【クイズ】マンションブランドとデベロッパーの組み合わせ、どれが 正しい?

マンションを探していると、さまざまなブランドやマンションデベロッパーの名前を目にします。今回は、意外と難しいマンションブランドとデベロッパーの組み合わせやマンションブランドやデベロッパーに関する豆知識をクイズ形式で出題。マンション購入や買い替えを検討中の人はもちろん、間取りを見るのが好きな人や建物に興味のある人もぜひ挑戦してみてください。

マンションブランドとデベロッパーとは?

そもそもマンションブランドとデベロッパーの関係性がよくわからないという人のために、まずはマンションブランドとデベロッパーの基本を解説します。

デベロッパーは開発を担う

マンション開発を手がけているのが、マンションデベロッパーです。マンションデベロッパーは、マンション用地を購入して、マンションの建設を建設会社に依頼して、マンションを販売することを主な業務としています。

マンションデベロッパーはその母体となる企業によって、「財閥系」や「鉄道系」、「ハウスメーカー系」などに分類されます。マンションデベロッパーと混同しやすい言葉で、「ゼネコン」がありますが、ゼネコンは総合建設会社のこと。マンション開発においては、デベロッパーの指示で、マンションの建設工事を行うのがゼネコンという位置づけになります。

デベロッパーごとにマンションブランドは存在する

マンションには「ライオンズマンション」や「ブリリア」、「パークホームズ」など様々なブランドが存在します。実はこのブランドは、各デベロッパーが有しているものです。

ブランド名を見れば、どこのデベロッパーが開発したマンションなのかがすぐわかるようになっていいます。

あなたは何個わかる? 「マンションブランドとデベロッパーの組み合わせ」クイズ

ではさっそく、マンションブランドとデベロッパーに関するクイズを出題します。
クイズの答えと解説は記事の最後をチェックしてくださいね。

【第1問】以下のうち、マンションブランドとデベロッパーの正しい組み合わせはいくつありますか?

・シティハウス ― 東京建物
・ブリリア ― 大京
・ブランズ ― 東急不動産
・ライオンズマンション ― 住友不動産
・プラウド ― 野村不動産
・パークホームズ ― 三井不動産レジデンシャル

【第2問】累計供給戸数トップの実績を誇るマンションブランドは次のうちどれでしょう。

・シティハウス
・ブランズ
・ライオンズマンション
・パークホームズ

【第3問】2018年全国分譲マンション売上戸数ランキング1位は次のうちどれでしょう。

・野村不動産
・三菱地所レジデンス
・住友不動産
・大京

【第4問】「世界一の時間へ」をキャッチフレーズとしているマンションブランドは次のうちどれでしょう。

・プラウド
・ブリリア
・シティハウス
・ライオンズマンション

【第5問】「一生ものに、住む。」をキャッチフレーズとしているマンションブランドは次のうちどれでしょう。

・パークホームズ
・ザ・パークハウス
・ブリリア
・シティハウス

全問正解できましたか? クイズの答えと解説

【第1問】以下のうち、マンションブランドとデベロッパーの正しい組み合わせはいくつありますか?

答え:3つ

解説:それぞれの組み合わせは以下の通りです。

・シティハウス ― 東京建物株式会社 →×

正しくはシティハウス ― 住友不動産

・ブリリア ― 大京 →×

正しくはブリリア ― 東京建物

・ブランズ ― 東急不動産 →○

・ライオンズマンション ― 住友不動産 →×

正しくはライオンズマンション ― 大京

・プラウド ― 野村不動産 →○

・パークホームズ ― 三井不動産レジデンシャル →○

 

【第2問】累計供給戸数トップの実績を誇るマンションブランドは次のうちどれでしょう。

答え: ライオンズマンション

解説:ライオンズマンションは、1968年、赤坂で誕生して以降数多く建設されてきました。累計売上は、34万7,479戸です(ライオンズマンション公式サイトより)。

 

