坪

19.86平方メートル

約12畳

7坪

23.17平方メートル

約14畳

8坪

26.48平方メートル

約16畳

9坪

29.79平方メートル

約18畳

10坪

33.1平方メートル

約20畳

11坪

36.41平方メートル

約22畳

12坪

39.72平方メートル

約24畳

13坪

43.03平方メートル

約26畳

14坪

46.34平方メートル

約28畳

15坪

49.65平方メートル

約30畳

16坪

52.96平方メートル

約32畳

17坪

56.27平方メートル

約34畳

18坪

59.58平方メートル

約36畳

19坪

62.89平方メートル

約38畳

20坪

66.2平方メートル

約40畳

25坪

82.75平方メートル

約50畳

30坪

99.3平方メートル

約60畳

40坪

132.4平方メートル

約80畳

50坪

165.5平方メートル

約100畳

60坪

198.6平方メートル

約120畳

70坪

231.7平方メートル

約140畳

80坪

264.8平方メートル

約160畳

90坪

297.9平方メートル

約180畳

100坪

331平方メートル

約200畳

参考:不動産の表示に関する公正競争規約施行規則(不動産公正取引協議会連合会)

 

1畳の大きさは地域によって異なる

「1畳」は畳1枚分の広さをいいます。畳は地域性が強く、その地方ならではの呼び方があり、大きさもまちまちです。

1畳の大きさは地域によって異なることを踏まえておいてください。

最も大きなサイズの畳は、京都と中心とした関西地方ならびに九州・四国地域で使用される「京間」です。

それより少し小さいサイズが、「六一間」と呼ばれる畳で、広島や岡山などの山陰地方で使用されています。

畳の種類にはそれ以外にも東海地方で使用される「中京間」、関東地方に流通する「江戸間」、アパート・マンションなどの集合住宅で利用される「団地間」があります。

 

畳の種類

大きさ

京間(本間)

1.82平方メートル(191cm×95.5cm)

中京間

1.65平方メートル(182cm×91cm)

江戸間

1.54平方メートル(176cm×88cm)

六一間

1.71平方メートル(185cm×92.5cm)

団地間

1.44平方メートル(170cm×85cm)

 

このように、畳1枚の大きさは地域によって大きな差があるのですが、居室の畳数を表記する不動産広告は、「1畳=1.62平方メートル」を基準として換算するルールがあります。

 

1平方メートルは何坪? 平米数から坪数への変換

1平米の広さイメージ

不動産広告には住居の広さを坪単位で表示するものもあります。1平方メートルは約0.3坪です。

面積がわかれば坪数も簡単に判明します。1平方メートルから坪数を求める場合、下記の計算方法を使います。

坪数=平米数×0.3025

100平方メートルの場合、「100×0.3025=30.25坪」となります。

不動産のチラシなどで100平方メートルの広さを表す場合は、端数を切って約30坪と表示されるのが一般的です。

 

1坪の平米数は? 坪数から平米数への変換

1坪の広さイメージ

そもそも「坪」とは、メートル法が制定される前に使用されていた尺貫法の面積単位で、1辺6尺の正方形の面積が1坪になります。

尺はおよそ30cmなので、6尺は約180cmとなります。畳に換算すると1坪は2畳の広さです。

坪数から平方メートルに変換するには、次の計算方法を用います。

平米数=坪数÷0.3025

【計算例】
100坪の場合
100坪÷0.3025=330.57平方メートル

イメージとしては1坪=約3.3平方メートルと覚えておくとよいでしょう。

ただし、1坪=3.3平方メートルで計算した場合、面積が広いほど誤差の幅も大きくなる点に注意が必要です。

より正確な数字が求められる場合はなるべく小数点以下も省略せずに計算することをおすすめします。

 

住宅物件によくある広さ表記の計算方法

住宅物件にある広さ表記はどんな計算で算出されているのでしょうか?

物件を探すうえで知っておきたい坪単価の計算方法と、延べ床面積、建物面積とはなにかを解説します。
不動産情報によく出る言葉なので、知っておくとマイホーム探しに役立ちます。

・坪単価
・延べ床面積
・建物面積

 

坪単価

坪単価とは、購入する注文住宅やマンションの1坪当たりの建築費のことです。

家を建てる予算を決める際、坪単価は大きな参考値となるため、坪単価の計算式を知っておくと便利です。

坪単価は、本体価格と延べ床面積から求めます。

坪単価=本体価格÷延床面積

本体価格とは、「どこに家を建てても変動しない」建物だけの価格という意味で、屋外の給排水工事費や電気・ガス工事費などは含まれません。

【計算例】
延床面積が50坪、本体価格3,000万円の家を建てる場合

▼坪単価の計算
3,000万円(本体価格)÷50坪(延床面積)=60万円(坪単価)

公正取引協議会では、不動産の面積表記を平方メートルで表記することを定めています。

また、不動産のポータルサイトに掲載される広告は原則、平方メートル表記です。

そこで平方メートル表記の坪単価を計算する方法を、例としてみてみましょう。

【計算例】
延床面積が165平方メートル、本体価格3,000万円の家を建てる場合

▼坪数の計算
165平方メートル×0.3025=49.9125坪

▼坪単価の計算
3,000万円(本体価格)÷49.9125坪(延床面積)=601,051円(坪単価)

