「次世代住宅ポイント」期間延長を半数が知らず。交換対象の圧倒的人気は？

2020.06.15 ARUHIマガジン編集部

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新築住宅の購入や性能要件を満たすリフォームを行った人を対象に、さまざまな商品と交換できるポイントを発行する「次世代住宅ポイント制度」。新型コロナウイルスの影響により、ポイント発行申請期間が8月31日まで延長となっています。制度の周知やポイントの利用状況は、どのようになっているのでしょうか。

「次世代住宅ポイント」の交換期間延長を、約半数の人が知らず

株式会社丸辰が運営する次世代住宅ポイント交換商品カタログサイト「タクポ」が「次世代住宅ポイント」に関する調査を実施。次世代住宅ポイントの所有者に、ポイントを交換したか問うと、43.9％の人が「未交換」であると回答しました。
また、住宅購入・建築・リフォームの検討・実施状況を見ると、「検討しているが新型コロナウイルスの影響で延期している」と回答した方が住宅の購入・建築では32.7％、リフォームでは69.3％と、当初の予定が後ろ倒しとなっている人が多いことが明らかになりました。

「次世代住宅ポイント」を知っていると回答した人を対象に、新型コロナウイルスの影響によりポイント申請や商品交換期間が延長になったことを知っているか問うと「ポイント申請が8月末まで可能になったこと」は55.1％と半数以上の人が認知しているのに対し「商品交換期間が6月末から9月末まで延長になったこと」の認知度は44.9％にとどまる結果となっています。

次世代住宅ポイントに対する理解度は？

次世代住宅ポイントの適用期間延長に際し、新型コロナウイルス感染症対応のサイトを見て、制度についてどれだけ理解できたかを調査。次世代住宅ポイントがどのような制度かについては「理解できた」という回答者が27％、新型コロナウイルス感染症対応に関しては27.5％となりました。「やや理解できた」という人を含めるといずれも8割以上を占めますが、すべてを理解することは難しいとも言えそうです。　

新型コロナウイルス後の交換したい圧倒的人気は「空気清浄機」

次世代住宅ポイントは、さまざまな商品と交換することができます。得たポイントを何に使用したいのか、新型コロナウイルス問題を経験した今、何に交換をしたいのか尋ねたところ、最も「空気清浄機」が最も多く44.8％という結果に。以下「寝具・枕」が20.8％、「体温計」と「圧力鍋」が18％と続き、ステイホームに役立ちそうな商品が上位を占めました。