マイホーム購入者の多くが「大変だったこと」や失敗エピソードとは? (GOEN調査)

マイホームを購入する上で、多くの人にとって「住宅ローンの返済」は避けて通ることができません。新型コロナウイルスの流行以降、その影響が家計に及び、住宅ローンの返済が厳しくなってしまった人もいるのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響により、約5%の住宅購入者の返済状況が悪化

GOEN株式会社が「マイホームの購入」に関する調査を実施。新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの支払い状況がどのように変化したか聞いたところ「支払えなくなった」が2.5%、「銀行と相談して一定期間は減額してもらっている」が2.9%と、20人に1人が今まで通りに返済することができなくなっていることが分かりました。今回の新型コロナウイルスによる経済的ダメージの深刻さが伺えます。

出典:GOEN株式会社「『マイホームの購入』に関する調査」

マイホーム購入で大変だったことは「住みたい場所の土地探し」

マイホームの購入を検討している人は、新型コロナウイルスの影響以外にも不安に感じる点があるのではないでしょうか? そこで、実際にマイホームを購入した際に大変だったことは何だったのか聞いてみました。

出典:GOEN株式会社「『マイホームの購入』に関する調査」

「住みたい場所の土地探し」と回答した人が25.8%と最も多く、次いで「必要書類の収集・作成」が19.6%、「住宅ローンの審査」が19.4%、「パートナーとの意見のすり合わせ」が18.2%、「頭金の準備」が16.6%、「担当者とのスケジュール調整」が13.3%、「施工会社選び」が10.2%と続きました。

続いて、マイホームの購入後に気付いた失敗エピソードについて聞くと、

・隣の家の間取りを考えて設計すれば良かった(40代/男性/会社員)
・資金計画を綿密に立てていなかったせいで、住宅ローンの返済に苦しんでいる (40代/男性/自営業)
・近隣住民の様子を把握していなかった(40代/男性/公務員)

などの回答が寄せられました。

また、マイホームの購入前に準備しておいた方が良いと思うものについて複数回答で聞いたところ、「貯金」が最も多く71.1%、次いで「資金計画の作成」が53%、「希望条件の整理」が52.5%、「住みたい地域の見学」が34.2%、「パートナーと意見のすり合わせ」が33.4%、「デザインやイメージの決定」が28.3%、「必要書類の用意」が17.9%、「マイホーム選びの専門家への相談」が8.6%と続きました。貯金はもちろん、資金計画の作成や希望条件の整理などの準備が重要なようです。

まとめ

マイホームを購入するにあたり「住宅ローンを無理なく返済できるのか」不安を覚えている人は少なくないでしょう。今回の調査結果を参考に、貯金や資金計画の作成といった事前の備えを心がけ、お金まわりの不安を解消してくださいね。

【調査概要】
「『マイホームの購入』に関する調査」
調査対象:地方在住のマイホームの購入を検討している既婚男女とマイホームを購入した既婚男女1,128名
調査方法:インターネット調査
実施期間:2020年12月23日~2020年12月24日
実施機関:GOEN株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:GOEN株式会社

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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