皆さんが秋の衣替えシーズンに気になる情報はどんなことでしょう? ARUHIマガジン編集部では、「本格的な衣替えをいつごろするか」「見つけやすく取り出しやすい収納には、具体的にどんな手順や方法が必要か」「夏物衣類は、どのようにしまえば来シーズンに困らないか」の3つを大きなテーマに、気になる情報を調べてみました。

本格的な秋の衣替えはいつ頃がベスト?

急な肌寒い日のお出かけ前に、慌てて秋物の長袖シャツやパーカーなどを探した経験はありませんか。気温の変化が激しい秋は、衣替えをいつするか、タイミングが難しいですね。そこで、本格的な秋の衣替えが、いつごろされているのか、目安は何かを調べてみました。

秋の衣替えのタイミングは約半数が10月と回答!

資料:メルカリプレスリリースより

本格的な秋の衣替えが、いつごろされているかの調査結果を見つけました。フリマアプリで知られている株式会社メルカリの2019年「衣替えに関する実態調査」です。

この調査結果によると、回答者の53.7%の方が「衣替えを実施するタイミングは10月」と答えています。回答者の約半数の方が10月に本格的な秋の衣替えをしているようです。

参考:2019年「衣替えに関する実態調査」株式会社メルカリ

2020年の衣替え前線は最低気温20度を目安に作成

家族全員の衣替えをする主婦の皆さんなどは、「いつごろ寒くなるのだろう?」と、季節の変わり目には、天気予報が気になりますね。

気象情報を配信するウェザーニュースは、秋の衣替え時期を「衣替え前線」として情報発信しています。

この「衣替え前線」は、ウェザーニュースがアプリ会員へアンケート調査をした結果から作成されています。今年の9月初旬にニュース配信された「2020年 衣替え前線」は、前年・2019年の秋に実施されたアンケート調査の回答から作成されました。

昨年のアンケート調査では、約半数の回答者が「最低気温が20度を切ると半袖から長袖に切り替える」という結果だったそうです。(株式会社ウェザーニューズ作成の「2020年 衣替え前線」注釈より抜粋・引用)

参考:「衣替え前線がゆっくり南下 東京は9月下旬までに長袖の出番あり」株式会社ウェザーニューズ

気温変化に困らない衣替え手順と収納法

夏から秋の衣替えシーズンは、秋の長雨や台風など、天候によって気温が変化が大きい時期です。急に肌寒くなる、暖かくなる気温の変化に困らないように、秋冬物をスムーズに取り出せる収納が理想ですね。できるだけ理想的な収納ができるように、衣替えの手順と収納法をご説明します。

衣替え手順その1:グループ分け

衣替えの最初のステップは、衣類のグループ分けです。衣類のグループ分けは、ノースリーブ、半袖、長袖など、着る季節ごとに衣類を分けることからはじめましょう。

季節でグループ分けした衣類は、秋冬に着る衣類としまう夏物衣類に、さらに分けてください。

秋冬に着る衣類は、お出かけ着と普段着など、着用するシーン、頻繁に着るか着ないかで分けておくと収納場所を決めやすくなります。

衣類のグループ分け手順
1. 季節ごとに分類
2. 秋冬に着る衣類としまう衣類に分類
3. 秋冬物の衣類は頻繁に着るか着ないかで分ける

衣替え手順その2:収納スペースの場所と広さを確認

衣類のグループ分けができたら、どの場所に、どれだけ収納するかを大まかに決められるように、ご自宅にある収納スペースの場所と、それぞれの広さを確認してください。

場所と広さの確認ができたら、グループ分けした秋冬に着る衣類と、来シーズンまでしまっておく衣類を量や取り出しやすさを考えながら、計画的に収納する場所決めをしましょう。

秋冬に着る衣類は、頻繁に着るか着ないかでも分けるとよいですね。頻繁に着る衣類は、着替え場所やお出かけ前に取り出しやすい収納場所を割り当ててください。

衣類の収納場所を決める手順
1. 収納スペースの場所と広さを確認
2. 着る衣類としまう衣類を量と取り出しやすさで場所決め
3. 秋冬物は頻繁に着るか着ないかで場所決め
4. 頻繁に着る衣類は取り出しやすい収納場所を割り当て

