家探しの選択肢のひとつとして注目を集めている中古物件のリノベーション。古い物件をおしゃれに改装して『自分らしい住まい』を実現している人も増えています。リノベーションには、新築にはない魅力やメリットがいっぱい。まずは、リノベーションについて理解を深めていくために、気になるポイントや実例をまとめてご紹介しましょう。

「自分らしさ」と「手頃な価格」を求めるならリノベーションがおすすめ

はじめに、「リノベーション」とはそもそも何なのでしょうか。

リノベーション住宅に詳しいリズム株式会社リーシング事業部・伊藤美緒さんによると、
「リノベーションとは、「中古住宅の内装を刷新し、現代のライフスタイルに合った機能性を持たせ、価値を高めた物」で、『プラスαの魅力を持たせる』ところが特徴です」
とのこと。

無難なデザインではなく、住む人のライフスタイルを意識してデザインされているため、普通の住宅ではできない暮らし方ができるのだそう。

「例えば壁や床、天井をあえてむき出しにするなど、建物本来の躯体をデザインとして楽しめる物が多いのもリノベーション住宅の魅力です。そしてもうひとつの魅力が価格。既存の中古マンションを改装しているため、内装や設備は刷新されていながらも、新築マンションより手頃な価格で住むことができます。だから、駅近や都心部など、立地の良い場所に住むハードルも下げられるんです」

詳しく読む:「リノベーション住宅」と「デザイナーズ住宅」に差がなくなってきた?

リノベーション住宅のメリット・注意ポイントは?

リノベーション住宅のメリットは、新築物件よりもリーズナブルな物件がほとんどであることが挙げられます。さらに、改装にあたってより現代のライフスタイルに適した間取りに変えられたり、最新の設備が導入されたりしているため、新築同様の居住設備が備わっている点、近隣住民やコミュニティ状況、騒音や採光率を事前に確認できるのも大きな魅力です。

リノベーション住宅のメリット
・新築物件よりもリーズナブル
・新築同様の設備が導入されている
・近隣住民やコミュニティ状況を事前に確認できる

注意したいポイントは、共用エリアは新築よりも状態が古いこと。リノベーションは専有部のみ行うため、共用エリアについては改装することができません。そのため、きちんと清掃が行き届いているか、定期的に修繕が行われているかといった管理状況を確認することが大切です。また、リノベーション物件は増加傾向にあるものの、希望するエリアに好みの間取りや設備を備えた物件が必ずあるとは限らないことを頭に入れておきましょう。

注意しておきたいポイント
・共用エリアは新築よりも状態が古い
・希望する立地に好みのリノベーション物件があるとは限らない

詳しく読む:マンションのリノベーション物件は新築と比べて何が魅力?

リノベにいくらかかるの?気になる「お金」の話

中古物件を購入して、リノベーションで自分らしく快適な設備を備えた住まいにリノベーションする場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?また、税制優遇など利用できる制度はあるのでしょうか?

気になる「お金」の面を見ていきましょう。

リノベーション費用の相場

平均的な目安でいうと、1平米あたり10~15万円程度がボリュームゾーンといわれています。70平米のお部屋であれば、700~1,000万円程度のイメージです。

物件価格と違い、リノベーションに関しては、建物の状態や住宅の広さ、予算、間取り、希望する住宅設備、デザインといった施工内容が人それぞれ異なり、平均の費用や相場が一概には算出しにくいところです。建物の躯体のみ残して一新するスケルトンリフォームであれば、新築同様の工事費がかかります。あくまでも平均的なコストの目安として考えておきましょう。

詳しく読む:マンションのリノベーション費用の相場ってどのくらい? 平均費用や目安の調べ方を解説

リノベーションも「住宅ローン減税」を利用できる

「住宅ローン減税」とは、住宅ローンを借りた人を対象に、支払った所得税や住民税の一部が戻ってくる制度。物件購入時の住宅ローン減税については多くの人が利用しますが、実はリフォームや増改築をしたときにも利用できます。

リフォーム・リノベーションでも住宅ローン減税制度を利用できることは大きなメリットですが、そのためにはさまざまな条件を満たす必要があります。事前にしっかりと確認しておきましょう。

適用条件や具体的な利用方法を読む:【税理士監修】リフォーム・リノベの際も「住宅ローン減税」は使える?

実際どうだった? リノベ体験者の満足度

中古マンションを購入し、リノベーションを行った人に対して行われた意識調査によると、リノベーションを通して自分らしい住まいを手に入れたことをきっかけに得られた変化として「家でリラックスできるようになった」、「家での愛着がわいてきた」など、家で過ごす時間の質が向上したことがわかる声や、「家に人を招き入れるようになった」、「家具やグリーンなどインテリアを楽しむようになった」など、自身の暮らしをより積極的に楽しむ姿勢も見られました。

出典:リノべる株式会社「中古マンション購入+リノベーション購入者へのアンケート」

リノベーションで、自分らしく満足度が高い暮らしを叶えている人が多いことが分かりますね。

詳しく読む:中古マンションに住んで「気持ち」に変化、新築と差が出ている部分とは?

百聞は一見に如かず!リノベーション実例

(1)3LDKの中古マンションをフルリノベーションしたご夫婦の実例

ご夫婦のこだわりを叶えたリノベーション。物件選びや設計会社選びなど、実際のお部屋の写真とあわせて、リアルな体験談をぜひチェックしてください。

詳しく読む:中古マンションをリノベーション! おしゃれ夫婦のこだわりルームに潜入

(2)自分好みのデザインを叶えた“リノベ”成功事例集

リノベーションで理想のマイホームを手に入れた人たちをご紹介。さまざまな素材やデザインにこだわった空間をご覧ください。

詳しく読む:自分好みのデザインを叶えた“リノベ”成功事例集。住宅購入者ストーリーまとめ

リノベーションがもっとよく分かるおすすめスポット

リノベーションをもっとよく知るなら、東京・汐留のパナソニックにある「TOKYO リノベーション ミュージアム」がおすすめ。

リノベーションに関する知識を学べるだけではなく、プロに相談することもできます。75平方メートルのマンションを2つの異なるテーマでリノベーションした「リアルサイズモデルズ」で、イメージを膨らませられるのも嬉しいですね。

「実現に向けて具体的に話を進めたい」という人にはもちろん、「興味があるけれど、何から手をつけていいかわからない」というビギナーにこそおすすめの施設。ぜひ一度訪れてみてください。

詳しく読む:【汐留で体験】話題のTOKYO リノベーション ミュージアムってどんな場所?

まとめ

マイホームを検討しているものの、なかなか理想の物件に出会えなかったり、出会えても費用の面であきらめたりと、思うように進まないこともあるでしょう。中古物件に視野を広げて、さらにリノベーションを行うことで、理想の住まいの可能性も広がります。こだわりの実現や費用などでお悩みの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア

おすすめ記事