第3問】2018年全国分譲マンション売上戸数ランキング1位は次のうちどれでしょう。

答え: 住友不動産

解説:正解は、2018年に7,377戸を販売した住友不動産でした。2位はプレサンスコーポレーションで5,267戸、3位が野村不動産で5,224戸、4位が三菱地所レジデンスで3,614戸です。

参考:株式会社不動産経済研究所発表の「全国マンション売上・事業主別供給戸数ランキング」

 

【第4問】「世界一の時間へ」をキャッチフレーズとしているマンションブランドは次のうちどれでしょう。

答え:プラウド

解説:野村不動産の「プラウド」のキャッチコピーが、「世界一の時間へ」です。

 

【第5問】「一生ものに、住む。」をキャッチフレーズとしているマンションブランドは次のうちどれでしょう。

正解:ザ・パークハウス

解説:ザ・パークハウスは三菱地所レジデンスが有する人気のマンションブランドです。

 

こんなに違う! マンションブランドの特徴を解説

あなたは何問正解できましたか? 全問正解できた人は、立派なマンションマニアかも!?

マンションブランドにはそれぞれデベロッパーが打ち出している特色があります。意外と知らないブランドヒストリーや特色を紹介します。

住友不動産「シティハウス」

住友不動産は、株式会社不動産経済研究所の調査によると、全国・首都圏で供給戸数6年連続1位を誇るマンションデベロッパーです。その中でも基幹となるブランドが「シティハウス」。シティハウスはハイクオリティな都市型集合住宅として、駅やビジネス・文化拠点への距離、生活にかかわる施設の充実度にこだわったブランドです。

大京「ライオンズマンション」

大京が提供する「ライオンズマンション」は、日本のマンションの先駆けともいえる存在。1975年にオートロックシステムを日本で初めて導入しただけでなく、今に至るまで住設メーカーとともに機能的かつデザイン性が高いオリジナルの設備を開発しています。長い歴史で培われた管理システムも持ち味の1つです。

東急不動産「ブランズ」

マンションだけでなくオフィスや商業施設、リゾートホテルなどの開発を手がける総合デベロッパー、東急不動産が提供するマンションブランドが「ブランズ」です。ブランズは東急不動産が培ってきた集合住宅の経験と知恵を結集して開発されているブランド。「人生を極める住まい。」というキャッチコピーにふさわしい洗練されたデザインのマンションを多数開発しています。

東京建物「ブリリア」

東京建物の「ブリリア」は、シンプルで上質な洗練された都市の暮らしが約束されたブランドシリーズ。専門家とともに、研究・議論・検証を繰り返されて開発されたブリリアシリーズは、住む人に洗練された安心できる人生を提供してくれます。

野村不動産「プラウド」

プラウドは、2002年に誕生した製造・販売・管理を一貫して行うことをモットーにしている野村不動産グループのブランド。販売だけでなくアフターサービスも重視しており、「お客様視線」を貫いています。

三井不動産レジデンシャル「パークホームズ」

三井不動産レジデンシャルのパークホームズは「経年優化」をキャッチフレーズに、時とともに価値が高まる住まいと暮らしを提供しているブランド。パークホームズシリーズは、デザイン性だけでなく安心・快適な暮らしを追求しており、三井不動産レジデンシャルが最も多く販売しているブランドです。

三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」

三菱地所レジデンスのザ・パークハウスは、「惚れる立地」と出会えるようにと、用地選定からこだわり抜いたマンションブランドです。品質、環境、住空間、安全へのこだわりを徹底しており、ハイクオリティの暮らしが期待できます。

まとめ

マンションを購入するときは、立地や価格、間取りを重視して選ぶ人が多いですが、実はブランドによってさまざまな特色が。

マンション選びの際は、ブランドに注目して設備や立地、デザインを比較してみても楽しいものです。慣れてくると、建物を見るだけでデベロッパーとブランドがすぐにわかるようになります。知るほどに深い、マンションの世界。あなたものぞいてみませんか?

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