新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年4月に緊急事態宣言が発令。外出自粛と休業の要請により、多くの人がテレワークの勤務形態を経験しました。5月の終わりに緊急事態宣言は解除されたものの、依然として感染の不安が残り、withコロナ時代にふさわしい働き方が求められています。テレワークを継続する企業が多いなか、私たちはどのように、自宅で働く環境をととのえればよいのでしょうか。

テレワークの普及にともない、自宅にワークスペースがないことが課題に

株式会社WOOCが実施した「コロナ禍のテレワーク調査報告」によると、テレワークを行った人の90%が「自宅」を仕事場に選択。シェアオフィスやコワーキングスペース、カフェなどの飲食店、ホテルといった場所へ出向いて仕事をしていた人もいますが、少数派であることが分かります。

株式会社WOOCプレスリリースより

テレワークを行うことにより、満員電車での通勤ストレスから解放され、自分の時間や家族と過ごす時間が増えるなど多くのメリットがありますが、課題も見えてきたようです。

在宅勤務を行うことで困ったことを調査したところ「オンオフの切り替えができない」という回答が最も多く、次いで「作業に適したデスク、椅子がない」「プリンタが無く印刷やFAXができない」「家族に気を遣う」「自宅に作業をするスペースがない」「ネット環境が整っていない」といった回答が挙がりました。

今まで勤務先で当たり前のようにととのっていた環境から一転、自宅で作業をするようになり、不便に感じている人が多い様子がうかがえます。オンとオフを切り替えるには仕事環境をととのえることが急務ではないでしょうか。

株式会社WOOCプレスリリースより

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また、仕事をする「場所」も悩ましいところです。

株式会社キュラーズの「休校措置やテレワーク等によって変化した自宅での過ごし方に関するアンケート調査」によると、自宅で主に仕事や学習をする場所は「リビング」が最も多く49.6%、「書斎」はわずか17.1%でした。約半数の人が、専用のワークスペースがないなかで仕事をしている様子がうかがえます。

株式会社キュラーズプレスリリースより

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一畳分のスペースがあれば、自宅で簡単に設置できるワークスペース

テレワーク体制をととのえたければ、書斎などワークスペースを設けることがベストでしょう。しかし、そのためにはお金も時間もかかります。そのため、最近は仕事環境を手軽にととのえることができるよう、各社が工夫を凝らした商品を提案しています。テレワークグッズにとどまらず、畳1畳分の広さがあれば設置できる「ワークスペース」ごと販売している会社も少なくありません。おすすめの商品を紹介しましょう。

「脳」と「身体」をサポートする仕組みが満載のラウンジチェア

2016年に日本国内の販売を開始し、新型コロナウイルスの感染拡大前から人気を集めていた「Brody WorkLounge」は、脳科学によるアプローチに注目したラウンジチェア。人間工学的視点から姿勢を支えます。

ノートパソコンなどのデバイスを目の高さに保持できる「パーソナルワークサーフェス」や、視覚的刺激を調節し、プライバシーを確保する「プライバシースクリーン」、背中と背もたれの間にできる隙間を埋めながら背中全体を支える、特許取得済みの「LiveLumbar(ライブ・ランバー)テクノロジー」などの機能が備わり、集中して快適に作業ができます。

日本スチールケース株式会社プレスリリースより

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家の中に、木のぬくもりあふれる小部屋を設置

株式会社BATON PLUSが2020年8月28日に受注を開始した組立式小部屋「Room+」は、北海道十勝で育った木材とアイアンフレームを使用した上質なデザイン。デスクには厚みのある天板を用い、広い作業台としての機能性・デザイン性に加えて、木のやわらかな手触りや香りを楽しめます。

株式会社BATON PLUSプレスリリースより

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籠って仕事ができるミニマムサイズのデスク

株式会社Think Labから2020年9月10日に販売開始となった「Think Lab HOME」「Think Lab HOME+」は「どこでも簡単に、会社よりも集中できる書斎を」というコンセプトに沿った自宅用のブース型書斎です。集中できる最低限のサイズで、限られたスペースでも設置可能な組み立て式の「Think Lab HOME」と、籠って集中しやすいサイズで、収納可能な折りたたみ式の「Think Lab HOME+(プラス)」。ともに高いデザイン性と機能性を両立した構造設計を実現しています。

株式会社Think Labプレスリリースより(右/Think Lab HOME、左/Think Lab HOME+)

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有孔ボードの間仕切り+デスクで自分らしい書斎づくりを

パナソニック株式会社から2020年9月18日に発売となった組み立て簡単デスク「KOMORU」は、高さ約120センチの仕切りとデスクが一体になった構造です。簡単な組み立てで完成し、リビングなど部屋の角に設置することで、集中して仕事や作業に取り組むための半個室空間を作ることができます。仕切りにはフックなどを取り付けることができる有孔ボードを採用することで、簡易的な収納の設置、お気に入りのインテリアの飾りつけなど、様々なアレンジが可能です。

パナソニック株式会社プレスリリースより

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パーティションがあれば30~40分で半個室が完成

トランクルーム事業でおなじみの株式会社加瀬倉庫は、2020年10月1日から「パーティションセット」のレンタルおよび販売を開始。トランクルームのパーツとしても使用されているパーティションで、設置は30分~40分で完了。簡単に半個室が設置できます。1.5畳とやや広めのため、椅子やデスクも設置しやすそうです。

PR TIMES: 株式会社加瀬倉庫プレスリリースより

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まとめ

テレワーク体制の勤務が続き、リビングの片隅で仕事をしている人のなかには、不便を感じたり、集中できなかったりする人もいると思います。「部屋数が足りないから書斎を設けることは難しい」と諦めていた人も、一畳分程度のスペースがあれば、快適なワークスペースを作ることが可能です。仕事効率を向上させる一手として、ワークスペースづくりを検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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