冬でも8割の人が「暑さ」を感じる原因とは? 後悔経験で「インナー選び失敗」多く

朝夕の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。お出かけの際は、厚めの上着を羽織るようになった人が多いのではないでしょうか。出先や家など室内では暖房を利用する機会が増え、外と中の寒暖差が激しくなってくる季節でもあります。

冬でも約8割の人が「暑さ」を感じている

出典:花王株式会社「冬の暑さに関する意識・実態調査」

花王株式会社が、冬の暑さに関する意識・実態調査を実施。冬でも暑いと感じることがあるか質問したところ、77.1%の人が「冬の季節でも『暑い』と感じる場面やタイミングがある」と回答。なかでも冬に暑いと感じる場所はどこか聞くと、1位が「電車やバスなどの交通機関」で67.1%、2位が「オフィス内」で39.2%、3位が「商業施設(デパートやスーパー等)」で37.5%という結果に。屋内で暑さを体感した人が多いことがわかりました。

冬に暑い原因は「暖房」「人ごみ」「重ね着」

冬の暑さは、どのようなところに原因があるのでしょうか。最も多かった回答が「暖房が効きすぎていた」で75.9%、次いで「人ごみ」が52.4%、「重ね着をしすぎたけど脱げなかった」が45.8%という結果でした。屋内外の温度差に対し、衣服で調整しきれていない人が多い傾向がうかがえます。

出典:花王株式会社「冬の暑さに関する意識・実態調査」

8割以上の人が悩んでいる、冬の衣類選び

出典:花王株式会社「冬の暑さに関する意識・実態調査」

冬の季節、暖かい室内と寒い屋外の温度差に対応する一般的な方法は、服の着脱です。冬の衣類選びに悩むことがあるか質問したところ、82.6%の人が悩んでいるという結果に。

冬の衣類と冬に感じる暑さに関して多く上がった悩みや困った体験としては「冬用の機能性インナーを着てきて後悔したことがある」が65.8%、「脱ぎ着しにくい服は暑くなった時に困るので、冬は着ることが難しい」が61.7%、「室内で暑くなった時に脱げないと困るので、外は多少寒くても我慢するようにしている」が60%でした。

約9割の人が「冬に感じる暑さ」を我慢。冬の衣服選び失敗談を紹介

出典:花王株式会社「冬の暑さに関する意識・実態調査」

最後に、冬の衣服選びで失敗した経験を自由回答で聞きました。

・お店の暖房が効きすぎてインナーが暑すぎて汗をかいてしまったことがある(40代男性)
・暖房が効いたデパートでコートとブーツでいたら、汗だくになってしまった。(40代女性)

など、外の寒さに合わせて着込んで外出したものの、室内では暑く汗をかいてしまったという声が多数挙がりました。その結果

・暑くて、外に涼みに行く。汗が冷えて寒かった。(20代男性)

と、クールダウンをしようとして体を冷やしてしまった人や

・いつも汗だくになるので薄着ででかけたら寒さで凍そうになった。(50代女性)

室内の温度に合わせた服装で外に出て寒い思いをした人もいました。ちなみに「冬に感じる暑さ」に対して、何か対策をしているか質問したところ、90.4%の人が「していない」と回答。冬の暑さの原因、衣類選びには課題がありそうです。

まとめ

寒暖差が大きくなるこれからの季節、体調を崩すことなく快適に過ごすには服装選びが重要です。外出時はマフラーなどで首回りを温め空気を逃がさず、体温を下げないようにしましょう。室内で体温調整がしやすいように、着脱しやすい服装を選ぶことも大切です。万全な体調管理で、健康的な毎日を過ごしたいものですね。

【調査概要】
「冬の暑さに関する意識・実態調査」
調査対象:一都三県在住の20~50代男女240名
調査方法: WEBアンケートにて調査
実施期間:2020年9月16日~9月18日
実施機関:花王株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:花王株式会社

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