おうち時間が増えてどんな料理を作っている⁉ コロナ禍で家庭料理に変化(アイランド調査)

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大にともない外出を自粛する人が増え「おうち時間」をどのように過ごすか考えさせられる1年でした。特に食事は、家にいる時間が増えた分だけ、家で準備をする回数が増えたのではないでしょうか。

半数を超える人が、2020年は例年に比べ「食費が増えた」と回答

「フーディストサービス」が、「レシピブログ」や「フーディーテーブル」でコロナ禍における家庭料理の変化に関するアンケート調査を実施。2020年を振り返り、例年に比べて内食・中食・外食を含む食費が増えたか質問をしたところ、「増えた」が28%、「まぁまぁ増えた」が27%と、合わせて55%の人の食費が増加していることが分かりました。在宅時間が増えたことが影響し、食費全体の金銭的負担が増えたと考えられます。

出典:アイランド株式会社「コロナ禍における2020年の家庭料理の振り返りおよび2021年の展望調査」

在宅時間の増加にともない、64%の人が「自宅で料理をする機会が増加」

例年に比べ、2020年は自宅で料理をする頻度が変わったのか聞くと、「増えた」が41%、「まぁまぁ増えた」が23%と、合わせて64%の人が増加したと回答しています。また、例年に比べて自身や家族の在宅時間が60%増えたという調査結果もあり、コロナ禍により在宅時間が増えたことをきっかけに、料理の機会が増えたと推測されます。

出典:アイランド株式会社「コロナ禍における2020年の家庭料理の振り返りおよび2021年の展望調査」

コロナ禍の料理は時短を基本に、時間があれば手間のかかる料理も挑戦

前問で「自宅で料理をする機会が増加した」と回答した人に、どのような内容の料理をつくることが増えたか複数回答で問うと「短時間で作れる料理」が最も多く51%、次いで「手作りのパンやスイーツ」が46%、「いつもより手間や時間がかかる料理」が40%、以下「パスタやうどん、焼きそばなどの麵類」「家飲みに適した料理」「外食で食べるような料理」と続きました。

時短・簡単料理のニーズがある一方で、手作りのパンやスイーツ、外食で食べるような料理など、手間や時間がかかる料理を楽しまれている人もいるようです。

出典:アイランド株式会社「コロナ禍における2020年の家庭料理の振り返りおよび2021年の展望調査」

まとめ

コロナ禍の影響で、例年と比べて自宅で料理をする機会も、金銭負担も増加しています。家で料理をする機会が増えたということは、献立を考える時間も、調理をする手間も増えたということ。時短で簡単な料理を作って済ませたい日もあるでしょう。

その一方で、パンづくりなど時間がかかる調理に取り組む機会も生まれています。思うように外出できない世の中は窮屈かもしれませんが、料理をはじめとする物事に家でじっくりと取り組める機会ととらえ、普段はしない料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「コロナ禍における2020年の家庭料理の振り返りおよび2021年の展望調査」
調査対象:20代~60代以上の男女694名
調査方法: フーディストサービス(レシピブログ・フーディーテーブル)にてアンケートを実施
実施期間:2021年1月14日~1月20日正午
実施機関:アイランド株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:アイランド株式会社

~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア