新型コロナウイルスの感染拡大に基づく外出自粛により、テレワーク勤務を推奨する企業が急増しました。これまでの「会社に通う」スタイルから「自宅で働く」勤務形態を体験することとなり、職住近接よりも、郊外の落ち着いた住環境や広い居住空間を求める声が広がり始めています。そんな中で、20代の社会人はテレワーク経験に何を感じ、どのような希望を抱いているのでしょうか。

20代テレワーク経験者の住みたい環境は「郊外」よりも「都心」!

株式会社学情が、新型コロナウイルスの感染拡大やテレワークの推奨を受け、20代テレワーク経験者が思う住宅や働く環境に関するアンケートを実施。20代テレワーク経験者に住みたい環境を問うと「通勤・プライベート含めた便利さ重視で都心に住みたい」が33.1%、「どちらかと言えば通勤・プライベート含めた便利さ重視で都心に住みたい」が27.1%で、合わせて約6割が「都心」に住みたいと回答しています。

一方「家の快適さ重視で郊外に住みたい」が3.8%、「どちらかと言えば家の快適さ重視で郊外に住みたい」が21.1%で郊外派は合わせても24.9%にとどまり、20代は家の快適さよりも、都心へのアクセスの良さを重視していることが分かります。その理由としては「都心は家賃が高く、部屋は狭いけれど、どこに行くのにも便利」「アクセスが良い場所に住んだほうが、移動時間の無駄がない」「絶対に都心が良いわけではないが、友人の多い場所に住みたい」「郊外も魅力的だけど、ずっと都心に暮らしているので郊外に住む実感が持てない」などの声が寄せられました。

出典:株式会社学情「20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査(住宅・働く環境について)」

テレワークの普及で住宅を選ぶポイントが変化。デスクの設置や広さを重視

テレワークを経験し「自宅」に対する認識がどのように変化したか問うと「デスクを置くなど仕事をする環境を整えようと思った」が最多で48.9%、次いで「より広い部屋に住みたいと思うようになった」25.6%でした。テレワークを実施することにより、「自宅」の環境を整えたいと感じている20代が多いことが分かります。今後テレワークが定着していくと、都心に住みたいというニーズは変わらないものの、住宅を選ぶポイントは変化していくことが想定されます。
また「自宅以外のシェアオフィスなどで仕事をしたいと思うようになった」の回答は23.3%でした。理由として「自宅と仕事をする場所は分けたい」「『職場』に出社したほうが、メリハリがつく」「『職場』に出社したほうが気持ちを仕事モードに切り替えられる」といった声が挙がっており、今後、テレワークの定着と比例して、シェアオフィスの需要もニーズが拡がることが推察されます。

出典:株式会社学情「20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査(住宅・働く環境について)」

休暇を兼ねたリモートワーク「ワーケーション」に約半数が興味あり

旅行をしながら旅先で仕事をする「ワーケーション」について聞くと、「興味がある」と回答した人が29.3%、「どちらかと言えば興味がある」が18%となっており、半数弱の人がワーケーションに興味を持っていることが分かります。気分転換にワーケーションも活用するなど、より柔軟な働き方が増えていく可能性も考えられます。

出典:株式会社学情「20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査(住宅・働く環境について)」

まとめ

テレワークの普及により、郊外の戸建てでゆったりと暮らすスタイルの需要が伸びていると言われています。しかし、今回の調査結果を見ると、20代に関しては未だ利便性を重視し、郊外よりも都心での暮らしを好む人が多いことがわかりました。利便性はそのままに、家で仕事をしやすい環境をととのえたい人が多いようです。今まで以上に多くの時間を過ごすこととなった住まいに何を求めるか、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査(住宅・働く環境について)」
調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者491名(緊急事態宣言中にテレワークを実施した人は133名・実施していない人は358名)
調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
実施期間:2020年7月16日~20日
実施機関:株式会社学情

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社学情

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