2020年12月9日、ARUHI株式会社が「本当に住みやすい街大賞2021」の授賞式典を開催しました。今回で4回目を迎える本イベントでは、一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)を対象に不動産専門家が選定した「本当に住みやすい街ランキングTOP10」と「シニア編 本当に住みやすい街ランキングTOP3」が発表されました。なお、イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出演者・スタッフがソーシャルディスタンスをとり、関係者のマスク着用・検温など安全に配慮した上で行われました。

※「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021」結果発表ページはこちら

ゲストとしてタレントのつるの剛士さん、夏菜さんが登壇し盛り上がったイベントの様子をレポートします。

コロナ禍で変化した生活スタイルにも参考になるランキング

「本当に住みやすい街大賞2021」の開催意図について説明する石橋薫(アルヒ株式会社 執行役員 マーケティング本部 本部長)

国内最大手の住宅ローン専門金融機関※であるアルヒの膨大なお客さまデータをもとに、理想ではなく実際にその地域で生活するという視点から、一都三県の「本当に住みやすい街」TOP10を選定する「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」。今年は新型コロナウイルスの影響で、リモートワークや在宅勤務で人々の生活スタイルが大きく変化し、郊外へ移住する人も増加傾向にあります。2021のランキング結果は、現在の状況にもマッチしたニューノーマルの街探しのサポートにも役立つものとなりました。
※累積融資実行件数及び金額 2020年8月 株式会社 日本能率協会総合研究所調べ

 

審査委員長の櫻井幸雄さん(左)と選定委員の岡本郁雄さん(右)

審査委員長を務めた櫻井幸雄さんは、年間200物件以上の物件取材を行い全国の住宅事情に精通している住宅評論の第一人者。岡本郁雄さんは、不動産領域のコンサルタントとしてマーケティングやコンサルティング業務のほか、住まいの選び方に関する講演や執筆など幅広く活躍されています。

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」は「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」「発展性」の5つの評価基準を設け、審査委員会が決定。「住環境」はインフラ整備や衣食環境を中心とした住むことの快適さ、「交通の利便性」は働くという視点で都心主要駅へのアクセス面、「教育・文化環境」は自治体による教育制度の充実度や子どもにとって安心安全な環境であるか、「発展性」は商業工業その他インフラ整備など総合的に街としての価値の向上が見込めるか、「コストパフォーマンス」はその他審査基準と連動するかたちで住環境に対する家賃相場、分譲価格相場を基準に審査しています。

ゲストのつるの剛士さん、夏菜さんが登場

つるの剛士さん(左)は神奈川県藤沢市、夏菜さん(右)は埼玉県戸田市の観光大使を務めています

ランキング発表の前に、ゲストのつるの剛士さん、夏菜さんが登壇しました。冒頭の挨拶で2020年はどんな一年だったかという質問につるのさんは「コロナの影響もあって歌を歌ったりできなくなりましたが、逆に新たな気づきも得ることができました。次のステージへの挑戦意欲も上がりましたし、ビジョンを広げる期間になったと思います」。
夏菜さんは「Zoomで仕事をする機会が増えて、今までと全く違った仕事の仕方になりました。窮屈な一年となったけれど、自分と向き合うことも増えて、何が大切か、どこに住もうかなどいろいろ考えることが多かったです」と今年を振り返りました。

続けて2021年はどんな年にしたいかと問われると、夏菜さんは「環境を変えようと思っていて、本当に引っ越しを考えています! なので、どこが住みやすい街なのかすごく気になっています」とランキングの発表を楽しみにしている様子でした。

どんな街が住みやすいと思うかという話題では、往復3時間かけて仕事に行っているつるのさんに対し、「3時間大変じゃないですか!」と夏菜さん。つるのさんから「移動時間は貴重な自由時間として使っている」と説明を受けると、「前向きすぎます!」と夏菜さんはコメントし、会場が笑いに包まれました。
また、夏菜さんの「商店街が本当に好きなので、商店街のある街が住みやすい」という意見に対し、つるのさんは「商店街は街のいいところや人が集中しているよね」と商店街トークも弾んでいました。

「ランクインを期待している街」については、つるのさんは神奈川県藤沢市、夏菜さんは埼玉県戸田市を挙げ、ともに観光大使を務めている街のランクインに期待を寄せていました。

 

いよいよランキングの発表へ

まずは10位から6位までを発表! 気になるランキング結果は以下の通りです。

第10位:「浦和美園」(埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線)
土地区画整理事業を中心に、現在も新市街地づくりが進行中で、景観に配慮され、歩道が広く安全な街区も形成されています。