衣替え手順その3:”見つけやすい”を意識して収納

計画的に収納場所を決めたら、いよいよ収納開始です。ここでは、かさばりがちな秋冬物を取り出しやすくする、クロゼットの吊り下げ収納法と、必要な衣類を見つけやすくするカラーハンガーを使った色分け吊り下げ収納法をご説明します。

クロゼットは「衣類の丈・長さ」と「生地の厚さ」順に吊り下げる

コートやジャケットなど、秋冬シーズンは、吊り下げたい衣類がたくさんありますね。クロゼットに衣類を吊り下げるときは、丈の長さ順に並べて吊り下げましょう。

また、丈の長さが近い衣類は、さらに、生地の厚さ順に並べ替えると、その日の気温にあった衣類をみつけやすくなります。

他にも、丈の長さ順の吊り下げ収納にはメリットがあります。丈の短い衣類の下に空きスペースができ、別の衣類を収納するスペースが確保できますよ。

<吊り下げ収納のポイント>
・丈の長さ順に吊り下げ収納
・丈の長さが近い衣類は生地の厚さで、さらに並べ替え
・短い丈の衣類の下が別の衣類の収納スペースに

カラーハンガーを使った色分け吊り下げ収納法

家族全員のアウターやトップスを同じクロゼットに収納している方もいらっしゃることでしょう。この収納方法では、お子様などが、自分の服を見つけづらくなることがあります。

そんな問題を解決するのが、一目で自分の服がわかるカラーハンガーを使った、ハンガーの色分け吊り下げ収納法です。家族ごとにハンガーの色を決めて吊り下げると、お子様にも見つけやすくなります。

別シーズンの衣類も同じクロゼットに吊り下げ収納する場合は、別シーズンの衣類専用に、黒など目立たない色のハンガーを使う工夫をしてください。カラーハンガーと区別されるので、秋冬に着る必要な衣類だけが探しやすくなります。

<カラーハンガーで色分け吊り下げ>
・家族ごとに色を決めてカラーハンガーで色分けして吊り下げる
・別シーズンの衣類は黒など目立たない色のハンガーを使って区別する

収納ケースの中は仕切りを使う

秋の本格的な衣替えを機会に、収納ケースの中も使いやすく整理して収納しませんか。ハンカチや靴下、インナーなど、収納ケースにしまう衣類は、ケースの中で乱れやすく、見つけづらくなりがちです。

収納ケースの中をスッキリと見つけやすく整理するために、仕切り板や小物入れを使う方法をご説明します。

便利なブックエンドやアクリル仕切り板と小物入れ

収納ケースの中をスッキリさせるために使う仕切りに、ぴったりの便利なアイテムがあります。100円ショップなどに売っている小さなブックエンドや仕切り専用の透明アクリル板などです。また、仕切り板だけでなく、収納に便利な小物入れもあります。

ハンカチや靴下など、衣類の大きさによって使いやすいものを選びましょう。

夏物衣類…傷みづらくシワになりにくい収納法

本格的な秋の衣替えでは、秋冬衣類を取り出しやすく収納する作業のほかに、夏物衣類をしまう作業がありますね。来シーズンに着る夏物衣類は、シーズンが来たとき、すぐ着られるのが理想です。

素材が薄手の夏物衣類を来シーズンすぐに着られるように、傷みづらく、シワになりにくい収納法をご説明します。

トップスは1着ずつたたんでビニール袋に入れる

Tシャツやポロシャツなど、薄手のトップスは、たたんで1着ずつビニール袋に入れてしまう方法がおすすめです。

普段は食品を保存するために使っているチャック付きビニール袋のLサイズから大判サイズなど、衣類をたたんだ大きさより、少し大きめの袋を用意してください。

たたんだ衣類を袋入れするとき、衣類がシワにならないように入れましょう。

ビニール袋にたたんで入れることで、衣類どうしの擦れが防げ、シワになりにくくなります。

また、収納ボックスに入れるときは、ビニール袋に入った状態で、重ねず縦に並べて収納すると、見つけやすく取り出しやすくなります。

ボトムスは専用ハンガーで吊り下げる

夏物スカートなど、生地が薄手なため、たたんで収納すると強い折ジワがついてしまうことがありますね。強い折ジワがついてしまうと、来シーズンに着る前の、アイロンがけなど作業が大変になります。

