お風呂掃除に年間60時間以上かかっている!? 嫌われ度1位のお風呂掃除の実態を調査

コロナ禍で家にいる時間が増え「今まで気にならなかった汚れが気になる」「掃除をする機会が増えた」という家庭は少なくないでしょう。自然と家事をする時間が多くなり、負担に感じている人もいるのではないでしょうか。

8割の人が「お風呂掃除が面倒」と実感

タカラスタンダード株式会社が「お風呂掃除」に関する調査を実施。家で掃除が面倒・大変だと感じる場所を複数回答で聞いたところ、「お風呂」と回答した人が最も多く、80%という結果に。以下、「トイレ」が75%、「キッチン」が70%でした。家で最も掃除が嫌いだ(掃除をしたくない)と感じる場所としても「お風呂」が最多の31%という結果で、お風呂掃除が「嫌われ度NO.1」の掃除であることがわかりました。

出典:タカラスタンダード株式会社「お風呂掃除に関する調査」

「お風呂掃除が嫌いな理由」について具体的に聞くと、

・「毎日使う場所なので、掃除をしてもすぐに汚れる」(39歳)
・「ぬめりや水垢がすぐにできてしまう」(29歳)
・「力を入れてこすらないと綺麗にならない」(43歳)
・「かがむ姿勢が大変で腰が痛くなる」(31歳)

などの声が挙がりました。「汚れが溜まりやすい場所である」こと、それゆえに「頻繁な掃除が必要である」こと、そのうえ「掃除自体も肉体的に大変である」ことなどが、お風呂掃除の嫌われポイントと言えそうです。

さらに、お風呂掃除をストレスに感じることがあるかという質問でも、82%の主婦が「ある」と回答。面倒かつ大変なお風呂掃除は、主婦たちのストレスの原因にもなっているようです。

7割の家庭で、妻がお風呂掃除を担当

それでは、各家庭ではどのようにお風呂掃除をおこなっているのでしょうか。

まず、普段のお風呂掃除は主に誰がおこなっているかと質問をしたところ、「自分(妻)」と回答した人が最も多く70%にのぼり、「配偶者(夫)」が20%、「子ども」が3%と、いずれも少数派となりました。面倒で大変なお風呂掃除の負担が主婦自身に集中し、家族間での分担が進んでいない様子がうかがえます。

また、普段からお風呂掃除をおこなっている場所としては、「バスタブ」が87%で最多、次点が「床」で53%という結果に。一方で、「普段、掃除をしない場所」としては「天井」が50%で最も多く、以下「照明」が49%、「壁」が20%と続きました。お風呂は掃除が必要な場所が多いだけに、手がまわっているところと、そうでないところがあるようです。

出典:タカラスタンダード株式会社「お風呂掃除に関する調査」

お風呂掃除は毎日10分、こまめに掃除

お風呂掃除にかかっている時間と、掃除の頻度についても質問をしたところ、1回あたりの掃除時間は「10分くらい」が38%、掃除をする頻度は「毎日」が48%でそれぞれ最多となりました。毎日使用する汚れやすい場所だけに、こまめに掃除をしている家庭が多いことがわかります。

なお、この調査結果をふまえて、1回の掃除時間を「10分=0.17時間」、掃除の頻度を「毎日=週に7回」とすると、お風呂掃除にかかっている時間は、

・1ヶ月で約5.1時間(0.17時間×30日=5.1時間)
・1年間で約61.2時間(5.1時間×12ヶ月=61.2時間)

にのぼるという計算に。「嫌われ度NO.1」の風呂掃除に、年間で60時間以上が費やされていることになります。

また、残りの人生であと40年間風呂掃除をし続けると仮定すると、その総時間は年間61.2時間×40年=「2,448時間」に。つまり、人生で残された時間の約2,448時間=およそ102日分をお風呂掃除に費やすという計算になります。

出典:タカラスタンダード株式会社「お風呂掃除に関する調査」

まとめ

今回の調査結果より、多くの主婦がキッチンやトイレ以上に「お風呂」の掃除を面倒・大変だと感じている点、また「お風呂掃除」にたくさんの時間を費やしている点などが明らかになりました。在宅時間が増えている今、「お風呂掃除」を誰かに任せているという人は、分担することも考えてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「お風呂掃除に関する調査」
調査対象:20~50代 既婚女性500名(年代均等割付)
調査方法:インターネット調査
実施期間:2021年1月22日~25日
実施機関:タカラスタンダード株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:タカラスタンダード株式会社

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