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第9位:「千葉ニュータウン中央」(北総鉄道北総線)
北総エリアの中核都市で、駅周辺には「イオンモール」などの大型商業施設が複数あり、日用品から娯楽品まで幅広いショッピングを楽しめます。

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第8位:「花小金井」(西武新宿線)
玉川上水緑道や小金井公園があり自然豊かな環境ながらも、西武新宿駅まで一本でアクセス可能。駅周辺には複数のスーパーがあり、生活必需品を揃えやすくファミリー層に人気なエリアです。

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第7位:「小岩」(JR総武本線)
100年栄える街づくりを目指し、南口の大規模再開発が進行中です。2025年には北口に駅前広場の整備 、保育施設やショッピング施設、高層部に住宅が入る建物コミュニティ施設の併設など、今後さらなる住みやすい街づくりが計画されています。

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第6位:「たまプラーザ」(東急田園都市線)
計画された街区で、踏切がなく街路樹付きの広い歩道が整備されています。たまプラーザ駅の近くには美しが丘公園があり、緑豊かで洗練された街づくりが行われているエリアです。

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「特に浦和美園、千葉ニュータウン中央、花小金井は6月以降急激に人気が出た場所で、広くて価格の安い家が多いです。割安で買えるという点が評価の高くなったポイントです」(櫻井さん)
「自然環境が豊富で買い物施設が整ったところが選ばれている印象です。花小金井の小金井公園は上野公園より約1.5倍の面積があり、家族連れで楽しめます。小岩には商店街があり、身近で買い物を済ませられるという部分は子育て世代に支持されていると思います」(岡本さん)

10位から6位の発表を受けてつるのさんは「20年くらい前のイメージにはない場所ばかりで意表を突かれました。自然環境と商業施設が共存しているところなのかなと思います」、夏菜さんは「コアな場所が多いですね。花小金井のあたりにおばあちゃん家があって、小金井公園にはよく行っていました。家を探している人が自然を求めているという表れなのかなと思います」とコメントしました。

 

続いて第5位、第4位を発表!

第5位:大井町(JR京浜東北線)
「山手線沿線内の品川から一駅という好立地にも関わらず、住宅地も多く、ゆとりのある場所です。隣の品川駅はリニアの開通や多くのオフィスビルもあり、期待度も高いです」(櫻井さん)

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第4位:有明テニスの森(東京臨海新交通臨海線)
「発展性の高さが際立っています。今年に入って複合大型施設の有明ガーデンができました。店舗や劇場、温浴施設、ホテル、広場などが入っています。また、小中一貫校の開校や将来的に開通するBRTなど発展性が見込まれる街です」(岡本さん)

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トップ3発表の前に、「シニア編」ランキングを発表

ランキングトップ3の発表を前に、50歳以上の方を対象とした、シニア編ランキングの発表がありました。

第3位:平塚(JR東海道本線)
「昔から温暖な場所で保養地としての性質があります。湘南エリアの中では駅から海岸へ行きやすいです。なぎさプロムナードという広い歩道が整備されていて、約1キロメートルで海へアクセスでき、生活のゆとりが持てます。大型の商業施設も開業したことや、上りの始発電車に乗れることも高評価となりました」(櫻井さん)

「北口には商店街が広がっていますよね。老舗のまんじゅう屋もあって、夏は七夕祭りが開催されています」(つるのさん)

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第2位:南大沢(京王相模原線)
「多摩ニュータウンの中にある街で、歩道と車道が分離され街全体がきれいに整備されています。駅前にはアウトレットモールがあり、郊外ですが商業施設が充実しています。足を伸ばせば高尾山にも行けるので、豊かな生活ができます」(岡本さん)

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第1位:武蔵小山(東急目黒線)
「シニアにとって暮らしやすいとは買い物に便利なところ、医療施設に通いやすいところだと思います。武蔵小山にはアーケード付きの商店街があって雨の日も買い物しやすいですし、病院も行きやすいので、ぴったりだと思います。また、再開発が進んでいて住宅が今後増える見込みもあります」(櫻井さん)

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ここで、シニア編1位に輝いた武蔵小山を代表して品川区都市環境部住宅課長の森一生(かずなり)さんが登壇。武蔵小山を象徴する商店街の魅力や、区として住みやすい街を住民の方とつくり上げていきたいと、今後のまちづくりの抱負を語ってくれました。

品川区都市環境部住宅課長の森一生さん。5位の大井町も品川区です

いよいよ本編のランキングトップ3の発表!