坪単価を決める本体価格は、建物のグレードや建築工法の難易度、設備の種類や数が大きく影響します。そ

のため、延べ床面積が広い家よりも、階数が少なくてこじんまりとした家のほうが坪単価は高くなるケースも珍しくありません。

坪単価を決めるのは、本体価格と延床面積の二つと覚えておきましょう。

 

延べ床面積

延べ床面積とは、建物面積ともいいます。

建物のすべての階層の床面積を足し合わせたものです。

床面積とは、「壁または柱に囲まれた部分」と定義されています。

延べ床面積がわかると、建物全体で屋内利用できるスペースはどの程度かをイメージできます。

【計算例】
地下1階・地上2階建ての建物の延べ床面積を求める場合

延べ床面積=地下1階の床面積+1階の床面積+2階の床面積

延べ床面積を算出するには、「延べ床面積に含まれるもの」を把握しておく必要があります。

以下のものは原則、延べ床面積に含まれません。

【延床面積に含まれないもの】
・吹き抜けの2階
・ベランダ・バルコニー
・屋外の階段
・ロフト(小屋裏収納)

建築基準法でいう「小屋裏収納」がロフトにあたります。

同法でロフトは延べ床面積に算入しないことが定められており、天上の高さや床面積についての規定もあります。また、ロフトは階数にも含まれません。

しかし、屋上にあるペントハウスの場合は、どんなに小さなスペースでも床面積に算入します。

どこからどこまでが延べ床面積に該当するかについては、建築基準法を参照して判断することになります。

 

建築面積

建築面積とは「真上から見た建物の面積」のことです。

延べ床面積は、「床面積の合算」だったのに対し、建築面積は「建物の真上から光をあてて陰になる部分」と考えるとイメージしやすいかもしれません。

例えば2階建てで、1階と2階の床面積に差がない場合、1階部分の床面積がおおむねの建築面積にあたります。

もしも、2階のほうが1階より広い床面積の場合は、2階部分の床面積がおおむねの建築面積になります。

すでに建設されている場合の建築面積は、計測すればわかりますが、これから建築する場合は、建築する土地の面積から算出します。

建築面積=建ぺい率×土地の面積

計算式にでてきた「建ぺい率」とは、敷地面積に対する、建築面積の割合のことをいいます。

建築する土地によって建ぺい率は異なります。

 

世帯人数別の最適な建物面積は

快適に過ごすにはどのくらいの広さが必要でしょうか?

家族構成によって、必要な居住空間の広さは異なります。

世帯別で適切な居住空間の広さは、国土交通省の「住生活基本計画」で定められていますので、物件を探すときの目安にするとよいでしょう。

誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様 なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準

引用:国土交通省「住生活基本計画」

 

1人暮らしは40~55平方メートル

1人暮らしの居住面積の基準は次の通りです。

・郊外の戸建て(一般型誘導居住面積水準):55平方メートル
・都市部の共同住宅(都市居住型誘導居住面積水準):40 平方メートル
・最低居住水準:25平方メートル

55平方メートルを一つのスペースと考えると、一辺約7.42メートルの面積となります。

坪数は約16坪、畳換算であれば約35.5畳です。これくらいの規模の間取りは、1LDK、2DK、2LDKなどの家によくみられます。

40平方メートルは、畳に換算すると約25畳です。間取りでいうなら2DK、1LDKの部屋をイメージするとわかりやすいでしょう。

最低居住水準は25平方メートル。16畳程度の広さで、ワンルームや1kのお部屋が主流です。

 

2人暮らしは55~75平方メートル

2人暮らしの住宅面積の水準は55~75平方メートル程度です。

・郊外の戸建て:75平方メートル
・都市部の共同住宅:55 平方メートル
・最低居住水準:30平方メートル

なお、赤ん坊や乳児などは1人にカウントされません。

たとえば夫婦2人の間に5歳児未満の子どもが1人いる場合の水準は、2人暮らしになります。

75平方メートルは22坪程度で、戸建てなら2LDKや3LDKが多い間取りです。

55平方メートルのマンションは、1LDKや2LDKが多くみられます。

最低居住水準の30平方メートルは、ワンルーム・1K・2DKなど豊富な間取りがあります。

 

3人目以降は20~25平方メートル×世帯人数+15~25平方メートル

「住生活基本計画」では、2人以上の世帯、つまり3人を超える世帯の適切な居住面積は次のように定めています。

・郊外の戸建て:25平方メートル×世帯人数+25平方メートル
・都市部の共同住宅:20平方メートル×世帯人数+15平方メートル

参考までに、3世帯・4人世帯・5人世帯の居住面積の目安を記します。

・3人世帯:75~100平方メートル
・4人世帯:95~125平方メートル
・5人世帯:115~150平方メートル

あくまで目安なので、3人家族なら必ずしも75平方メートルを確保しなければならないわけではありません。

上記の最低居住面積水準は3人世帯で40平方メートルとされます。

ライフスタイルや子どもの年齢、部屋の用途に応じて、どのくらいの広さがよいかを探っていくのがよいでしょう。

4人世帯の場合でも、子どもがまだ小さい年ごろだと子ども部屋をつくっても60~70平方メートルあれば十分な広さを確保できます。4人世帯の最低水準は50平方メートルです。

もちろん子どもの成長を見越して95平方メートル以内で広さを検討するのもよいでしょう。

適正水準の範囲内で柔軟に間取りの設計プランを立てていくことが大切です。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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