ボトムスの折りジワ防止には、専用ハンガーを使った吊り下げ収納がおすすめです。折りたたんで収納した場合につきやすい、キツイ折りジワの心配もなく、シワになりにくく、見つけやすい、取り出しやすいというメリットがあります。

複数のハンガーを連結できるタイプのハンガーで吊り下げれば、省スペースで効率的に収納ができます。

夏物をしまう前の洗濯手順

夏物衣類の黄ばみや、においを防ぐには、いつも通りの洗濯ではなく、念入りに、衣類についた汚れや皮脂を洗い落とす手順が必要です。

黄ばみ防止

夏物衣類の黄ばみを防止するには、まず黄ばみの原因を衣類から落とす手順が加わります。黄ばみは、普通の洗濯で落ちきらなかった、皮脂汚れやせっけんが酸化したり、すすぎ不足、収納場所の湿気などが原因で起こりやすくなります。

黄ばみの原因をできるだけ落とせるよう、洗濯前に洗剤の直塗りや、つけおき洗いをしましょう。

黄ばみを防止する洗濯の手順
1. 衣類の洗濯表示を確認する
2. ワキや襟部分に衣類に適した洗剤を直接塗る
3. ぬるま湯に30分から2時間つけおき洗い
4. 衣類によって洗濯ネットに入れて普通に洗濯

衣類の洗濯表示を確認して、使用できるシミ用部分洗い剤や液体酸素系漂白剤を用意してください。黄ばみやすいワキや襟の部分に用意した洗剤を直接塗りつけます。

洗剤の直接塗りができたら、40度前後のぬるま湯に、洗濯1回分の酵素入り洗剤、適量の液体酸素系漂白剤を入れて、つけおき洗いをしてください。時間は30分から2時間が目安です。

つけおき洗いが終わったら、からまりやすいインナーなどは洗濯ネットに入れて普通に洗濯します。すすぎ不足にならないよう、衣類に適したすすぎ時間を設定しましょう。

黄ばみやすいワキや襟の部分についた皮脂汚れを洗剤の直接塗りで分解し、衣類全体の汚れや皮脂をつけおき洗いで分解します。できるだけ、黄ばみの原因を衣類から落として、夏物衣類の黄ばみを防止しましょう。

におい対策

黄ばみだけではなく、夏物衣類にはもう一つ大きな問題があります。それは、イヤな臭いがつくことです。

収納した夏物衣類にイヤなにおいがつくのは、雑菌の繁殖が原因。雑菌は、衣類に残った皮脂をエサにし、収納場所の湿気が多くなると繁殖します。

イヤなにおいを衣類につけないためには、雑菌のエサとなる、皮脂汚れを洗濯で落とす手順と雑菌の繁殖を防ぐ手順が加わります。

皮脂汚れを落とし、雑菌の繁殖を防ぐ洗い方の手順は下記の流れです。

雑菌の繁殖を防ぐ洗い方の手順
1. 衣類の洗濯表示を確認する
2. ぬるま湯に30分から2時間つけおき洗い
3. 衣類によって洗濯ネットに入れて普通に洗濯
4. 臭い防止用柔軟剤で仕上げ洗い

黄ばみ対策同様に、衣類ごとに酵素入り洗剤や液体酸素系漂白剤が使用できるかを確認します。

つけおき洗いの方法も黄ばみ対策と同様です。雑菌のエサになる皮脂を衣類全体から落としたら、臭い防止用の柔軟剤で仕上げ洗いをします。

まとめ

本格的な秋の衣替えに役立つように、衣替えをする一般的なタイミングと衣替えの手順、収納場所の決め方や収納法方法、夏物衣類のシワ防止収納法と、黄ばみやイヤな臭いを防ぐ洗濯手順をご紹介しました。

肌寒い秋冬を暖かな衣類で過ごしつつ、来年の夏は快適な衣類をすぐに着られるように、ぜひ参考にしてください。

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
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