家を「あと数年早く買えば良かった」と後悔…その理由とは? 住宅購入の年齢を調査

結婚や出産、子育てといった大きなライフイベントのひとつに「住宅購入」があります。マイホーム願望のある人は多いと思いますが、「どのタイミングで購入するか」が悩みどころです。既にマイホームを購入した人々は、購入した年齢に対してどのような思いを抱いているのでしょうか。

住宅購入者の18.5%が「30代前半」、16.6%が「30代後半」で購入

株式会社groove agentが、住宅を購入した年齢と買っておけばよかったと思う年齢、その理由についてアンケート調査を実施。住宅を購入した年齢を問うと、35.1%の人が「30代」で購入していることが分かりました。そのうち「前半」が18.5%、「後半」が16.6%、「20代後半」が16.1%で、多くの人が住宅購入を30代までに済ませていることが明らかになりました。30代は、就職からしばらく経ち収入が安定し、結婚などライフステージの変化が生じやすい年代であるため、住宅購入に踏み出す人が多いと考えられます。

出典:ゼロリノベ「住宅購入時の年齢と、買っておけばよかったと思う年齢に関するアンケート調査」

購入すべきだった年齢は「30代前半」が30.6%、「20代後半」が19.1%

続いて「買っておけばよかった」と思う年齢について質問をしたところ、30.6%の人が「30代前半」、19.1%の人が「20代後半」と回答。実際に購入した年齢と照らし合わせて、「あと数年早く購入すべきだった」と思っている人が多い様子がうかがえます。

出典:ゼロリノベ「住宅購入時の年齢と、買っておけばよかったと思う年齢に関するアンケート調査」

購入時の年齢よりも早く購入すべきだったと後悔している人にその理由を問うと

「ローンの返済が楽」
「定年退職後にローンを支払っていくことが困難」

など、住宅ローンをできるだけ早く返済したいという思いがうかがえる回答が多く挙がりました。また、

「若くて健康なうちに」
「働き盛りのうちに」

など、将来の健康状態を考えての回答や、

「家賃を払うのがもったいない」
「賃貸暮らしの◯年分の家賃で家を買うことができた」

など、住居費の生涯コストを気にする声も挙がりました。

まとめ

住宅購入時に多くの人が利用する住宅ローンは、借入時期が遅いと長期にわたっての借り入れが難しくなり、月々の返済額が大きくなります。早期に住宅を購入し、毎月少しずつ返済をするスタイルであれば計画的に返済できますし、手元に現金を残す/仕事を続けることができなくなるなど想定外の事態に対応する/旅行など余暇にお金を使う/などなどライフプランが描きやすいといえます。

また、多くの金融機関では、住宅ローンの借り入れと同時に「団体信用生命保険」に加入することになります。しかし、加入時には審査があり、健康状態が不十分であると判断されると審査が通らず、住宅ローンの借り入れが難しくなる可能性があります。住宅を購入する意思があるのであれば、健康面に不安がない若いうちに、無理のない予算で購入すれば、余裕のある生活を送ることができそうです。

【調査概要】
「住宅購入時の年齢と、買っておけばよかったと思う年齢に関するアンケート調査」
調査対象: 住宅購入者1,000人
調査方法:webアンケート方式
実施期間:2020年11月9日〜10日
実施機関:株式会社groove agent(ゼロリノベ )

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社groove agent(ゼロリノベ )

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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