ここで本編のランキングに戻り、いよいよトップ3の発表です。栄えある大賞には、どの街が選ばれるのでしょうか。

第3位:辻堂(JR東海道本線)
「近年大きく様変わりした街です。テラスモール湘南や駅周辺の道も整備されました。街の新しさも評価され、マンションもよく売れている場所です。圏央道の入口もできて移動しやすくなったので、レジャーも楽しめます」(櫻井さん)

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ふじさわ観光親善大使のつるのさんも「14年前は住宅街でしたが、本当に様変わりしました」と、辻堂の発展性を感じる部分は多くあるようでした。

辻堂を代表して、藤沢市長の鈴木恒夫さんからのビデオメッセージが再生されました。湘南の中心都市として人口が増え、子育て世代からの人気が高まっていることに加え、湘南のライフスタイルについてお話がありました。

鈴木恒夫市長からのビデオメッセージが流れました

第2位:大泉学園(西武池袋線)
「子育て層から高齢者まで暮らしやすい街作りがされています。古くからの住宅街ですが、駅周辺はペデストリアンデッキが整備され、利便性が高いです。石神井公園などの憩いの場所もあり、子育てにも便利です」(岡本さん)

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大泉学園を代表して練馬区区長室広聴広報課広報戦略係の岡野勇太さんが登壇。練馬区で盛んな都市農業について紹介すると、ゲストのお二人も関心を寄せていました。特に大泉学園の周囲は農地が多いようで、名産である練馬大根やキャベツなどを持って大泉学園や練馬区の特色を伝えてくれました。

野菜を持って登壇した岡野勇太さん。大泉学園の農業について話をしてくれました

そして、いよいよ大賞へ。アルヒ株式会社会長兼社長の浜田宏から第1位に輝いた街が発表されました。

第1位:川口(JR京浜東北線)
「川口は去年に続き、2年連続1位です。連覇の理由はコストパフォーマンスの良さと発展性です。川口は、これまで上位だった隣の赤羽に比べて価格が抑えられ、住みやすさのある街です」(櫻井さん)
「総合力の高い街です。東京にアクセスしやすい割には価格の安さもあります。駅前の開発も進んでいて暮らしやすく便利な街です」(岡本さん)

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川口市に隣接する戸田市に住んでいたという夏菜さんは「以前は川口にも買い物に行っていましたが、今はこんなに発展したのかとびっくりしています」と、川口の発展性に驚きを隠せない様子でした。

そして、川口を代表して川口市の奥ノ木信夫市長が登壇されました。荒川を隔てて隣が東京ということで「川口はほぼ東京」と、東京へのアクセスの良さと、赤羽よりも割安で住めるという街の良さを話してくれました。今回は去年に続き2連覇ということもあり、市長は「3連覇も目指している」と宣言をして会場を湧かせていました。

アルヒ株式会社会長兼社長の浜田宏(左)と奥ノ木信夫市長(右)

 

生活スタイルの変化にも対応したランキング結果

1位から10位のランキングはこちら

今回は昨年に続いて1位に輝いた川口のほか、郊外の街が多くランクインする結果となりました。最後に審査員とゲストのお二人に、今回のランキング発表を受けての感想を聞きました。

「ランクインした街が郊外で自然環境の多い場所なのは、コロナの影響もあるのかなと思います。ただ、この賞は実際の住みやすさに着目しているものなので、結果的には『本当に住みやすい街大賞』は当初から人が住みやすい場所を選んでいたと感じています」(櫻井さん)
「歴史を重ねながらバリューアップしている街がランクインしたという印象です。大型の商業施設と住宅が多いのが狙い目の街なのかなと思いました」(岡本さん)

「コアな街が多くてこれがリアルだと感じましたね。将来結婚して子どもができたときを考えると、すごく参考になりました。実際辻堂は住んでみたくなりました」(夏菜さん)

辻堂の住みやすさに関心を寄せていた夏菜さん

「実は藤沢市の前は練馬区に住んでいたんです。川口市も1歳の時に住んでいて、自分の人生と関わりのある場所がこんなに発展しているとは思っていませんでした。人が求めているものって時代によって変わっているので、来年はどこが選ばれるのか楽しみです」(つるのさん)

イベントを通して藤沢市の良さを語ってくれたつるのさん

2名のゲストを迎え、盛り上がった「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021」。新しい住まいや住みやすい街を探しているという人は、今回の結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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